【2026年最新版】 カードローン探しにおすすめ! 人気のランキング 43社のカードローンを比較 (2026年4月8日更新)

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2026年3月のカードローンランキングを発表♪

資金使途が自由で契約した借入限度額内であれば繰り返し利用できるカードローン。
WEBで申込みから借り入れまで完結できたり、最短即日でお金が借りられたりと、それぞれに特徴があってとても便利ですよね。そんな便利なカードローンですが、さまざまなカードローンからいざ選ぶとなると、どれが良いのか迷ってしまう... このような方も多いのでは?そんなときはランキングがとても参考になりますよね。

イー・ローンでは前月実績をもとにした最新ランキングを毎月発表!カードローンを探す際には、ぜひ参考にしてください。

  • このランキングは、2026年4月8日 8:46時点のカードローンの「総合ランキング」をもとにして作成しています。「総合ランキング」の詳細については、「ランキングについて」をご覧ください。
  • 「みんなのクチコミ」に関する調査の概要は次の通りです。
    調査企画
    SBIホールディングス株式会社
    実査機関
    株式会社クロス・マーケティング
    調査対象
    株式会社クロス・マーケティングの「MotheR」登録モニター
    調査方法
    非公開型インターネットアンケート
    調査期間
    2024年5月21日(火) ~ 2024年5月27日(月)
    有効回答数
    4,364
    回答者の属性
    • 【性別】男性:48.95%、女性:50.85%、未回答:0.21%
    • 【年代】18~29歳:7.24%、30~39歳:24.29%、40~49歳:27.54%、50~59歳:27.52%、60歳~:13.41%
  • このランキングは、サービス選択時の参考情報を提供することを目的としており、ローン商品の商品性の優劣を示したり、イー・ローンとして特定の金融機関、ローン商品を推奨したりするものではございません。また、特定目的への適合性、正確性、完全性について保証するものではございません。

カードローンを扱う金融機関の種類とそれぞれの特徴は?

カードローンは主に銀行や信用金庫、信用組合、労働金庫、消費者金融が提供しており、金融機関の種類に応じてその特徴も異なります。一般的に、審査回答期間が短いのは消費者金融、金利(実質年率)が低いのは銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫とされています。消費者金融は申込みから融資まで30分以内に可能な金融機関も多く、お急ぎの場合に大変便利です。銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫は低金利で魅力的ですが、居住地や勤務地が営業区域内の場合のみ申込み可能としている金融機関が多いため注意が必要です。

金融機関の種類別にカードローンをまとめましたので、ランキングとあわせてカードローン探しにお役立てください。

カードローンの選び方のポイント

カードローンを利用したいと思ったとき、種類の多さから「どのカードローンを選べば良いのか」と迷う方も多いでしょう。自分に最適なカードローンは、何を重視するかによって異なります。カードローンの選び方のポイントや、カードローンを利用するうえで知っておきたいポイントを紹介します。

カードローンを選ぶ際のポイントをご紹介!

まずは、カードローンを選ぶ際の4つのポイントを解説するとともに、ポイント別に商品をピックアップします。

カードローンを利用する人が知っておくべきポイント

最後に、カードローンでお金を借りる際に気を付けたいポイントを紹介します。

返済の内容について確認しておこう

カードローンの返済は、大きく分けて次の2つです。

  • 約定返済:毎月決められた金額を返済することです。指定日に口座から自動で引き落とされるケースや、期日までにATMで自ら振り込むケースなどがあります。
  • 臨時返済:約定返済とは別に、好きなタイミングで借入残高の一部または全部を返済することです。「随時返済」や「追加返済」などと呼ばれることもあります。

特に約定返済では、契約したカードローンの返済期日・返済金額を把握しておかないと、「口座残高が足りず引き落とせない」「ATMでの手続きを失念していた」といった状況になりかねません。返済を延滞しないよう、返済方法をきちんと確認しておきましょう。

返済を延滞したらどうなるか確認しておこう

万が一にも返済を延滞してしまうと、「遅延損害金」が発生します。遅延損害金は、いわゆる延滞利息のことで、通常の金利よりも高く、返済が遅れれば遅れるほど金額が増えていくため注意が必要です。また、カードローンの利用に関する情報は、「信用情報機関」に登録されます。信用情報機関には、返済を延滞した情報も登録されるため、返済を延滞したカードローンだけでなく、その他のクレジットカードやローンの利用にも悪影響が生じることがあります。返済手続きに遅れ・漏れがないようにするためには、スマートフォンのカレンダーに返済期日や返済金額を入力しておくと良いでしょう。カレンダーをこまめに見る習慣がない方は、アラート通知を設定しておくと安心です。また、口座引き落としでの返済の場合は、口座残高が足りているか前もって確認するために、スマートフォンアプリを活用することがおすすめです。銀行の専用アプリを利用すれば、ATMに行かなくても、口座残高をすぐに把握できます。

まとめ

さまざまな商品のなかから次の4つのポイントを考慮し、自分の希望にあうカードローンを選びましょう。

  • 金利の低さ
  • 審査と融資のスピード
  • 限度額の大きさ
  • WEB完結での契約が可能

また、カードローンを利用する際は、「お金を借りたあと」のことも確認しておくことが重要です。事前に返済方法を確認しておくとともに、スマートフォンのカレンダーやアプリも活用して、毎月の返済を忘れないようにしましょう。

私が書きました

赤上 直紀 の写真

赤上 直紀 (あかがみ なおき)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士

元銀行員。おまとめローンでは、毎月の返済負担の軽減ができるので、ライフプランを組む上で重要な商品だと考えている。現在は、編集者として金融機関を中心に、ウェブコンテンツの編集・執筆業務を行う。

カードローンの基礎知識

カードローンのこれだけは知っておきたい!そんな基礎知識をまとめました。

カードローンとは?

カードローンとは、資金使途が自由で契約した限度額の範囲内で何度でも繰り返し借り入れをしたり約定返済以外でも随時返済したりすることができるローンのことです。

カードローンの特徴

借入方法が簡単
カードローンの借入方法は大きく分けて2種類あり、提携のATMから現金を引き出す方法と、インターネットや電話による手続きで指定口座にお金が振り込まれる方法があります。すぐに現金が必要なときはATMを利用し、口座の残高が不足するときはインターネットから指定口座への振り込み手続きをするなど、利用目的に合わせた借入方法が選択できます。
限度額の範囲内で何度でも借り入れができる
一般的な証書貸付では、一度融資を受けたら後は返済をするだけですが、極度方式貸付のカードローンは一度契約した限度額の範囲内で何度でも借り入れができます。お金が必要になる都度、借り入れの申込みをしていると時間がかかるため、繰り返し利用する可能性がある場合には、カードローンが便利です。
無担保無保証でお金の使いみちが自由
カードローンは、原則無担保無保証で借り入れができ、また、お金の使いみちが自由なことも大きな特徴です。ATMで現金を引き出して借り入れすることはできますが、クレジットカードとは違いショッピング決済のカードとして利用することはできません。しかし、一般的にクレジットカードのキャッシングやリボ払いよりも金利は低い傾向にあります。

カードローンの返済

約定返済
毎月決められた日に決められた金額を返済する方法です。返済方式は、残高スライド元利定額リボルビング方式が一般的ですが、これは借入残高に応じた額を毎月返済する方式です。
随時返済
手元資金に余裕ができたときに、追加で返済する方法です。主に以下の3つの方法があります。
  • カードを利用して提携ATMから随時返済を行う
  • 金融機関が指定した返済専用の口座へ振り込む
  • 事前に所定の手続きをして約定返済日に希望した金額を追加で返済する
一括返済
まとまった資金ができたときに、まとめて一括返済する方法です。返済方法は「随時返済」と同じです。

このようにカードローンは、借入方法が簡単で限度額の範囲内で何度でも繰り返し利用できる自由度の高さが最大の特徴です。また、毎月決まった「約定返済」、いつでも自由に返済できる「随時返済」、残金をすべて返済できる「一括返済」があり、返済方法の自由度の高さも特徴です。

カードローンの使いみちは?

カードローンの使いみちは原則自由です。教育ローンやマイカーローン(自動車ローン)は目的別ローンと呼ばれ、利用目的が限定されてしまいますが、カードローンは原則自由で、急な出費やライフスタイルにあわせて幅広く利用できます。ただし、事業性資金や投機目的資金としての利用は対象外としているケースがあります。

たとえば、冠婚葬祭や突然の病気、旅行中の車の故障など、急な出費や現金を持ち合わせていない時に、利用目的を問わずお金をすぐに借りることができるカードローンは、心強い味方になります。また、趣味や娯楽、資格取得や急な転勤の引越し費用などまとまったお金が必要になったときや、生活用品の購入に利用することもできます。

このように、目的を問わずさまざまな場面で利用できるカードローンは、自由度が高く生活のあらゆる場面で柔軟に対応できる便利なローンです。
ただし、便利だからといって使いすぎは禁物です。無理のない計画的な借り入れを心掛け、ご自分のライフスタイルにあわせて上手に使いましょう。

カードローンの審査とは?

