住宅ローン関連の金利推移

住宅ローン関連の各金利の推移をグラフで確認!
また、イー・ローンに掲載している住宅ローンの金利変動に関する簡易レポート「金利動向短信」を毎月掲載します。

  • 銀行変動金利
  • フラット35最低金利
  • 基準割引率および基準貸付利率
  • 旧公庫融資基準金利
  • 長期プライムレート
  • 金利推移の金利の出典は、以下の通りです。
    銀行変動金利
    「日本銀行」の「金融経済統計月報」(※2023年2月まで)。
    2023年3月からは、同基準(都市銀行各行の変動金利型の基準金利の中央値)でのイー・ローンによる調査。
    フラット35最低金利
    「住宅金融支援機構」の「【フラット35】借入金利の推移」
    基準割引率および基準貸付利率
    「日本銀行」の「基準割引率および基準貸付利率(従来「公定歩合」として掲載されていたもの)の推移公表データ一覧」
    旧公庫融資基準金利
    「住宅金融支援機構」の「旧公庫融資基準金利の推移」(※2020年2月まで)
    長期プライムレート
    「日本銀行」の「長・短期プライムレート(主要行)の推移」

2024年5月の金利動向短信

イー・ローンに掲載している住宅ローンを対象とした、金利タイプ別の金利動向レポートです。
※各金融機関の適用金利や引下幅は、お申込内容や審査結果等により決定されます。

変動金利
イー・ローン掲載商品の5月の変動金利の最低金利は、0.169%と前月から変わりませんでした。なお、銀行の変動金利の基準金利は前月と同じ2.475%※です。メガバンクの変動金利(適用金利の下限)も、前月と変わらず、三菱UFJ銀行は0.345%、みずほ銀行は0.375%、三井住友銀行は0.475%としています。
日本銀行は、2024年4月下旬に金融政策決定会合を開きましたが、3月に決めた政策を維持しました。そのため、短期金利は変わらず、住宅ローンの変動金利にも影響は及びませんでした。なお、会合後の記者会見において、日本銀行の総裁は、円安の進行によって基調的な物価上昇率に無視できない影響が発生した場合は、金融政策の変更もあり得るという主旨の発言をしました。今後の賃上げや物価上昇率の動き次第では、年内にも利上げが実施されるかもしれません。実際に実施されると、住宅ローンの変動金利の引き上げにつながる可能性があります。
※都市銀行各行の中央値
固定金利
イー・ローン掲載商品の5月の固定金利の最低金利は、固定3年は0.650%(前月比±0.000)、固定5年は0.700%(同比±0.000)、固定10年は0.600%(同比±0.000)と、いずれも変わりませんでした。
4月中旬以降、米国では、インフレが収束する兆しを見せないことから利下げ観測が後退して長期金利が上がりました。その影響などにより、日本の長期金利(新発10年物の国債利回り)も上昇しました。メガバンクの5月の固定金利も上がりました。三菱UFJ銀行の適用金利(下限)は、固定3年は0.810%(前月比+0.060)、固定10年は1.060%(同比+0.080)、固定20年は1.890%(同比+0.040)と、すべて上がりました。みずほ銀行も、固定2年0.950%(前月比+0.050)、固定3年1.050%(同比+0.050)、固定5年1.100%(同比+0.050)、固定7年1.350%(同比+0.100)、固定10年1.500%(同比+0.100)、固定15年2.000%(同比+0.100)、固定20年2.150%(同比+0.100)と、すべて上げました。三井住友銀行は、固定5年は1.450%、固定10年1.700%、固定15年2.060%、固定20年2.250%としました。
※メガバンクでは、固定金利として、(1)「借り入れ当初の固定期間の金利の引き下げ幅が大きくして、その後の引き下げ幅は小さいプラン」と(2)「借り入れから完済までの全期間にわたって金利の引き下げ幅が一定のプラン」を提示しています。従来、この記事においては、三菱UFJ銀行とみずほ銀行は(1)の金利、三井住友銀行は(2)の金利を掲載してきましたが、三井住友銀行が複数の固定期間について(1)の金利の公表を始めたため、今回よりメガバンク3行とも(1)の金利を掲載いたします。
フラット35
フラット35(借入期間21年以上、融資比率9割以下)の5月の最低金利は、1.830%(前月比+0.010)とやや上昇しました。
固定金利と同じように、4月の長期金利の動向の影響により、前月からやや上昇しました。
フラット35の新機構団信制度(団体信用生命保険)には、「ペア連生団信」(夫婦連生団信)という仕組みがあります。これは、フラット35を夫婦で利用し、片方が主債務者、他方が連帯債務者となる場合に、いずれかが死亡または所定の身体障害状態となった時に、住宅の持ち分や返済割合にかかわらずフラット35の返済が不要となる仕組みです。ただし、この仕組みを利用すると、借入金利に年0.18%が上乗せになり、返済負担が重くなります。
ペア連生団信を利用せず主債務者のみが団体信用生命保険に加入した場合、連帯債務者が死亡、もしくは所定の身体障害状態になった時も返済は免除されません。共働き等で収入合算を利用される場合には、よく検討されるとよいでしょう。

