住宅ローン検索・比較・シミュレーション・申込みなら「イー・ローン」

新築購入をはじめ、住宅に関するさまざまな用途にご利用いただけるローン。
イー・ローンなら、あなたにあった住宅ローンを無料で検索・比較してお申込みいただけます。

  1. 金融機関

イー・ローンで住宅ローン選び!

住宅ローンとは、住宅や土地の購入などに利用できるローンで、住宅や土地を抵当・担保にします。主に銀行や信用金庫、労働金庫が提供しています。
住宅ローンの主な金利体系は、全期間固定金利、固定金利期間選択型、変動金利の3種類があります。全期間固定金利に比べて、変動金利は金利が低いことが一般的ですが、金利上昇リスクを考えて選ぶ必要があります。また、住宅ローンの借入期間は最長35年が一般的で、審査は借入時や完済時の年齢、勤続年数や年収、雇用形態などを基準に実施されます。
イー・ローンでは、日本最大級の住宅ローンデータベースの中から、新築や中古の住宅購入、借り換えなどの目的ごとに住宅ローンを一覧で比較できます。この住宅ローン一覧では、借入金額や借入期間、金利体系などの希望条件や、職業や年収などの融資条件による検索機能と、借入可能額や金利などによる並び替え機能を用意しています。また、人気の住宅ローンがわかるランキングも随時更新しています。イー・ローンを利用して、あなたにあった住宅ローンを探しましょう。さらに、住宅ローン選びに役立つ住宅ローン関連の金利推移を確認したり、FPからのアドバイスやシミュレーションを利用することもできます。

2024年10月の住宅ローン金利は?

イー・ローンに掲載している住宅ローンを対象とした、金利タイプ別の金利動向レポートです。
※各金融機関の適用金利や引下幅は、お申込内容や審査結果等により決定されます。

変動金利
イー・ローン掲載商品の10月の変動金利の最低金利は、0.300%(前月比+0.121)と前月から上昇しました。変動金利の基準金利は、7月末の日本銀行の利上げに伴い、メガバンクは3行とも2.625%※(同比+0.150)に引き上げました。基準金利の引き上げは実に17年ぶりとなります。なお、みずほ銀行は、新規借入分を2.475%(同比±0.000)に据え置きました。
メガバンクの2024年10月1日以降の新規借入分の変動金利(適用金利の下限)は以下の通りとなります。
・三菱UFJ銀行:0.345%(前月比±0.000)
・みずほ銀行:0.375%(前月比±0.000)
・三井住友銀行:0.625%(前月比+0.150)
三菱UFJ銀行は、基準金利を引き上げる一方で、優遇幅を大きくし、適用金利は前月と同じに据え置きました。みずほ銀行は、基準金利も優遇幅も据え置き、適用金利を前月と同じにしました。三井住友銀行は、基準金利を引き上げて優遇幅は変えなかったため、適用金利は0.625%(前月比+0.150)に上昇しました。各行それぞれ、対応が異なりました。

既存借入分の変動金利について、メガバンクでは12月、あるいは1月返済分からの適用になりますが、適用金利が上昇する場合でも、メガバンクでは返済額が5年間変わらないルールを適用しているため、負担額の増加は当面ありません。しかし、毎月返済額に占める利息の割合が高くなることで、元金の返済が遅れることに注意が必要です。
※都市銀行各行の中央値
固定金利
イー・ローン掲載商品の10月の固定金利の最低金利は、固定3年は0.800%(前月比±0.000)、固定5年は0.850%(同比±0.000)、固定10年は0.650%(同比±0.000)といずれも前月と変わりませんでした。
その背景としては、固定金利に影響を与えるわが国の長期金利(新発10年物の国債利回り)の9月の水準が、前月の8月とほぼ同じだったことが考えられます。ただ、メガバンクの対応は分かれました。
三菱UFJ銀行の適用金利(下限)は、固定3年0.890%(前月比+0.060)、固定10年1.110%(同比+0.060)、固定20年1.870%(同比+0.020)と、すべて引き上げました。
みずほ銀行は、固定2年0.950%(前月比±0.000)、固定3年1.000%(同比±0.000)、固定5年1.050%(同比±0.000)、固定7年1.250%(同比±0.000)、固定10年1.350%(同比±0.000)、固定15年1.800%(同比±0.000)、固定20年2.000%(同比±0.000)と、すべて前月の金利を据え置きました。
三井住友銀行は、固定5年1.400%(前月比-0.050)、固定10年1.700%(同比-0.050)、固定15年2.000%(同比±0.000)、固定20年2.200%(同比±0.000)としました。
フラット35
フラット35(借入期間21年以上、融資比率9割以下)の10月の最低金利は、9月の長期金利が前月と同水準であったこともあり、1.820%(前月比±0.000)と、前月から変わりませんでした。
フラット35には、家族構成と建て方等の組み合わせによるポイント数に応じて金利を引き下げる優遇制度が設けられています。家族構成では、夫婦の年齢や子供の数によってポイントが与えられます。また、新築住宅では、住宅の性能に応じて1~3ポイント、管理・修繕に関して、長期優良住宅は1ポイント、予備認定マンションは1ポイントとなっています。その他、地方自治体の支援がある場合のポイントもあります。これらの積算ポイントに応じて、金利が引き下げられます。
1ポイントごとに当初5年間-0.25%の優遇が受けられ、4ポイントで当初5年間-1.00%となり、5ポイント以上は1ポイントあたり6~10年目の5年間-0.25%の優遇が加わります(家族構成によるポイントがない場合は、4ポイントが限度)。
たとえば、フラット35の金利が1.820%の金融機関で借り入れをし、積算ポイントが4ポイントの場合、当初5年間の適用金利が0.82%(-1.00)に引き下げられ、6年目以降は1.820%が適用されることになります。