カードローンの申込みをすると審査が行われ、金利や限度額などの契約条件が決定されます。ここでは、カードローンの審査のポイントについて解説します。

審査基準は、各金融機関が独自で規定しており公表されていません。しかし、各金融機関の商品概要などから重要視している審査のポイントがうかがえる場合があります。一般的に、審査のポイントは「安定した収入」「他社での借入状況」「個人信用情報機関の登録内容」です。

安定した収入
継続した安定収入があれば、パートやアルバイトの方でも申込みが可能な金融機関は多くあります。ただし、学生や専業主婦の方は申込みができない金融機関もあるので注意が必要です。パートやアルバイトよりも正社員や契約社員として働いているほうが転職リスクが低く、「継続した安定収入」という点で有利になるでしょう。また、勤続年数に制限がなくても「安定した収入」「継続した収入」を条件とする金融機関が多いため、勤続年数は長いほど有利になると考えられます。
他社での借入状況
審査では、まず現在の借入件数や借入残高、遅延の有無などの返済状況を確認します。その上で融資後の借入総額、年収に対する借入比率を考慮し返済能力を審査します。そのため、他社からの借り入れが多いと、審査が厳しくなる可能性が高くなります
個人信用情報機関の登録内容
金融機関は、加盟している個人信用情報機関に登録されたローンやクレジットカードの申込情報や契約内容、返済状況などの登録内容を確認します。個人信用情報機関に延滞履歴や破産などの事故情報が登録されていると審査は通らない可能性が高いでしょう。

審査にかかる期間は金融機関によってさまざまですが、銀行などでは1営業日~3営業日程度が一般的で、消費者金融などのノンバンクなら最短即日回答、中には30分で回答する金融機関もあります。

カードローンの返済額は?

カードローンの毎月の返済額は、借入残高に応じて変動させる残高スライド方式を採用している金融機関が一般的です。ここでは残高スライド方式で代表的な「残高スライド元利定額リボルビング方式」について説明します。

残高スライド元利定額リボルビング方式とは、借入残高に応じて元金と利息を合わせた毎月の約定返済額が決定する返済方式のことです。そのため借入残高に一定ラインを超える増減があると、約定返済額が変動します。適用となる借入残高は、主に返済日時点を採用するパターンと最終の借入後を採用するパターンがあります。

※返済額のイメージ
借入残高 返済額(元金+利息)
10万円以下 3,000円
10万円超~20万円以下 6,000円
20万円超~30万円以下 9,000円
30万円超~40万円以下 12,000円
40万円超~50万円以下 15,000円

実際には商品ごとの契約内容によって毎月の返済額が異なります。借り入れを検討している金融機関のホームページのシミュレーション等であらかじめ確認するようにしましょう。

カードローンに関するよくある質問

カードローンの特徴や金利は?申込条件にはどのようなものがあるの?カードローンの素朴な疑問にお答えします。

Q.1カードローンの申込条件にはどのようなものがありますか?
A.1

一般的に契約時の年齢条件を満たすこと、継続した安定収入があることなどがあります。条件を満たせばパートやアルバイト、専業主婦でも申込みは可能です。

申込みにあたって、詳細な条件は金融機関によって異なります。20歳以上、満65歳未満までなどと年齢制限を設ける金融機関がほとんどで、継続した安定収入があれば、パートやアルバイトでも申込みできる金融機関は数多くあります。また、専業主婦の場合は、配偶者の同意や配偶者に安定した収入があるかどうかが、ポイントになります。申込み後、審査によって借り入れの可否が決まりますが、安定した収入・継続した収入を条件とする金融機関が多いため、単発契約でのアルバイトなどの場合は、審査がやや厳しくなると言えるでしょう。

また、地方銀行や信用金庫の場合は、居住地や勤務地などが営業区域内であることを申込みの条件としているケースがあります。

Q.2カードローンを提供する金融機関とその特徴を教えてください。
A.2

大きく分けて「銀行」「信販会社」「消費者金融」の3種類があります。それぞれに特徴があり、金利水準、審査スピード、付帯サービスなどが異なります。

カードローンは、主に3つあります。都市銀行、地方銀行、ネット銀行などの「銀行カードローン」。銀行系列のクレジットカード会社や独立運営の信販会社の「信販会社カードローン」。それに加えて「消費者金融カードローン」です。

銀行カードローンは、申込みする銀行に自分の口座があり、すでに取引があれば、借り入れの際の安心感があるでしょう。現在は、ほとんどが来店不要でパソコンやスマホからの申込みが可能となっています。審査結果の回答には1~2日かかるのが一般的です。他の金融機関のカードローンに比べて、金利が低く抑えられていること、借入限度額が大きく上限が1,000万円の商品もあることなどが特徴です。

信販会社カードローンは、主に、銀行系列のクレジットカードを発行している信販会社や、独立運営の信販会社の取り扱いです。銀行カードローンより、やや金利は高めの設定になる傾向があります。返済実績に応じて適用金利が下がる、一定期間の利息をキャッシュバックするなど、独自のサービスを設けているところもあります。申込みはWEB完結で、審査結果の回答は最短で即日融資までは3日から1週間程度のところが多いです。

消費者金融カードローンの最大の特徴は、申込みから審査、融資までのスピードが速いことです。申込んでから審査結果がわかるまで最短30分で、即日融資を可能とするところがほとんどです。他の金融機関と比べて実質金利は高めで、利息制限法の上限金利が適用される場合があります(審査結果によって異なります)。借り入れから一定期間の利息が無料、提携キャッシュレス決済利用でポイントが貯まるなどの独自のサービスもあります。

Q.3カードローンの金利はどのように決まるか教えてください。
A.3

金利は大きく分けて2パターン「(1)あらかじめ借入限度額に応じて決められている」「(2)審査結果次第で決まる」と考えられます。

(1)あらかじめ借入限度額に応じて決められている

カードローンの金利は、上限を年20.0%までと法律(利息制限法)によって定められています。さらに借入金額によっても金利の上限が決められています。

借入金額金利の上限
10万円未満年20.0%
10万円以上 100万円未満年18.0%
100万円以上年15.0%

借入金額が大きくなれば、金融機関が設定できる金利の上限は下がってきます。

そのため、法的な借入金額と金利の上限をもとに、各カードローン会社では、独自に借入限度額に応じた金利を決めているところが多いと考えられます。法的な区分よりも細分化されており、借入限度額が高いほど金利は低く、借入限度額が少ないほど金利は高くなります。いったん審査で決定した借入限度額内であれば、利用金額に関わらず、決定した金利が適用されます。

(2)審査結果次第で決まる

おおむね、銀行カードローンは年1.0%~15.0%程度、信販会社カードローンは年1.7%~18.0%、消費者金融カードローンは年3.0%~18.0%で、いずれも幅があります。実際に適用される金利は、審査によって決まります。

審査で最も重要視されるのは、信用情報です。住宅ローンやマイカーローン、クレジットカードなどの借入状況をデータベースで調査し、借入金額や返済の遅延がないかを確認します。返済遅延などがあると、審査は厳しくなります。また、複数の会社からの借り入れがある場合も、審査が通りにくくなると考えられます。

その次に、継続して安定した収入があるかという点です。パートやアルバイトであっても、「継続して安定した収入」があれば、審査が通らないということにはなりません。ただ、正規雇用で年収が高ければ、金利条件は緩やかになると考えていいでしょう。

最終的には、借入金額に対して、返済能力がどの程度あるのかによって、適用金利は決まってきます。

Q.4クレジットカードのキャッシングとカードローンの違いを教えてください。
A.4

最大の違いは金利で、低金利なのはカードローンです。少額を一時的に借りるならキャッシングが便利ですが、ある程度まとまった金額を自由に使うのならカードローンと使い分けるといいでしょう。

クレジットカードの付帯サービスである「キャッシング」と、「カードローン」は、似ていますが、利用の仕方、返済方法、金利などに違いがあり、それぞれ使う場面が異なります。

クレジットカードのキャッシングは、クレジットカードを所有していれば、あらかじめ申込みや審査は不要で、必要な時にATMから必要な金額を引き出すことができます。クレジットカードの種類や保有者によって金額は異なりますが、クレジットカードには、ショッピング枠とキャッシング枠が設定されており、その範囲内で買い物をし、お金を借りることができます。ただ、注意が必要なのは、クレジットカードには総利用枠が決まっており、ショッピング枠が50万円、キャッシング枠が20万円だった場合、キャッシングで10万円借りると、ショッピングで使えるのは40万円までとなります。

このように、クレジットカードのキャッシングは気軽に利用できる半面、利用可能額は数十万円までとなっているため、ある程度まとまった資金が必要、という場合には不向きです。また金利も年15.0%~18.0%とカードローンよりも高く設定されているのが一般的なので、あくまでも少額で、翌月一回払いで返済できるような使い方が望ましいでしょう。返済はリボルビング払い(リボ払い)も選べますが、通常の買い物のクレジット払いと一緒の返済となり、何にいくら使い、いつまで返済が続くのかが把握しづらくなるので、注意が必要です。