私が書きました

中村 宏 の写真

中村 宏 (なかむら ひろし)

ファイナンシャル・プランナー。株式会社 ワーク・ワークス代表取締役。

教育出版社勤務後、2003年にファイナンシャルプランナーとして独立。「お客様のお金の不安を解消する」をモットーに、1,500件を超える個人相談、セミナー講師、雑誌取材、執筆・寄稿等を中心に活動。無料メルマガ「生活マネー ミニ講座」を配信中。著作 「自分のお金の育て方」(祥伝社)、「老後に破産する人、しない人」(KADOKAWA中経出版)。

2024年05月08日掲載

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2024/05/22 03:31現在

過去の金利動向短信

過去の金利動向レポートです。
※各金融機関の適用金利や引下幅は、お申込内容や審査結果等により決定されます。

2024年4月

変動金利
イー・ローン掲載商品の4月の変動金利の最低金利は、0.169%と前月比-0.081%でした。なお、銀行の変動金利の基準金利は前月と同じ2.475%※です。メガバンクの変動金利(適用金利の下限)は、前月と変わらず、三菱UFJ銀行は0.345%、みずほ銀行は0.375%、三井住友銀行は0.475%としています。
日本銀行は、2024年3月の金融政策決定会合で、2016年1月から続けてきたマイナス金利を解除しました。これにより、金融機関が保有する日本銀行の当座預金の一部に-0.1%のマイナス金利が適用されることがなくなりました。この政策変更によって、住宅ローンの変動金利に影響が及ぶことも想定されましたが、メガバンクの4月の変動金利は、前月と変わりませんでした。その背景には、今回の日本銀行の決定に、「政策金利(短期金利:無担保コールレート<翌日物>)を0.0%~0.1%程度で推移するように促す」など、メガバンクの変動金利水準に直接影響を与える短期プライムレート(1年未満の貸し出しの基準金利)の上昇を起きにくくする内容になっていたことがありそうです。
今後は、年内の日本銀行の利上げの有無、また、利上げの時期が注目されます。
※都市銀行各行の中央値
固定金利
イー・ローン掲載商品の4月の固定金利の最低金利について、固定3年は0.650%(前月比+0.332%)、固定5年は0.700%(同比+0.052%)、固定10年は0.600%(同比±0.000%)となりました。
日本銀行は、3月の金融政策決定会合で、長期金利(新発10年物の国債利回り)の上限の目安を1.0%とした政策も撤廃しました。ただし、長期国債をこれまでと同程度の金額で買い入れ、長期金利を一定の水準に維持する政策は継続するとしています。
3月の長期金利に大きな変動が見られなかったことから、メガバンクの4月の固定金利も大きな変動はありませんでした。三菱UFJ銀行の適用金利(下限)は、固定3年は0.750%(前月比+0.010%)、固定10年は0.980%(同比±0.000%)、固定20年は1.850%(同比-0.040%)としました。みずほ銀行は、固定2年0.900%(前月比+0.100%)、固定3年1.000%(同比+0.050%)、固定5年1.050%(同比+0.050%)、固定7年1.250%(同比+0.050%)、固定10年1.400%(同比±0.000%)、固定15年1.900%(同比±0.000%)、固定20年2.050%(同比+0.050%)と、固定10年、15年以外はやや上げました。三井住友銀行は、固定2年は1.40%(前月比+0.100%)、固定3年1.600%(同比±0.000%)、固定5年1.650%(同比±0.000%)、固定10年1.690%(同比-0.100%)としました。
フラット35
フラット35(借入期間21年以上、融資比率9割以下)の4月の最低金利は、1.820%(前月比-0.020%)とやや下落しました。固定金利と同じように、3月の長期金利の動向に伴い、前月からの大きな変動はありませんでした。
住宅ローンを利用するときは、ほとんどの場合で団体信用生命保険への加入が条件になっていますが、フラット35については、健康上の理由その他の事情で新機構団信制度(団体信用生命保険)に加入しなくても利用することができます。その場合の借入金利は、新機構団信付きフラット35の借入金利(通常、公表される金利)から0.2%を差し引いた金利が適用されます。なお、契約者に万が一のことがあった時は、債務を返済する義務が残ります。相続が発生したときは、債務を相続した人が返済することになるため、あらかじめ注意が必要です。
2024年04月03日掲載