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中村 宏 (なかむら ひろし)

ファイナンシャル・プランナー。FPオフィス・ワーク・ワークス 代表。

教育出版社勤務後、2003年にファイナンシャルプランナーとして独立。「お客様のお金の不安を解消する」をモットーに、1,500件を超える個人相談、セミナー講師、雑誌取材、執筆・寄稿等を中心に活動。無料メルマガ「生活マネー ミニ講座」を配信中。著作 「自分のお金の育て方」(祥伝社)、「老後に破産する人、しない人」(KADOKAWA中経出版)。

2024年10月02日掲載

住宅ローン関連の金利推移

住宅ローンを学ぶ

住宅ローンの賢い借り方

ライフプラン別住宅ローンシミュレーション

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大林 香世 (おおばやし かよ)

ファイナンシャル・プランナー(CFPR)、一級ファイナンシャル・プランニング技能士、DCプランナー。

大学卒業後、教育系出版社に入社、教材・雑誌編集などを担当。その後、独立系FP会社を経て、2000年春より独立系FPとして、ライフプラン全般の相談業務や雑誌・HPのマネー系コラムの執筆などを行っている。

FAQ 住宅ローンの基礎知識

Q.1住宅ローンとは?
A.1

住宅ローンとは、原則として契約者本人が居住するための土地・建物の購入資金として利用するローンのことです。取得する土地・建物を担保に借り入れを行います。

住宅ローンを大きく分けると、民間金融機関が独自で提供している住宅ローンと、住宅金融支援機構が民間金融機関と提携して提供する「フラット35」、財形貯蓄をしている勤労者向けの公的融資「財形住宅融資」の3つがあり、現在は民間金融機関で提供している住宅ローンが主流になっています。融資期間は上限を35年以内と設定している商品が一般的で、融資金額は1億円以内の設定が多いですが、最近では2億円以内とする商品も増えています。金利体系は「変動金利型」「固定金利選択型(固定期間1年~30年など)」「全期間固定型」の主に3種類に分けられます。申込資格や資金使途、対象物件、諸費用などの融資条件は金融機関や商品によって異なるため、よく確認するようにしましょう。

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Q.2住宅ローンの使いみちは?
A.2

住宅ローンの使いみちは、原則として契約者本人が居住するための土地・建物の購入資金、既存の住宅ローンの借り換え資金です。また、住宅購入時・借り換え時の諸費用や、中古物件の購入時・借り換え時のリフォーム資金も上乗せして借り入れできる商品もあります。契約者本人が居住する場合でも、店舗兼住宅といった併用タイプの住宅や、借地上の建物、セカンドハウスなどの場合には、通常住宅ローンとして借り入れることができない可能性や、借り入れが可能な場合でも条件付きとなる可能性が高くなります。その他にも、金融機関や商品によって細かな資金使途が異なるため、それぞれの条件をきちんと確認しておきましょう。

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Q.3住宅ローンの審査とは?
A.3

住宅ローンの審査は、他のローン同様に金融機関によって独自の基準が設けられています。例えば、年齢や就業状況といった「契約者本人」に関する審査に加え、取得あるいは増改築する「物件」の両面から審査を行います。どの金融機関も具体的な審査基準は公表していませんが、一般的に審査のチェックポイントは「安定した収入」「他社での借入状況」「物件評価」などがあげられます。

契約者本人に関する項目
  • 住宅ローン完済時の年齢
  • 勤務先・雇用形態・勤続年数・年収などの就業状況
  • 他社借入件数・借入総額などの既存ローン状況
  • 団体信用生命保険に加入できること
など
物件に関する項目
  • 建築基準法に基づいて建築されていること
  • 店舗兼住宅やアパート併用タイプの住宅でないこと
  • 物件評価額が借入希望金額に対して基準を満たしていること
  • 床面積が一定以上あること
など