カードローンもATMなどからいつでも現金を引き出せるのは同じで、あらかじめ借入限度額が設定されていますので、その範囲内で繰り返し使うことができます。返済は残高スライド方式のリボルビング払いが一般的で、所定の返済額が毎月指定の銀行口座から引き落としになります。また、随時ATMなどで返済することも可能です。

引っ越し費用や資格取得費用など、ある程度まとまった金額を異なる目的で利用し、毎月の返済を計画的に行うのなら、金利が抑えられているカードローンのほうが望ましいでしょう。

Q.5フリーローンではなくカードローンを選ぶメリットには何がありますか?
A.5

使い道が自由なのは同じでも、1度の契約で限度額内であれば複数回利用できるのがカードローンのメリット。使う目的が決まっていて、金利を抑えたいなら、フリーローンの利用がいいでしょう。

フリーローンは、主に銀行や信用金庫、信販会社が取り扱っており、カードローン同様に使い道は自由です(用途を申告する場合もあります)。カードローンとの大きな違いは、1回の審査で1度の借り入れのみという点です。

教育資金の不足分や車の購入費用など、フリーローンの使い道はさまざまですが、1回の審査で1度の借り入れですから、追加で借り入れをしたい場合は、改めて申込み、審査が必要になります。カードローンの場合は、審査から借り入れまでの期間が短く、1回の審査で借入限度額が決まります。その限度額の範囲内であれば、自由に繰り返し利用することができます

返済については、フリーローンでは、10年以内などと返済期間が決まっているため、計画的に返済を終わらせることができます。一方、カードローンには返済期間という考え方がありませんので、契約内容に応じた所定の金額を毎月返済していくということになります。

どちらにもメリット、デメリットがありますが、使う目的が決まっていて、金利を抑えて計画的な返済をしたいならフリーローン。違う目的で複数回利用する可能性があるならカードローン。というように使い方によって選ぶといいでしょう。

Q.6契約方法にはどのような選択肢があるか教えてください。
A.6

契約方法は、店頭窓口、郵送、WEB完結、自動契約機など、さまざまあり、金融機関によっても異なります。現在は、WEBで申込みから契約まで完結する方法が主流です。

金融機関によって契約方法は異なりますが、現在はWEB上で、申込み、必要書類送付、審査結果連絡、契約まで完結する方法が主流となっています。金融機関によっては、店頭窓口での手続きが必要なケースや、電話対応や郵送による手続きを可能とするケースもあります。

また、一部の銀行には行内にローン契約機が据え置かれており、窓口を通さず申込みをすることもできます。消費者金融では、自動契約機が置かれた無人店舗が各地に設置されています。

早く借りたいのであれば、24時間いつでも手続きができるWEBが便利です。操作方法がわからない、申込方法、契約条件などを詳しく聞きたい場合は、店頭窓口に行くのがいいでしょう。

いずれの場合も、本人確認書類が必要で、借入金額によっては(50万円以上など)、収入証明書が必要になりますので、事前に準備しておくとスムーズです。必要書類は金融機関によって異なり、送付方法も郵送、WEBから送付、スマートフォンアプリを利用など違いがあります。

Q.7カードローンでお金を受け取るにはどのような方法がありますか?
A.7

契約完了後、カードが発行され、提携ATMで利用することが一般的ですが、一部の金融機関では指定の銀行口座へ振込をしてもらうこともできます。最近は、スマホアプリをカード代わりにしてATM利用が可能になるなど、カードレス化も進んでいます。

一般的な方法は、契約完了後、郵送でカードが送られ、到着次第、提携のATMから現金を受け取ることになります。カード到着は、最短で3日程度となります。一部の金融機関では、自行の口座や指定の口座に、カード到着前に振込可能とするところもあります。また、カード発行はローン契約機・自動契約機でできる金融機関もあります。

最近は、スマートフォンアプリがカード代わりとして使えるようになり、一部の提携ATMで引き出すことも可能です。キャッシュレス決済機能のあるアプリに、直接借入金額をチャージできる金融機関もあります。カードレス対応の場合、会員番号の書類が送付されるケースもあります。

現金引き出しにかかるATM手数料は無料の場合も、月3回まで無料など回数制限する場合もあります。手数料がかかってしまうと、無駄な出費となってしまいます。手数料体系については、事前に確認しておくといいでしょう。

私が回答しました

伊藤 加奈子 の写真

伊藤 加奈子 (いとう かなこ)

ファイナンシャル・プランナー。

大学卒業後、リクルート(現リクルートホールディングス)に入社。不動産、住宅、マネー情報誌の編集者、マーケティングプランナーを経て2003年独立。フリーランスで各種媒体のエディトリアルアドバイザーを務める。2013年沖縄移住後は、各種WEBサイトに不動産、ライフプラン、マネープランに関するコラムの執筆を中心に活動中。

カードローンを借り入れるまでの流れ

使いみちが自由で、一度契約した限度額の範囲内なら何度でも借りられるカードローンは、銀行や信用金庫、消費者金融、信販会社などの金融機関で取り扱われています。カードローンの比較検討から借り入れまでの流れを確認しましょう。

希望条件を洗い出す

カードローンを比較検討する前に、希望条件を洗い出しておきましょう。

利用目的や借入希望額、借入希望時期、借入方法(口座振込、金融機関のATM、コンビニATMなど)、返済の条件(毎月返済可能な金額、返済期間)などを考えておけば、カードローンを比較検討する際のチェックポイントにすることができます。

カードローンを比較して選ぶ

借り入れの希望条件を洗い出せたら、各金融機関のカードローン商品の情報を集めて比較検討しましょう。

金利や借入限度額だけではなく、自分が必要な時期に借りられるか(借り入れまでに何日かかるのか)希望する方法で借りられるか(近くのATMなどを利用できるか)など、洗い出した条件と照らし合わせてチェックしていきます。
さらに、それぞれのローン商品の申込条件を確認します。年齢や収入、勤続年数、居住地などの申込条件に合わないローン商品は候補から外していきます。

カードローンの申込み

利用したいカードローン商品が見つかったら、申込み、審査を受けます。カードローンの申込みはWEB上で完結する商品が一般的ですが、電話やFAX、郵送、店頭、無人契約機などの申込方法を選べる商品もあります。申込みの際には、本人に関する情報(氏名、生年月日、住所、居住年数など)や勤務先、収入、他社からの借入状況、返済日や返済方法の希望などが問われます。また、申込時(商品によっては審査後)に、本人確認書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)の提出が求められます。

さらに借入希望額によっては、年収を証明する書類(前年の源泉徴収票、確定申告書の控えなど)の提出も求められます。個人がお金を借りる場合(リボルビング契約の借入枠を設定する場合も含む)には、貸金業法で「ある貸金業者から50万円を超えて借りるとき」「他の貸金業者から借りている分も合わせて100万円を超えて借りるとき」には、年収を証明する書類の提出が必要とされています。必要書類は、店頭への持参、郵送やFAXでの提出のほか、パソコンやスマホを利用してアップロードできる商品もあります。書類の不備や不足があると、審査や手続きが進まず、スムーズに借り入れできません。申込前に必要書類を確認し、用意しておきましょう。

審査結果は、メールや電話などで通知されます。審査結果の回答にかかる期間は、一般的に1日~3日程度ですが、30分~1時間程度で通知する金融機関もあります。金融機関によって違いはありますが、消費者金融のほうが銀行などの金融機関よりも審査回答期間は短めです。

カードローンの契約

審査に通過したら、限度額(極度額)や返済日などの内容を確認して契約します。

WEB完結の場合
アプリやWEB上で契約内容を確認します。契約の際に必要な書類は、デジカメやスマホなどで撮影した画像ファイルを、アップロードにより提出します。
郵送の場合
金融機関から送られる契約書類で契約内容を確認し、契約時に必要な書類がある場合は同封して、返送します。契約書類のフォーマットは、WEB上からダウンロードできる場合もあります。
店頭の場合
店頭で契約内容を確認し、契約書に記名・押印します。契約の際に必要な書類があれば、提出します。
カード発行・借入金の受取り
ローンカードが発行される場合
契約が成立すればローンカードが発行されます。カードは、店頭や無人契約機で受け取ったり、あるいは郵便や宅配便などで受け取ったりします。カードを受け取ったら、借入先金融機関のATMをはじめとして、その提携する金融機関やコンビニなどのATMで借り入れできます。カードを受け取る前に、指定した金融機関の口座に、借入金を振り込んでくれるサービスを行っている金融機関もあります。また、WEBやアプリから操作して、借入金を口座に入金して受け取ることができる商品もあります。
ローンカードが発行されない場合
最近は、カードを発行しないカードローンも増えています。
カード発行されない場合は、WEBやアプリから操作して、借入金を口座に入金して受け取ります。

入金されたら借入金をご自身の利用目的にあわせて使用しましょう。

私が書きました

大林 香世 の写真

大林 香世 (おおばやし かよ)

ファイナンシャル・プランナー(CFPR)、一級ファイナンシャル・プランニング技能士、DCプランナー。

大学卒業後、教育系出版社に入社、教材・雑誌編集などを担当。その後、独立系FP会社を経て、2000年春より独立系FPとして、ライフプラン全般の相談業務や雑誌・HPのマネー系コラムの執筆などを行っている。