2024年3月

変動金利
イー・ローン掲載商品の3月の変動金利の最低金利は、0.250%と前月比+0.081%でした。なお、銀行の変動金利の基準金利は前月と同じ2.475%※です。メガバンクの変動金利(適用金利の下限)は、前月と変わらず、三菱UFJ銀行は0.345%、みずほ銀行は0.375%、三井住友銀行は0.475%としています。
日本銀行が2024年3月18日・19日に開く金融政策決定会合で、マイナス金利を解除するかどうかに注目が集まっていますが、植田総裁は2月29日に、2%の物価目標の持続的、安定的な達成が見通せる状況にはまだ至っていないと述べ、賃金の動向などを見極める考えを示しました。マイナス金利が解除されると、各銀行の変動金利の基準金利は変わらなくても、引き下げ幅が縮小し、実際の適用金利が変わる可能性があります。引き続き、日本銀行の金融政策の動向に関心が高まります。
※都市銀行各行の中央値
固定金利
イー・ローン掲載商品の3月の固定金利の最低金利について、固定3年は0.318%(前月比±0.000%)、固定5年は0.648%(同比+0.010%)、固定10年は0.600%(同比±0.000%)となりました。
メガバンクについて、三菱UFJ銀行の適用金利(下限)は、固定3年は0.740%(前月比+0.100%)、固定10年は0.980%(同比+0.120%)、固定20年は1.890%(同比+0.140%)と、すべて上げました。みずほ銀行は、固定2年0.800%(前月比+0.050%)、固定3年0.950%(同比±0.000%)、固定5年1.000%(同比±0.000%)、固定7年1.200%(同比±0.000%)、固定10年1.400%(同比-0.050%)、固定15年1.900%(同比-0.050%)、固定20年2.000%(同比-0.050%)と、固定期間によって対応が分かれました。三井住友銀行は、固定2年は1.30%(前月比+0.050%)、固定3年1.600%(同比±0.000%)、固定5年1.650%(同比±0.000%)、固定10年1.790%(同比±0.000%)としました。
2月後半の長期金利(新発10年物の国債利回り)に目立った動きがなかったため、その影響を受ける3月の住宅ローンの固定金利にも大きな変動はありませんでした。
フラット35
フラット35(借入期間21年以上、融資比率9割以下)の3月の最低金利は、1.840%(前月比+0.020%)と、2023年11月以来、4ヶ月ぶりにやや上昇しました。
フラット35は、独立行政法人住宅金融支援機構が民間金融機関と提携して提供していることから、政府の予算措置によって、所定の要件を満たせば一定期間借入金利を引き下げるさまざまなメニューが用意されています。たとえば、子育て世帯や若年夫婦世帯を対象にした「【フラット35】子育てプラス」、省エネルギー性・耐震性などを備えた質の高い住宅を取得する人を対象にした「【フラット35】S」、中古住宅の購入と合わせて一定の要件を満たすリフォームを実施する人を対象にした「【フラット35】リノベ」などがあります。
2024年03月05日掲載