審査は一般的に「事前審査(仮審査)」と「本審査」の2段階で行われ、他のローンと比べると事前審査の申し込みから融資を受けるまでに時間がかかります。本審査に通過した後、契約書面を交わして契約成立となります。同時に、抵当権設定の手続きのため司法書士立ち会いのうえ、登記するための書類を提出することが必要です。最近では、事前審査が最短1日、本審査は数日と審査自体は迅速に行われる金融機関も増えてきています。しかし、実際に融資金が振り込まれるまでにはさまざまな手続きがあるため、余裕をもって対応しましょう。

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Q.4住宅ローンを選ぶポイントは?
A.4

住宅ローンを選ぶ際にまず検討すべきポイントは、どの金利体系にするかです。当面の返済額を抑えたい、将来的な金利上昇リスクを抑えたいなど、優先させたい内容を考えることが重要です。

住宅ローンの金利体系は、「変動金利型」「固定金利選択型(固定期間1年~30年など)」「全期間固定型」の3つに分けられます。金利は一般的に固定金利型に比べて変動金利型のほうが低く設定され、「変動金利型」→「固定金利選択型(固定期間1年~30年など)」→「全期間固定型」の順に高くなる傾向があります。「全期間固定型」は、契約時に設定された金利が完済まで変わりませんが、残りの2つは返済期間中に金利が変動します。長く低金利が続いている状況で、変動金利型を選ぶ人の割合は増えていますが、住宅ローンは借入金額が数千万円と大きく、借入期間も20年~35年程度と長くなります。そのため、変動金利型の場合、当初は金利の低いローンを選んだつもりでも、10年、15年と経過していくうちに金利が上昇し、結果的に返済総額が多くなる可能性もあります。返済計画を立てるときには完済までの金利上昇リスクも考えておくことが必要です。

金利体系の他にも、保証料や事務手数料など諸費用の確認も重要です。金利は低いものの諸費用を含む支払総額では高くなってしまう可能性もあります。また、団体信用生命保険の保障内容や、繰上返済の利便性などの商品性もしっかりと比較し、総合的に判断することが大切です。

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Q.5住宅ローンの返済シミュレーションは?
A.5

住宅ローンは一般的に借入金額が大きく、返済期間が長期となるローンです。場合によっては、住宅ローンの返済負担が大きく老後資金の準備ができなくなったり、リタイア後まで返済が続いたりしてしまうケースもあります。無理なく返済していけるよう、将来的な借り入れも想定しながら様々なパターンでシミュレーションをするようにしましょう。

返済額シミュレーション(元利均等返済)

  • 3,000万円を金利2.0%で35年間借り入れ
  • 3,000万円を金利1.5%で35年間借り入れ
  • 3,000万円を金利1.0%で35年間借り入れ
借入金額 金利(年率) 毎月返済額
(元金)
毎月返済額
(利息)
毎月返済額
(合計)
返済総額
(合計)
3,000万円 2.0% 49,378円 50,000円 99,378円 41,738,968円
3,000万円 1.5% 54,355円 37,500円 91,855円 38,579,007円
3,000万円 1.0% 59,685円 25,000円 84,685円 35,567,804円

このケースでは、金利が0.5%違うことで返済総額が300万円程度変わっていくことがわかりました。今回は金利タイプを全期間固定金利型としてシミュレーションしましたが、イー・ローンのシミュレーションでは変動金利型や当初固定+変動金利型などさまざまな金利タイプのシミュレーションを行うこともできます。

次に、金利2.0%で借り入れていたものを10年後に金利1.0%の住宅ローンに借り換える場合で、返済総額がどのように変化するかシミュレーションしてみましょう。

借り換えシミュレーション

  • 借り換え前(当初借入条件):3,000万円を金利2.0%で35年間借り入れ
  • 借り換え後:2,345万円(借り換え時借入残高)を金利1.0%で25年間借り入れ
借入金額 金利(年率) 毎月返済額
(合計)
返済総額
(合計)
借り換え前 3,000万円 2.0% 99,378円 11,925,360円
(10年間分)
借り換え後 2,345万円 1.0% 88,376円 26,512,838円
借り換え前後計 38,438,198円
借り換え前後比較 ▲11,002円 ▲3,300,770円

金利の低い住宅ローンへの借り換えで、毎月の返済額も返済総額も軽減されるシミュレーション結果となりました。借り換え前後の金利や、残存期間によって軽減効果は異なりますので、正確にシミュレーションをするようにしましょう。また、住宅ローンの借り換え時には諸費用がかかります。金融機関や商品により諸費用の金額は異なりますので、その点も考慮して最終的なメリットの有無を確認しましょう。

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