カードローンお役立ち記事

お役立ち情報が満載のカードローンに関する記事を紹介します。

  • NEW 紫の背景の前で白いカードを持つ手

    他社借り入れがあってもカードローンは借りられる? 審査基準と通過のポイントを解説

    誰もが気になるローンのあれやこれや(第82回)
    紫の背景の前で白いカードを持つ手

    「すでに他社からの借り入れがあるけれど、別の金融機関で新たに借り入れることはできるのかな?」
    そんな疑問を持つ人は少なくないでしょう。
    結論からいうと、他社借り入れがあっても借りられるカードローンは存在します。ただし審査基準は金融機関ごとに異なりますので、より自分に合った金融機関を選択することが重要です。
    本記事では、他社から借り入れる際の注意点や、審査のポイント、審査に通らなかった場合の対処法などを解説します。

    他社借り入れがあっても借り入れは可能

    申込者に「十分な返済能力がある」と判断されれば、カードローンを扱っている会社の多くで、複数の借り入れがある状態でも審査を通過でき、融資を受けられます。

    日本信用情報機構(JICC)が公表している調査によれば、借入残高がある人のうち、約4割が複数の借り入れをしているという結果が出ています。

    この結果は、「1社から借りているからといって、即座に2社目が断られるわけではない」という事実を裏付けています。

    もちろん、借入件数が増えるほど審査のハードルが上がることは否定できません。しかし、これまで滞りなく返済を続けており、年収に対する借入額のバランスが適正であれば、2件目、3件目のカードローンを契約できるチャンスは十分にあるのです。

    他社から借り入れる前に知っておきたい借り入れの基本

    「基本」と書かれた積木が置かれた机

    他社借り入れには、いくつかのルールがあります。ここでは、他社借り入れに関する基本的な知識を解説します。

    借り入れの合計額は年収の3分の1まで

    日本の貸金業法では、過度な借り入れや貸しすぎを防ぐためのルール「総量規制」によって、年収の3分の1を超える貸し付けが禁止されています。

    従って、追加の借り入れをする場合は、総量規制を受けない範囲内で借り入れることになります。たとえ親族などが保証人になったとしても、年収の3分の1という上限を超える借り入れはできません。

    なお、総量規制は「貸金業者」を対象とした法律なので、銀行や信用金庫などの貸し出しは対象外ですが、各金融機関は、独自のルールで自主規制をしています。

    他社借り入れに含まれるもの・含まれないもの

    一口に他社借り入れと言っても、審査時に申告が必要な「他社借り入れ」に、含まれるものと含まれないものがあります。

    申告に必要な「他社借り入れ」に含まれる代表的なものは、消費者金融からの借り入れや銀行カードローンの借り入れ、信販会社のカードローン、クレジットカードのキャッシング枠での利用分、そして資金使途が自由なフリーローンなどです。

    一方で、他社借り入れに含まれないものには、公的機関からの融資や奨学金、クレジットカードのショッピング枠(買い物での利用分)、住宅ローンやマイカーローンといった「目的別ローン」などがあります。

    銀行カードローンは他社借り入れがあると審査が厳しい

    返済能力に見合わない貸し付けを防ぐため、どの金融機関も厳格に審査を行なっています。審査基準は金融機関によって異なりますが、その詳細は公表されていません。

    一般に銀行のカードローンは審査が厳しいとされており、他社借り入れがある人は、審査に落ちる可能性が高いと言われています。

    そこで、借り入れの状況や、希望する借入金額に合った借入先を選ぶことが大切になるわけです。

    複数社から借り入れるときの注意点

    複数のカードを手に悩む女性

    ここでは、複数社から借り入れる時の注意すべきポイントについて解説します。

    返済スケジュール管理が複雑になる

    金融機関によって借入金の返済日は異なるので、借入先が増えれば、お金の管理が難しくなります。また、返済手数料もかかるので、借りている件数が多いほど手数料負担も増えていきます。返済日をうっかり忘れて遅延すると、信用情報に影響が出ます。借入先は、管理できる範囲内に収めることが大切です。

    審査が不利になる可能性がある

    カードローンの審査では、主に申込者の返済能力が確認されます。他社借り入れが多い場合は、返済負担がそれだけ大きくなるので、審査に通過しづらくなる可能性があります。

    収入証明書の提出を求められる場合がある

    他社からの借り入れがある状態での申込みでは、返済能力をより正確に把握する目的で、収入証明書の提出を求められる可能性があります。

    通常、少額の新規借り入れであれば本人確認書類だけで済むこともありますが、借入金額が「1社から50万円超」、または「他社分と合わせて100万円超」に該当する場合は、収入証明書の提出を求められます。

    収入証明書には、源泉徴収票、直近の給与明細書、納税通知書、確定申告書などがあります。申込みに必要な書類は、多くの場合、金融機関のサイトなどで公表されているので、事前に用意しておくのがおすすめです。

    金利が高くなる可能性がある

    複数社から細かく借り入れることは、金利の面でも不利に働く場合があります。

    なぜなら、「利息制限法」が適用されるためです。利息制限法は、借入額に応じた上限金利を年15.0%〜20.0%の間で定めています。

    たとえば、1社からまとめて100万円を借りる場合は、上限金利が低く抑えられることが多いですが、10万円ずつ10社から借りる場合、それぞれの契約において法定上限の年18.0%や20.0%といった高い金利が適用される可能性が高くなります。

    その結果、借りている総額が全く同じであっても、複数社から借りているケースの方が、1社のみにまとめている場合よりも利息の支払総額が膨らんでしまうことがあるのです。

    各社の適用金利をしっかりと比較し、利息負担を最小限に抑えるためには、安易に件数を増やすべきか、あるいは今の借入先で完結させるべきかを冷静に判断してください。

    他社借り入れがあるときにローン審査に通過するためのポイント

    審査で不利に働く「他社借り入れ」。ここでは、他社借り入れがあるときにローン審査に通過するためのポイントを解説します。

    借入状況を正直に申告する

    申込時に、現在の借入金額を申告しますが、その際は、必ず正確な金額を申告しましょう。金融機関は審査時に信用情報機関へ照会を行うため、他社の利用状況などを隠すことはできません。万が一、虚偽の申告が発覚した場合、その時点で審査が通らないだけではなく、将来の借り入れにも不利になる可能性があります。

    また、申込時の単純な記載ミスでも虚偽申告と判断される可能性もあるため、申込ボタンを押す前に、現在のローン残高を会員ページなどで再確認。内容に誤りがないか、などをしっかりと確認したうえで申込みましょう。借入状況がわからない場合は、借入先へ問い合わせたり信用情報を照会したりすれば確認できます。

    借入希望額は最低限に設定する

    借入件数や借入希望額が大きい場合、高い返済能力が求められるので、審査を通過するのは難しくなります。それに対して借入希望額を最小限に留めれば、審査に通りやすいとされています。借入件数や借入額を圧縮できるので、現在借り入れ中のローンは可能な限り返済しておくことをおすすめします。

    同時申込みは避ける

    ローンの申込情報は信用情報に記録され、各金融機関の審査時の参考になります。複数の金融機関に同時に申込むと、その情報は各金融機関にわかるようになっています。結果「返済できない可能性が高い」と判断されて、審査に落ちてしまう可能性が高まります。同じ理由で、審査に落ちた場合、立て続けにほかの金融機関に申込むこともおすすめしません。

    返済シミュレーションで返済可能かチェックしておく

    無理なく返済できそうかどうか、申込前に、返済シミュレーションでチェックしておきましょう。多くの金融機関やローン比較サイトでは、返済シミュレーションサービスを無料で提供しています。

    イー・ローンでも、希望額や金利、返済期間を入力するだけで毎月の返済額を試算できるツールを用意しています。

    たとえば「カードローンのかんたん返済額シミュレーション」を利用した場合。

    「借入希望額=30万円」

    「返済期間=12ヶ月」

    「金利=15%」

    「ボーナス返済=0円」

    などとスライダーで設定するだけで、

    「返済総額=324,924円(元金300,000円・利息24,924円)」

    「毎月返済額=27,077円(元金23,327円)」

    と瞬時に返済額を算出、さらに詳しい条件でシミュレーションすることも可能です。

    また、各金融機関の公式サイトにある、年齢や年収、他社借入額を入れるだけで即座に審査の可否を判断してくれる「お借り入れ診断」などの簡易診断を利用するのも、審査落ちのリスクを減らすための有効な手段となります。

    【借入件数別】検討すべき借入申込先

    現在の他社借入件数によって、選ぶべき金融機関の種類は変わります。ここでは借入件数別に、利用しやすい借入申込先を紹介します。

    借入件数1件なら銀行・信用金庫

    現在借り入れをしている金融機関が1社のみで、遅滞なく返済ができているならまずは銀行や信用金庫のカードローンを検討してみましょう。

    銀行や信用金庫は消費者金融よりも金利が低い傾向があるので、金利負担を抑えられます。また、カードローンの他にもフリーローンや目的別ローンなど、種類が豊富なので、より有利な条件で借り入れられる可能性もあります。ただし、即日融資は行っていないケースが多く、急ぎの借り入れには向きません。