2024年2月

変動金利
イー・ローン掲載商品の2月の変動金利の最低金利は、0.169%と前月比-0.121%でした。なお、銀行の変動金利の基準金利は前月と同じ2.475%※です。メガバンクの変動金利(適用金利の下限)は、前月と変わらず、三菱UFJ銀行は0.345%、みずほ銀行は0.375%、三井住友銀行は0.475%としています。
2024年1月22日・23日の金融政策決定会合で、日本銀行はマイナス金利を解除せず、政策金利(短期金利)は変更されなかったため、住宅ローンの変動金利も変動はみられませんでした。
ただし、2024年の春季労働交渉の結果がわかる3月中旬頃に「はっきりとした賃上げが続く」と確認できれば、マイナス金利解除の判断が後押しされる可能性があります。今年前半の金融政策会合の日程は、3月、4月、6月に予定されており、市場では、4月までにはマイナス金利が解除されるのではないかと予想されています。
※都市銀行各行の中央値
固定金利
イー・ローン掲載商品の2月の固定金利の最低金利について、固定3年は0.318%(前月比±0.000%)、固定5年は0.638%(同比+0.020%)、固定10年は0.600%(同比+0.100%)となりました。
メガバンクについては、対応が分かれました。みずほ銀行と三井住友銀行は指標となる長期金利(新発10年物の国債利回り)が1月下旬に上昇したことを反映させて上げましたが、三菱UFJ銀行は下げました。住宅ローンの固定金利は、指標となる長期金利の前月の水準を参考にして、各金融機関が決定しますが、金融機関によって指標に対する評価や今後の見通し、営業戦略などが異なるため、実際の適用金利は、各金融機関によって異なる結果になる場合があります。
三菱UFJ銀行の適用金利(下限)は、固定3年は0.640%(前月比-0.140%)、固定10年は0.860%(同比-0.160%)、固定20年は1.750%(同比-0.200%)と、前月同様すべて下げました。一方、みずほ銀行は、固定2年0.750%(前月比+0.050%)、固定3年0.950%(同比+0.050%)、固定5年1.000%(同比+0.050%)、固定7年1.200%(同比+0.050%)、固定10年1.450%(同比+0.100%)、固定15年1.950%(同比+0.100%)、固定20年2.050%(同比+0.150%)とすべて上げました。三井住友銀行は、固定2年は1.250%(前月比±0.000%)と変えませんでしたが、固定3年1.600%(同比+0.050%)、固定5年1.650%(同比+0.050%)、固定10年1.790%(同比+0.050%)と上げました。
フラット35
フラット35(借入期間21年以上、融資比率9割以下)の2月の最低金利は、1.820%(前月比-0.050%)と3ヶ月連続で下落しました。
フラット35は、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供している全期間固定金利の住宅ローンです。銀行をはじめ、フラット35を専門に取り扱うノンバンクなど多くの金融機関が提供しています。フラット35の【買取型】では、毎月、住宅金融支援機構が提示する金利を元にして、それぞれの金融機関が独自に金利を設定して公表しています。そのため、同じフラット35でも、金融機関によって金利が異なります。
2024年02月06日掲載