    借入件数2~4件なら大手消費者金融

    すでに2社以上の借り入れがあったり、「今日明日中に資金が必要」という急ぎだったりするケースであれば、大手消費者金融が有力な候補となります。

    大手消費者金融は、AIを用いたスコアリングシステムによってスピーディかつ画一的な審査を行うため、他社借り入れがあっても、返済能力の範囲内であれば柔軟に審査を通過できる傾向があります。

    またスマートフォンひとつで申込みから借り入れ、返済まで完結する利便性の高さも大きな魅力です。

    借入件数5社以上ならおまとめローン

    借入先が5社以上に及ぶような多重債務の状態であれば、「おまとめローン」の利用を最優先に考えましょう。

    「おまとめローン」とは、複数の金融機関からの借り入れをひとつの返済先にまとめられるローンのこと。ローンをまとめることで返済額や返済日の管理がしやすくなります。また、現在の平均金利よりも低い金利で借り直すことができれば、毎月の返済負担や利息総額を減らせる可能性があります。

    ただし、おまとめローンは追加の借り入れには対応していないので、借り入れが必要になったら、新規申込・審査が必要になります。

    審査に通過できなかった場合の対処法

    万が一審査に落ちてしまったら、どうすればいいのでしょうか。ここでは、審査に通過できなかった場合の対処法を解説します。

    信用情報を確認する

    まずは、信用情報機関に情報開示請求を行ない、情報を確認してみましょう。審査に落ちる原因の多くは、自分でも気がついていない「信用情報の傷」にあるからです。

    数日間の支払遅延や携帯電話料金の分割払いの滞納など、信用情報機関に登録された小さな延滞が理由となり、審査に通過できないケースは少なくありません。

    審査落ちの原因がわからないようなら、信用情報機関に情報開示請求を行い、自分のデータを直接確認してみることをおすすめします。もし遅延情報が残ってしまっているなら、無理に新しいローンを探すのは控え、まずは支出を徹底的に見直すか、ローン以外の資金調達手段を考えるのが現実的です。

    申込内容を見直す

    意外と多いのが、申込内容の不備やミスによる審査落ちです。年収の桁を間違えていたり、他社借入額を実際より極端に少なく書いてしまったりした場合、それが原因で審査に通らなかった可能性があります。

    改めて自分の提出した内容を振り返り、事実と相違がないか確認しましょう。もし借入希望額を高めに設定していたのであれば、次回はそれを半分以下に下げるなどの工夫も必要です。ただし、一度落ちた履歴は半年間残るため、再申込みは一定期間を空けてから行いましょう。

    借り入れ中のローンの利用限度額を増額する

    利用中のカードローンを遅延なく返済している実績があるなら、カードローンの増額申請という方法もあります。新規で1から信頼を築く他社よりも、既存の借入先の方が「この人なら枠を広げても大丈夫だ」と判断してくれる可能性があります。

    ローン以外で資金を確保する

    現金を工面する方法は、新たなローン契約だけではありません。例えば、すでに持っているクレジットカードのキャッシング枠の利用や、不用品をフリマアプリで売却して現金化するといった方法があります。また、即日払いの単発バイトなどの副業で収入を増やすのもひとつの手です。順調に資金を確保でき、現在、借りているローンを返済できれば、審査に通る可能性は高まります。

    どうしても足りない場合、家族や友人に相談して借りることも選択肢に入りますが、信頼関係を壊さないよう、必ず借用書を作成し、返済期限を明記した上で誠実に対応することが求められます。

    公的制度の利用を検討する

    新たな借り入れが難しく、日々の生活すら危うい状況であれば、迷わず公的制度の活用を検討してください。

    国や自治体が提供する「生活福祉資金貸付制度」や「総合支援資金」などは、低所得者や生活に困窮している方を対象に、非常に低い金利(または無利子)で融資を行っています。また、借金の返済がどうしても困難な多重債務の状態にあるなら、消費者ホットラインや「法テラス」などの専門機関に相談し、弁護士等の力を借りて任意整理や自己破産といった債務整理を検討することもあります。

    【注意!】審査の甘さを売りにした闇金業者を絶対に利用しない

    闇金業者は絶対に利用しないように気を付けましょう。

    貸金業の登録をせずに営業を行なったり、法外な金利で貸し付けたりする闇金業者は違法です。「審査が甘い」「誰でも借りられる」などと謳っている業者も要注意です。個人間融資など、トラブルに巻き込まれる可能性の高い融資方法にも手を出してはいけません。より借金が増えたり、犯罪に巻き込まれたりする可能性があるため注意してください。

    他社借り入れに関するよくある質問

    他社借り入れに関連するよくある疑問と回答を紹介します。

    借入状況は申告しなくても金融機関に把握されますか?

    個人の借入状況や過去の支払履歴はすべて信用情報機関に記録されており、ローン審査の際には必ずその情報が参照されます。

    したがって、申込書に他社借り入れのことを書かなかったとしても、審査の過程ですべて把握されると考えて間違いないでしょう。むしろ、申告漏れがあることで信用を失い、審査に落ちやすくなる可能性があります。申込みの際には、必ず正確な数字を正直に伝えましょう。

    審査が甘いカードローンはありますか?

    すべての正規の金融機関は、法律に基づいた適正な審査を行う義務があるため、誰にとっても「審査が甘い」といえるカードローンは存在しません。

    ただし、銀行に比べれば大手消費者金融の方が、独自の基準で幅広い層への融資を検討してくれる傾向はあります。他社借り入れがある場合には大手消費者金融のローンから検討し、自分の返済能力の範囲内で申込むのが現実的です。

    審査に落ちた原因を教えてもらえますか?

    原則としてすべての金融機関は、具体的な審査基準や審査落ちの理由を公表しません。

    審査に落ちてしまった場合は、支払履歴の見直しや、他社借入額が総量規制に引っかかっているかの確認を行ない、要因を自己分析する必要があります。その上で、状況を改善してから再挑戦するか、別の手段を検討するようにしましょう。

    まとめ

    他社借り入れがあっても、返済能力が認められれば複数のカードローンを併用することは可能です。しかし、借入件数や金額が増えるほど審査の難易度が上がり、毎月の管理や利息の負担が重くなることは理解しなければなりません。

    まずは可能な限り借入残高を減らし、借入先の数を最小限に抑えてから申込むのがおすすめです。もし借入額が増えすぎてしまったなら、おまとめローンを利用して借り入れ分を整理するといった対策も有効です。

    ご自身のライフプランに合った賢い借り方を選択し、無理のない返済計画を立てたうえで2社目以降の借り入れを検討しましょう。

    おまとめローンについてさらに知りたい方は、ぜひこちらのページもご覧ください。

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    手塚 裕之 (てづか・ひろゆき)

    2級ファイナンシャル・プランニング技能士

    都内ゲーム会社に12年勤務後、2018年12月にフリーライターとして独立。個人事業主としての開業を機に、金融・年金・不動産などのFP領域への関心を深める。毎年iDeCoと小規模企業共済の掛金を増額中。好きなものはふるさと納税。

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    これで安心!多重債務を防ぐカードローン活用術

    FPからのアドバイス(第1175回)
    Q物価が上昇して生活が厳しくなってきました。予定していた旅行はあきらめたくないので、カードローンを利用しようと考えています。多重債務になってしまわないか不安ですが、大丈夫でしょうか。(会社員 29歳)
    Aカードローンを利用したからといって多重債務になるわけではありません。無理のない返済計画を立て、生活を見直し返済が遅れないような仕組みを作るとよいでしょう。

    カードローンの多重債務とは?

    多重債務とは、複数の金融機関から借り入れを行い、返済が困難に陥っている状態のことです。カードローンは、融資限度額内であれば繰り返し利用できて使途が自由なため、冠婚葬祭やレジャーなどの急な出費にも対応できる利便性の高いローンです。その一方で、当初はすぐに返済しようと思っていても、返済が厳しくなると不足分を補うために新たなローンの借り入れを繰り返し多重債務に陥る危険性もあります。

    日本貸金業協会が2025年7月に発表した「データでみる貸金業界」によると、貸金業者からの無担保無保証の借入件数が5件以上の人は、2025年3月末で14.4万人ということです。長期では2007年3月末の171万人から大幅に減少していますが、短期間でみると2021年3月末の9万人からじわじわと増加しています。

    生活費の不足でカードローンを利用するケースも

    金融庁が2024年に発表した「貸金業利用者に関する調査・研究」によると、クレジットカード会社のキャッシング・カードローンの利用目的の上位は、「生活費の不足を補うため」が44.8%、「クレジットカード、ネットショッピングにおける後払い決済等の利用代金を支払う資金の不足を補うため」が31.8%、「欲しいものがあったが手元のお金が足りなかったため」が18.4%となっています。

    最近では物価上昇のスピードが速すぎて、やむを得ず生活費を補うためにカードローンを利用するケースも多いのではないでしょうか。カードローンは、きちんと返済していれば多重債務になる危険性は少ないものの、返済のため家計を引き締めることは必要です。まずは現在の生活費を見直し、無駄な浪費をしていないか、削れる出費はないかを確認しましょう。何度でも借り入れが可能だからといって気が緩まないよう、計画的な利用を心掛けましょう。

    返済遅延を防ぐための実践的な対策

    カードローンを利用する際には、確実に返済をする仕組みを作ることが重要です。返済遅延を防ぐための対策としては下記のようなものがあります。

    返済日リマインド

    返済が遅れると遅延損害金が発生し無駄な支出が増えますし、信用情報機関に遅延の記録が残ってしまい、住宅ローンやクレジットカードの審査に悪影響となる可能性があります。返済日はきちんと守ることが重要です。多くの金融機関がカードローン利用者にメール配信サービスを行っていたり、アプリによるプッシュ通知機能を提供していたりするので、返済の数日前や、前日に通知が届くように設定しておくとよいでしょう。普段使用しているスマホのカレンダーアプリ等のリマインド機能を活用してもよいでしょう。

    返済額の先取り貯金

    カードローンの返済日が近づいてきて、「返済額が残っていない」という事態を防ぐために、給与などの収入が入った時点で、返済額を先取り貯金しておきましょう。給与振込口座や生活費用の口座とは別に引落専用口座を作ってそこに入金しておけば、使い込みを防ぐことができます。毎月の返済額は無理のない金額にして確実に返済し、余裕のある月は臨時返済(繰り上げ返済)をして早めに完済するようにしましょう。

    自動引落設定

    カードローンの返済方法には、口座振込やATMからの返済等がありますが、忘れてしまうリスクもあります。確実に返済するためには先取り貯金をしていた引落専用口座から、自動引落にしておく方がよいでしょう。

    これらの返済を漏れなく行う仕組みを取り入れ、物価上昇に負けないよう生活を引き締めていきましょう。

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    福島 佳奈美 (ふくしま かなみ)

    ファイナンシャルプランナー(CFPR)。

    大学卒業後、情報システム会社で金融系SE(システムエンジニア)として勤務し、出産を機に退社。子育て中の2006年にファイナンシャルプランナー(CFPR)資格を取得する。その後、教育費や保険・家計見直しなどのセミナー講師、幅広いテーマでのマネーコラム執筆、個人相談などを中心に、独立系FPとして活動を行っている。

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    カードローンは在籍確認なしで借りられる?審査の流れやプライバシーへの配慮を解説

    誰もが気になるローンのあれやこれや(第81回)
    コールセンターでお客さま対応をするオペレーターの女性

    「会社に在籍確認の電話がかかってくると、みんなにカードローンを借りようとしているのがバレそうで不安だ」「在籍確認なしでカードローンを利用できる方法はないのだろうか」。そう思う人は少なくないでしょう。実際のところ、在籍確認なしでカードローンの審査が通ることはありません。もっとも、不安がる必要もないのです。在籍確認の方法には主に「電話」と「書類」の2つのパターンがあり、必ずしも職場に電話がかかってくるとは限らないからです。また、電話による確認が行われる場合でも、プライバシーには最大限の配慮がなされるため、周囲に気付かれる可能性は極めて低いといえます。
    本記事では、カードローンの在籍確認で知っておきたいポイントや具体的な内容、実施されるタイミング、そしてスムーズに審査を完了させるためのコツについて詳しく解説します。

    カードローンの在籍確認とは?

    カードローンの在籍確認とは、申込者が申告した勤務先に本当に籍を置いているのかを、金融機関が確認する審査手続きです。勤務実態を偽っていないかをチェックするだけでなく、継続的な収入の見込みを判断する確認の場ともいえます。もし、勤務先情報が虚偽であった場合、金融機関にとっては貸したお金が返済されない貸し倒れのリスクが高まるため、在籍確認が実施されるわけです。

    カードローンは在籍確認なしで借りられる?

    カードローンの審査において、在籍確認は必須の手続きです。そのため、どのような金融機関であっても、在籍確認の手続きそのものを完全に省略することは基本的にできません。

    審査では返済能力の確認が重視されるため、勤務先情報の裏づけ、つまり在籍確認が運用上求められるのです。またインターネット上の広告などで「在籍確認なし」という表現が使われている場合がありますが、その多くは「勤務先への電話連絡なし」という意味で使われています。つまり会社に電話をかける代わりに別の方法で確認を行うということであり、確認作業自体がなくなるわけではありません。実際には、書類による確認など、何らかの形で在籍を証明する手続きは必ず行われています。

    カードローンの在籍確認の方法

    電話と書類

    在籍確認には主に「電話連絡」と「書類提出」の2種類が存在しており、どちらの方法を採用するかは金融機関によって異なります。最近では、大手消費者金融を中心に、原則として電話連絡を行わず書類で完結させるケースも増えてきました。
    ここでは、電話と書類によるそれぞれの確認方法について解説します。

    電話

    電話による在籍確認は、カードローン審査における最も一般的な方法です。金融機関の審査担当者が、申込書に記載された職場の電話番号に直接電話を掛け、申込者の在籍実態を確認します。

    この方法では、必ずしも申込者本人が直接電話に出て、担当者と会話をする必要はありません。本人が外出中や会議中であっても、電話の応対をした職場の人が「○○はただいま席を外しております」「本日はお休みをいただいております」といった回答をすれば、在籍していることが分かるので、在籍確認は完了します。

    一方、個人情報保護の観点から、外部からの電話に対して在籍情報を開示しない企業の場合などは、書類提出などの代替手段で実施されることがあります。

    書類

    書類による在籍確認は、申込者が勤務先に在籍していることを証明できる公的な書類を提出することで完了します。

    一般的に、「社会保険証」、直近の「給与明細書」、前年度の「源泉徴収票」、会社が発行する「在籍証明書」などが審査書類として認められています。この書類提出による確認は、勤務先への電話を避けたい方や、個人情報保護が厳しい職場に勤める方にとって、便利な選択肢といえるでしょう。

    ただし、すべての金融機関が最初から書類提出のみで対応しているわけではありません。銀行カードローンの場合は依然として電話を基本としているところも多いため、申込前に公式サイト等で確認しておきましょう。

    カードローンの在籍確認の具体的な内容

    電話で在籍確認が行われる際、どのような会話がなされるのでしょうか。それを知っておけば、過度に不安を抱える必要はなくなります。ここからは、在籍確認の具体的な内容について、シチュエーション別に見ていきましょう。

    申込者本人が出た場合

    申込者本人が直接電話に出た場合は、簡単な本人確認が行われます。氏名や生年月日を尋ねて本人であることを確認するのが一般的で、業務の内容や年収、借入希望額といった詳細な質問をされることはほぼありません。「お勤め先に間違いありませんか」「こちらの職場で現在も働いていらっしゃいますね」といった確認程度で完了します。

    職場の人が出た場合

    本人が不在で同僚や上司が電話に出た場合であっても、在籍確認は成立します。担当者が「○○さん(申込者)はいらっしゃいますか」と問い合わせた際、応対した人が「外出しております」「ただいま席を外しております」「本日はお休みをいただいております」といった応答であれば、その職場に在籍していることが確認できるからです。

    在籍確認のよくある不安と安心ポイント

    手のひらにスマイルマークが乗っている画像

    在籍確認を巡って最も懸念されるのは「職場の人に借金がバレるのではないか」という点でしょう。ここでは、多くの方が抱く不安を解消するための安心ポイントを整理して解説します。

    在籍確認はプライバシーに配慮した方法で実施される

    金融機関の担当者は、電話をかける際に社名を名乗らず、個人名で連絡を入れるのが一般的です。

    したがって、周囲の同僚や上司が電話の取り次ぎをしたとしても、それがカードローンの申込みに関する連絡だと気づかれる心配はほとんどありません。

    また、本人以外が電話に出た場合、担当者がカードローンや審査の内容について具体的な話をすることはありません。万が一、電話の用件を聞かれた場合でも、「個人的な用件ですので、またこちらからおかけ直しします」といった具合に、曖昧な返答に留めます。

    在籍確認は金融機関の営業時間内に実施される

    電話による在籍確認は、金融機関の営業時間内かつ申込者の勤務先の営業時間に合わせて実施されます。

    申込みのタイミングによっては申込当日に電話がかかってくることもあります。一方、勤務先の休業日直前に申込みをすると、確認ができるのは休み明けの次の営業日まで延期されることになります。その結果、審査完了までに時間がかかる可能性があるため注意が必要です。

    パートやアルバイトでも在籍確認は実施される

    パートやアルバイトとしてカードローンに申込んだ場合であっても、正社員と同様に在籍確認は必ず実施されます。確認方法や内容も正社員の場合と変わりはなく、金融機関の担当者が個人名で勤務先へ電話をかけ在籍の事実を確認します。

    シフト制で勤務日が不定期である場合、あらかじめ出勤日時を金融機関へ伝えておくと、よりスムーズに確認が進みます。

    派遣社員の場合は派遣元の連絡先を申告する

    派遣社員の方がカードローンに申込む際、勤務先として申告するのは「派遣元企業(登録している派遣会社)」の連絡先です。

    実際に働いているのは派遣先企業であっても、雇用契約を結んでいるのは派遣元企業だからです。

    ただし、派遣元企業によっては、個人情報保護の観点から、外部からの在籍確認に対して在籍情報の開示に慎重な場合もあります。その際は、事前に派遣会社の担当者に在籍確認の電話がある旨を伝えておくか、書類提出による確認を相談することをおすすめします。