2024年1月

変動金利
イー・ローン掲載商品の1月の変動金利の最低金利は、前月と同じ0.290%でした。なお、銀行の変動金利の基準金利は前月と同じ2.475%※です。メガバンクの変動金利(適用金利の下限)は、前月と変わらず、三菱UFJ銀行は0.345%、みずほ銀行は0.375%、三井住友銀行は0.475%としています。
日本銀行が、昨年(2023年)12月の金融政策決定会合で、マイナス金利を解除するかどうかに関心が集まっていましたが、政策金利(短期金利)に変更はありませんでした。
日本銀行は、物価安定目標を実現する確度が十分に高まれば金融緩和政策の変更を検討するとし、2024年の春季労働交渉による賃上げや、物価の上昇が継続するか注視する考えを示しました。2024年の前半にも、金融政策の修正に動くとの観測が強まっています。マイナス金利が解除されれば、住宅ローンの変動金利に影響を及ぼします。
※都市銀行各行の中央値
固定金利
イー・ローン掲載商品の1月の固定金利の最低金利について、固定3年は0.318%(前月比±0.000%)、固定5年は0.618%(同比-0.030%)、固定10年は0.500%(同比-0.100%)となりました。
メガバンクについて、みずほ銀行の固定2年と固定3年以外はすべて下げました。
三菱UFJ銀行の適用金利(下限)は、固定3年は0.780%(前月比-0.050%)、固定10年は1.020%(同比-0.100%)、固定20年は1.950%(同比-0.070%)と、いずれも下げました。みずほ銀行も、固定2年0.700%(前月比±0.000%)と固定3年0.900%(同比±0.000%)のみ変えませんでしたが、固定5年0.950%(同比-0.050%)、固定7年1.150%(同比-0.050%)、固定10年1.350%(同比-0.050%)、固定15年1.850%(同比-0.100%)、固定20年1.900%(同比-0.100%)と下げました。三井住友銀行も、固定2年1.250%(前月比-0.050%)、固定3年1.550%(同比-0.050%)、固定5年1.600%(同比-0.100%)、固定10年1.740%(同比-0.100%)とすべて下げました。
昨年11月に引き続き、12月も長期金利(新発10年物の国債利回り)が下落しました。背景には、米国連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が高まって海外の金利が低下したこと、および、日本銀行が12月の金融政策決定会合で金融緩和政策の維持を決めたことなどがあります。住宅ローンの固定金利も、長期金利下落の影響を受けました。
フラット35
フラット35(借入期間21年以上、融資比率9割以下)の1月の最低金利は、1.870%(前月比-0.040%)と2ヶ月連続で下落しました。
フラット35の金利も、12月の長期金利の下落が影響したと考えられます。
フラット35は、2023年1月は1.680%でしたが、3月には1.960%まで上がり、その後8月には1.720%まで下げ、11月には再び1.960%となりました。そして年が明けた2024年1月は1.870%まで下落しました。
このように、フラット35のような固定金利は市場で決まる長期金利の影響を受けるため、短期的な金利動向を予想するのはとても困難です。ただし、長期的に金利が上がると考える場合は、返済中に金利上昇リスクの影響を受けない家計運営ができるメリットがあります。
2024年01月09日掲載

2023年12月

変動金利
イー・ローン掲載商品の12月の変動金利の最低金利は、前月と同じ0.290%でした。なお、銀行の変動金利の基準金利は前月と同じ2.475%※です。メガバンクの変動金利(適用金利の下限)は、前月と変わらず、三菱UFJ銀行は0.345%、みずほ銀行は0.375%、三井住友銀行は0.475%としています。
11月は日本銀行の金融政策決定会合が開かれていないため、政策金利(短期金利)に変更はなく、住宅ローンの12月の変動金利にも変化はありませんでした。12月18日・19日には、年内最後の金融政策決定会合が開かれます。日本銀行が政策金利を変更し、現在のマイナス金利を解除するかどうかに関心が寄せられています。
※都市銀行各行の中央値
固定金利
イー・ローン掲載商品の12月の固定金利の最低金利について、固定3年は0.318%(前月比±0.000%)、固定5年は0.648%(同比-0.010%)、固定10年は0.600%(同比±0.000%)となり、固定5年のみ、少し下げました。
メガバンクは、対応が分かれました。
三菱UFJ銀行の適用金利(下限)は、固定3年は0.830%(前月比+0.100%)、固定10年は1.120%(同比+0.080%)、固定20年は2.020%(同比+0.050%)と、いずれも上げました。一方、みずほ銀行は、固定2年0.700%(前月比-0.050%)、固定3年0.900%(同比-0.050%)、固定5年1.000%(同比-0.050%)、固定7年1.200%(同比-0.100%)、固定10年1.400%(同比-0.150%)、固定15年1.950%(同比-0.150%)、固定20年2.000%(同比-0.150%)と、すべて下げました。三井住友銀行は、固定2年1.300%(前月比±0.000%)のみ変えませんでしたが、固定3年1.600%(同比-0.050%)、固定5年1.700%(同比-0.050%)、固定10年1.840%(同比-0.100%)と下げました。
日本銀行が10月末の金融政策決定会合で、長期金利(新発10年物の国債利回り)の1.0%超えを容認すると決めたことで、日本の長期金利は11月1日に一時0.97%まで上昇しました。しかし、その後、米国の景気減速を示す経済指標の発表が相次ぎ、米国の長期金利が下がったことから日本の長期金利も下落に転じました。その結果、みずほ銀行や三井住友銀行は、12月の住宅ローン固定金利を下げたと考えられます。
フラット35
フラット35(借入期間21年以上、融資比率9割以下)の12月の最低金利は、1.910%(前月比-0.050%)と前月から低下しました。
フラット35の金利も、11月に長期金利が下落したことの影響を受けたと想定されます。現在の日本の長期金利は、米国の長期金利の影響を強く受けて変動します。日本や世界の経済情勢の変化に敏感に反応して市場金利は上下し、その結果、住宅ローンの金利、および毎月の返済額も変わり、最終的には長期に渡って家計に影響を及ぼすことをしっかり認識しておく必要があります。
2023年12月04日掲載