    在籍確認が実施されるタイミングと審査の流れ

    在籍確認が行われるタイミングを把握しておけば、落ち着いて審査に臨めるようになります。

    ここでは、一般的な申込みから融資実行までの流れに沿って、具体的なタイミングについて解説します。

    1. 申込み

    カードローン利用のスタートは、インターネット、電話、店舗窓口からの申込みから始まります。申込時には、氏名や住所などの本人情報のほか、勤務先情報、年収などの基本情報を申告します。この段階で、運転免許証やマイナンバーカードといった本人確認書類の提出も求められます。Web申込みであれば、スマートフォンで撮影した画像をアップロードするだけで手続きが完了します。

    2. 仮審査

    申込みが完了すると「仮審査」が始まります。申告された年収や勤務先情報、信用情報機関への照会結果などをもとに、融資可能かどうか初期判断が行われます。

    仮審査は主にコンピューターによる自動スコアリングシステムで実施されるため、比較的短時間で結果が出ます。仮審査を通過すると次の本審査へと進みますが、この時点では、まだ在籍確認は実施されません。

    3. 本審査と在籍確認の実施

    仮審査を通過すると、「本審査」へと進みます。

    金融機関の担当者が申込者の勤務先へ電話をかけ、実際に在籍確認をします。在籍確認が無事に完了し、並行して行われている他の審査項目(書類の不備チェックなど)もクリアすれば、本審査は完了です。書類提出による在籍確認の場合は、金融機関の指示に従って必要書類を提出します。

    4. 審査結果の通知

    本審査が完了すると、審査結果がメールや電話で通知されます。審査に通過した場合は、「実際に借りられる金額(利用限度額)」や「適用される金利」といった具体的な契約条件も合わせて提示されます。

    提示された条件を確認し、問題がなければ正式な契約手続きに進みます。

    5. 契約手続き

    Web契約の場合は、オンライン上で契約条項を確認し、電子署名で同意すれば手続きが完了します。

    郵送契約の場合は、自宅に届く書類に署名・捺印をして返送します。契約が完了するとローンカードが発行されるか、あるいは指定口座への振込融資が可能になります。

    6. 融資開始

    契約完了後は、借り入れが可能になります。ローンカードを受け取った場合は、提携ATMから現金を引き出すことができます。

    また、振込融資を希望する場合は、会員専用ページや電話から振込依頼を行えば、指定の口座に入金されます。即日融資に対応している金融機関であれば、申込んだその日のうちに借入が可能になるケースもあります。

    在籍確認で落ちるケースと回避策

    カードローンの審査では在籍確認が重要な判断材料となるため、この段階でつまずくと審査に落ちてしまう可能性があります。ここでは、在籍確認が理由で審査に落ちる主なケースについて解説します。

    虚偽申告をした

    申込時に勤務先や年収などの情報を偽って申告した場合、在籍確認の段階で発覚するため審査に落ちる原因になります。

    虚偽申告が発覚した場合、その場での審査落ちが決まるだけでなく、金融機関からの信用を失うことになり、将来的に住宅ローンやマイカーローンを組むことも困難になる可能性もあります。必ず現在の正確な情報を申告しましょう。

    連絡先の内容に不備があった

    申込時に記載した勤務先の電話番号に誤りがあると、在籍確認が完了できないので審査には通りません。番号を間違えて入力した場合や、既に使われていない古い番号を申告した場合、金融機関の担当者が何度かけても電話が繋がらず確認作業が進まないからです。申込前には必ず勤務先の正確な連絡先を確認しておきましょう。また、些細な入力ミスが審査落ちに繋がる可能性もあるため、申込確定ボタンを押す前には、名刺や公式サイトなどで連絡先を慎重に確認しましょう。

    在籍確認が取れなかった

    電話は繋がったものの、何らかの理由で在籍確認が取れなければ審査を通過できません。在籍確認がとれない主な原因は、勤務先の方針で個人情報の開示に応じていなかったり、夜間営業など特殊なシフトで日中の電話対応が難しかったり、部署が変更になった、就職して間もないなど、周囲の人に認知されていない場合などでしょう。例えば、前述したように会社側が「お答えできません」と回答を拒否してしまった場合や、夜間営業の店舗で日中は誰も電話に出ないといったケースが該当します。こうした事態が予想される場合は、書類提出での確認に切り替えられないか、事前に金融機関へ相談してみましょう。

    カードローンの在籍確認をスムーズに完了させるポイント

    どうすれば在籍確認がスムーズに完了するのでしょうか。在籍確認を滞りなく済ませるための具体的なポイントを4つご紹介します。

    つながりやすい電話番号を申告する

    勤務先の情報を書く際は、会社全体の「代表番号」だけでなく、自分の部署の直通番号や内線番号を併せて伝えておくのがよいでしょう。

    特に大企業の場合、代表番号は取り次ぎに時間がかかったり、部署まで正確に回してもらえなかったりするケースも考えられます。そこで、あらかじめ金融機関側に「内線○○番までお願いします」などと伝えておけば確認作業がスピーディに完了することが期待できます。

    周囲の人へ電話があることを伝えておく

    可能であれば、事前に「電話があるかもしれない」と同僚や上司などに伝えておくと安心です。

    この時、正直にカードローンの審査だと言う必要はありません。「金融機関から電話があるかもしれない」と伝えることで、プライバシーを守りながら取り次ぎをお願いしやすくなります。また、周囲が状況を把握していれば「○○は本日出勤しております」「席を外しております」といったスムーズな対応が期待できます。

    時間指定をする

    金融機関によっては、申込者の希望する時間帯に合わせて電話をかけてくれるサービスを提供しているところもあります。自分が確実に在席している時間帯を指定すれば、直接、自分が電話に出ることができるし、取り次ぎの手間も省けます。

    特に外回りが多い営業職や、シフト制で勤務している方は、出勤日や在席時間を明確に伝えておくと安心です。ただし、すべての金融機関が時間指定に対応しているわけではないため、申込時に確認しておきましょう。

    不安がある場合は事前に相談する

    どうしても会社に電話してほしくない特別な事情があったり、職場の個人情報保護方針が厳格で対応が難しかったりするケース、シフト制で出勤日が不定期など個別の事情がある場合は事前に金融機関に相談してみましょう。多くの金融機関では、顧客の状況に応じて書類提出による確認への切り替えや、電話のかけ方について柔軟に対応しています。また、相談は申込前でも受け付けているため、気軽に問い合わせることをおすすめします。

    まとめ

    カードローンの在籍確認は、申告内容の正確性と返済能力を裏付けるための、金融機関にとって欠かせない重要な手続きです。確認そのものをなくすことはできませんが、その手法や配慮を知ることで、周囲に知られないような対策を取ることは可能です。

    もし、現在の職場の環境で電話対応が難しいと感じているのであれば、まずは「原則電話連絡なし」を掲げている金融機関の比較検討から始めるのがおすすめです。

    在籍確認は、必要な手続きを正しく理解すれば、過度に不安を感じるものではありません。ご自身の状況に合った確認方法を選び、適切な準備を整えることで、スムーズにカードローンの利用を開始しましょう。

    カードローンの利用についてさらに知りたい方は、ぜひこちらのページもご覧ください。

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    手塚 裕之 (てづか・ひろゆき)

    2級ファイナンシャル・プランニング技能士

    都内ゲーム会社に12年勤務後、2018年12月にフリーライターとして独立。個人事業主としての開業を機に、金融・年金・不動産などのFP領域への関心を深める。毎年iDeCoと小規模企業共済の掛金を増額中。好きなものはふるさと納税。

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  • カードとスマホを持つ女性

    物価高時代の「つなぎ資金」としてのカードローン活用術

    FPからのアドバイス(第1170回)
    Q物価高で支出が増えたと思っていたら、冠婚葬祭が重なり、さらに自宅のトイレが故障。いよいよやりくりが大変になってきました。収入の範囲内での生活を心がけてきましたが、当面のピンチを乗り切るためにカードローンの利用を考えています。無理のない利用方法を教えてください。(40代 会社員)
    A現在の家計の状況を把握して、無理のない返済額・期間で返済計画を立てた上でカードローンを利用されるとよいでしょう。カードローンで一息ついたら、物価高で膨らんだ支出を見直し、家計を立て直しましょう。

    物価高が家計を圧迫。急な出費も重なって

    物価上昇が続いています。賃上げのニュースも目にしますが、物価高による支出増に収入増が追い付いていないと感じている方も多いのではないでしょうか。物価高で支出が増え、さらに住宅設備の故障など避けられない出費があっては家計も苦しくなりますね。

    利用を検討されているカードローンは、使い道が自由で、融資限度額内であれば繰り返し利用できるローンです。銀行や信用金庫、労働金庫、消費者金融などが提供しています。審査期間が「最短即日」等と短く、WEB上で手続きが完了する商品もあり、必要なときに素早く利用できるのが大きなメリットです。