2023年11月

変動金利
イー・ローン掲載商品の11月の変動金利の最低金利は、前月と同じ0.290%でした。なお、銀行の変動金利の基準金利は前月と同じ2.475%※です。メガバンクの変動金利(適用金利の下限)は、前月と変わらず、三菱UFJ銀行は0.345%、みずほ銀行は0.375%、三井住友銀行は0.475%としています。
日本銀行は、10月30日・31日に開いた金融政策決定会合で、住宅ローンの変動金利に影響を与える政策金利(短期金利)は変更しませんでした。ただ、31日に公表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で、消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)の23年度の前年度比上昇率の見通しを2.8%、24年度は2.8%と、前回の7月時点(23年度2.5%、24年度1.9%)からいずれも引き上げました。22年度は3.0%でしたので、3年連続で3%程度のインフレ見通しとなり、日本銀行が目標とする2%を上回ることになります。そのため、今後は、政策金利の変更(まずは、現在のマイナス金利の解除)時期に注目が集まっています。
※都市銀行各行の中央値
固定金利
イー・ローン掲載商品の11月の固定金利の最低金利について、固定3年は0.318%(前月比-0.022%)、固定5年は0.658%(同比+0.028%)、固定10年は0.600%(同比±0.000%)となっています。
メガバンクは、固定金利のほとんどの期間の金利を上げました。いずれも、固定金利の期間が長いものほど、上げ幅を大きくしています。
三菱UFJ銀行の適用金利(下限)は、固定3年は0.730%(前月比+0.060%)、固定10年は1.040%(同比+0.100%)、固定20年は1.970%(同比+0.140%)としました。みずほ銀行は、固定2年のみ0.750%(前月比±0.000%)と前月から変えませんでしたが、固定3年0.950%(同比+0.050%)、固定5年1.050%(同比+0.050%)、固定7年1.300%(同比+0.100%)、固定10年1.550%(同比+0.100%)、固定15年2.100%(同比+0.150%)、固定20年2.150%(同比+0.200%)と上げました。三井住友銀行は、固定2年1.300%(前月比+0.050%)、固定3年1.650%(同比+0.050%)、固定5年1.750%(同比+0.100%)、固定10年1.940%(同比+0.150%)としました。
上昇の理由は、住宅ローンの固定金利決定の参考となる10月の長期金利(新発10年物の国債利回り)の水準が、9月よりもさらに上昇したためです。背景には米国のインフレ持続懸念から米国の長期金利が上昇したことの影響などがあります。日本の長期金利は10月30日には一時0.890%をつけました。そして、日本銀行が金融政策決定会合で、長期金利の1.0%超えを容認すると決めた10月31日には一時0.955%と、2013年5月以来10年5ヶ月ぶりの高水準になりました。
フラット35
フラット35(借入期間21年以上、融資比率9割以下)の11月の最低金利は、1.960%(前月比+0.080%)と3ヶ月連続で上昇しました。
フラット35の金利も10月の長期金利の動向に伴って上昇しました。なお、10月31日の日本銀行による金融政策変更は、11月の住宅ローンの固定金利の決定には影響を与えていません。12月以降の金利決定に影響を与え、11月よりもさらに上昇することが想定されます。変動金利と固定金利の差が一段と開くなかで、住宅ローンを選ぶ際には、これまで以上に慎重な検討が求められます。
2023年11月02日掲載