    借りやすいからこそ、家計をチェックし計画的に

    ただし、借りやすいからこそ借りすぎに注意して、計画的に利用することが大切です。

    ローンを利用すると、物価高で厳しい家計の支出に「ローン返済」が加わります。

    まずは最近の家計の状況(収入・支出、貯蓄額、その他のローンの返済額等)を洗い出しましょう。家計簿をつけていなくても、銀行等の通帳で、給与の振り込み額、公共料金や保険料などの口座引き落とし額、生活費などの現金引き出し額は確認できます。クレジットカードの利用明細や、電子マネー等の利用履歴もスマホやパソコンで確認しておきましょう。

    返済できる金額から借入可能額を検討する

    家計の状況が把握できたら、収入から支出を差し引いて、残る金額の中から、ローン返済に回せる金額を計算します。イー・ローンの「カードローンのかんたん借入可能額シミュレーション」では、毎月返済額と期間、金利、ボーナス返済額から、借入可能額を試算することができるので、無理なく返済できる借入額を検討されるとよいでしょう。

    表1のように、返済期間が同じなら、毎月返済額が多いほど多くの借り入れが可能になります。

    表1:借入可能額の試算例

    毎月返済額(円) 返済期間(月) 金利 借入可能額(円)
    10,000 12 15% 110,793
    20,000 12 15% 221,586
    30,000 12 15% 332,379

    イー・ローンの「カードローンのかんたん借入可能額シミュレーション」にて筆者試算

    なお、カードローンは手数料無料で臨時返済ができるので、家計にゆとりができたら多めに返済する、まとめて返済するといった方法も選べます。

    ほかの条件が同じなら、短期間で返済したほうが、利息負担を少なく抑えることができます。

    物価上昇に合わせて家計も見直して

    家計のピンチを乗り切る手段としてカードローンは有効ですが、あくまで一時的な解決方法です。目の前のピンチをローンで乗り切ったら、返済しつつ、家計の見直しも行いましょう。

    以前と同じようなお金の使い方をしていても、物価上昇により支出額は増えています。あらためて支出の内容を見直す必要があるでしょう。「無駄遣い」「なくても困らない」と思える支出はないでしょうか。公共料金や通信料金、生命保険などはプランの見直しで大きな節約効果が生まれる場合があります。

    「収入の範囲内」で生活できるように、物価上昇に合わせて家計を見直していきましょう。

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    大林 香世 (おおばやし かよ)

    ファイナンシャル・プランナー(CFPR)、一級ファイナンシャル・プランニング技能士、DCプランナー。

    大学卒業後、教育系出版社に入社、教材・雑誌編集などを担当。その後、独立系FP会社を経て、2000年春より独立系FPとして、ライフプラン全般の相談業務や雑誌・HPのマネー系コラムの執筆などを行っている。

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  • カードを持ってスマートフォンを操作する男性

    カードローンの審査は思ったより厳しい?

    FPからのアドバイス(第1166回)
    Q物価の高騰が続き、やりくりに苦労しています。今のところはなんとかなっていますが、いざとなればカードローンを利用しようと考えています。カードローンの審査は厳しいですか?今のうちから準備できることや、知っておくべきことがあれば教えてください。(会社員 28歳)
    Aスマホひとつで手軽にお金が借りられるイメージのあるカードローンですが、審査はシビアです。いざという時に「借りられなかった」と慌てないために、審査のポイントを確認し、今のうちからできることをしておきましょう。

    カードローンの審査で見られているポイント

    「来店不要、保証人不要のWeb申込みで最短即日貸付」といった広告などにより、スマホひとつで手軽にお金が借りられるイメージのあるカードローン。しかし、誰でも簡単にお金が借りられるわけではありません。大手消費者金融などの審査通過率は、一般的に3割程度。つまり、10人申込んでも7人は審査に落ちてしまうのが実態なのです。

    カードローンの審査の目的は、主に2つあります。ひとつは申込者の返済能力を確認すること、もうひとつは信用情報に問題がないかを確認することです。カードローンの審査基準は金融機関ごとに異なり、内容も公開されていませんが、おもに属性情報と信用情報が確認されます。属性情報とは、勤務先、雇用形態、勤続年数、収入など申込者に関する情報のことです。信用情報とは、クレジットカードやローンの申込み・返済の履歴などのことです。過去に返済が遅れたり、複数のローンに同時に申込んだりしている場合は、審査に通りにくくなったり、金利が高くなったりする場合があります。

    自身の信用度を知る方法のひとつとして、クレジット・ガイダンス情報の開示請求をする方法があります。クレジット・ガイダンスとは、個人の信用度を数値化し、閲覧できるサービスです。クレジット・ガイダンス情報の開示は、インターネットまたは郵送で請求することができます。気になる人は確認してみるといいでしょう。

    余裕のあるうちに行動しておく

    「いざとなったらカードローンを利用しよう」と考えていると、家計が切羽詰まってから申込むことになります。焦っていると、書類不備などのミスが起きやすくなります。また、審査落ちを恐れて短期間に複数の会社へ申込むと、かえって審査に通りにくくなってしまいます。

    そこでおすすめしたいのが余裕のあるうちに申込みをしておくことです。カードローンは、審査の際に定められた利用可能枠(限度額)の範囲内であれば、繰り返し借り入れが可能な商品です。借り入れをしなければ利息は発生しません。

    時間的な余裕があれば書類の不備などを減らせますし、いくつかの商品を比較して、より自分に有利な条件のカードローンを選ぶこともできます。家計にも余裕があることで審査に通りやすくなります。余裕があるうちに審査に通っておけば、本当にお金が必要になったとき、カードローンを使うべきか、それとも家計を見直して乗り切るべきかを冷静に判断することができます。選択肢が増えることで、その後のマネープランにも大きな差が出ることでしょう。

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    宮野 真弓 (みやの まゆみ)

    ファイナンシャル・プランナー(CFP(R))、一級ファイナンシャル・プランニング技能士。

    大学在学中にFP資格を取得。証券会社、銀行、独立系FP会社を経て独立。忙しくても無理なく実践できるメリハリ家計を提案するママFP。 ライフプラン全般の相談業務や家計簿診断、ライフプランセミナー講師、FP資格取得講座の講師として活動中。 学校での金銭教育にも注力している。

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難しいカードローン用語をフィーチャー!

難しいローン用語を分かりやすく説明したローン大辞典から、カードローンに関する用語を週替わりで6つピックアップします。

  • しんようきょうよ 信用供与

    信用供与とは、主としてクレジット会社や消費者金融会社が、申込者に対してクレジットの利用を認めることをいいます。与信ともいいます。

  • ぎんこうけいくれじっとかーど 銀行系クレジットカード

    銀行系クレジットカードとは、一般的には、銀行または銀行の子会社が発行するクレジットカードのことをいいます。信販系クレジットカード、流通系クレジットカードなどと区別する際に用いられます。特徴としてはATM手数料の優遇やキャッシュカード一体型機能を付帯した種類もあること、また銀行の窓口サポートが受けられることなどが挙げられます。

  • かしきんぎょうきょうかい 貸金業協会

    貸金業協会とは、貸金業規制法により設立された社団法人をいいます。47都道府県ごとに一箇所置かれ、その区域内の貸金業者を会員としています。加入は貸金業者の任意です。業務としては、利用者からの苦情・相談受付のほか、貸金業規制法や金融庁のガイドラインなどの法令を業者に遵守させるための指導や、ヤミ金などの違法業者などに関する相談やアドバイスなども受け付けています。

  • うぇぶめいさい web明細

    web明細とは、請求明細の郵送を停止し、インターネットで利用明細(請求金額など)を安全に確認することができるシステムのことをいいます。ペーパーレスで環境にやさしいサービスとして、多くの企業が取り入れており、なかにはweb明細書での請求書発行にした場合、ポイントや割引などの特典を受けられるサービスもあります。

  • くれじっとすこありんぐ クレジットスコアリング

    クレジットスコアリングとは、統計的モデルに基づいて企業又は個人の信用度を点数化し、融資可否を迅速かつ中立的に判断するシステムをいいます。クレジット申込者の属性情報(年齢・居住状況・勤務形態・年収など)、信用情報機関による既存借入金額・件数などの情報をもとに、支払可能レベルを予測しその信用度合いに応じて信用供与(与信)するという手法です。コンピューターシステムによる自動与信が一般的です。スコアリングシステムともいいます。

  • かしだおれひきあてきん 貸倒引当金

    貸倒引当金とは、売掛金や貸付金などの金銭債権について、その回収が困難であると予測された場合に、貸倒見込額を事前に「貸倒引当金繰入額」として損失計上し、金銭債権から貸倒見込額を控除するための引当金をいいます。クレジット会社は、「与信」企業であるため、未収金の発生は避けられず、貸倒引当金は売掛金に対するリスクに備えての積立金といえます。事業に関する債券は貸し倒れ引当金として計上されますが、返済できる可能性が高いと判断される預貯金、保証金、敷金、手付金などは対象にならない為注意が必要となります。

ローン大辞典