2023年10月

変動金利
イー・ローン掲載商品の10月の変動金利の最低金利は、前月と同じ0.290%でした。なお、銀行の変動金利の基準金利は前月と同じ2.475%※です。メガバンクの変動金利(適用金利の下限)は、前月と変わらず、三菱UFJ銀行は0.345%、みずほ銀行は0.375%、三井住友銀行は0.475%としています。
住宅金融支援機構の「住宅ローン利用者の実態調査(2023年4月)」によると、変動金利を利用した人の割合は約7割を占めています。この背景には、日本銀行が、短期金利をマイナスに誘導する「マイナス金利政策」を継続しており、短期金利に連動する住宅ローンの変動金利が長期間低い水準にとどまっていること、および、固定金利よりも相対的に金利水準が低いことなどがあります。なお、最近の円安の進行や、消費者物価指数の前年同月比が1年近く3%を超えていることなどから、日本銀行が金融政策を次に変更するのはいつかということに注目が集まっています。日本銀行が利上げをして変動金利が上昇すると、これから住宅ローンを選ぶ人だけでなく、現在変動金利で返済している人にも影響が及びます。
※都市銀行各行の中央値
固定金利
イー・ローン掲載商品の10月の固定金利の最低金利について、固定3年は7ヶ月連続で0.340%(前月比±0%)、固定5年は0.630%(同比+0.050%)、固定10年は0.600%(同比-0.280%)となっています。
メガバンクは、2ヶ月連続で固定金利のすべての期間の金利を上げました。
三菱UFJ銀行の適用金利(下限)は、固定3年は0.670%(前月比+0.070%)、固定10年は0.940%(同比+0.060%)、固定20年は1.830%(同比+0.110%)としました。みずほ銀行は、固定2年0.750%(前月比+0.100%)、固定3年0.900%(同比+0.100%)、固定5年1.000%(同比+0.100%)、固定7年1.200%(同比+0.100%)、固定10年1.450%(同比+0.100%)、固定15年1.950%(同比+0.050%)、固定20年1.950%(同比+0.050%)としました。三井住友銀行は、固定2年1.250%(前月比+0.050%)、固定3年1.600%(同比+0.100%)、固定5年1.650%(同比+0.100%)、固定10年1.790%(同比+0.050%)としました。
この上昇理由は、住宅ローン金利の参考となる9月の長期金利(新発10年物の国債利回り)の水準が、8月よりもさらに上昇したためです。
日本銀行が7月末に長期金利(新発10年国債の利回り)の上限を0.5%から1.0%へ引き上げて以降、長期金利は上昇を続けています。8月中旬から9月初旬までは0.6%台でしたが、9月中旬からは0.7%を上回り、下旬には0.75%を超える水準になりました。
フラット35
フラット35(借入期間21年以上、融資比率9割以下)の10月の最低金利は、1.880%(前月比+0.080%)と2ヶ月連続で上昇しました。
フラット35の金利も長期金利の動向に従い上昇しました。
日本の長期金利の上昇の背景には、原油価格の上昇などに伴って、世界的にインフレが再燃するとの懸念が高まり、欧米を中心に金融引き締めが長引くとの見方から、各国の長期金利が上昇したことなどがあります。長期金利は世界の投資家が参加する債券市場での日々の取引によって決まります。したがって、世界の経済情勢の影響を強く受けることになります。
2023年10月03日掲載

2023年9月

変動金利
イー・ローン掲載商品の9月の変動金利の最低金利は、前月と同じ0.290%でした。なお、銀行の変動金利の基準金利は前月と同じ2.475%※です。メガバンクの変動金利(適用金利の下限)は、前月と変わらず、三菱UFJ銀行は0.345%、みずほ銀行は0.375%、三井住友銀行は0.475%としています。
9月の住宅ローンの固定金利は上昇していますが、変動金利は低水準のまま変化していません。その結果、固定金利と変動金利の差が拡大しました。そのため、これから住宅ローンを利用しようとする人にとっては、これまで以上に固定金利を選びにくくなったかもしれません。
※都市銀行各行の中央値
固定金利
イー・ローン掲載商品の9月の固定金利の最低金利について、固定3年は6ヶ月連続で0.340%(前月比±0%)でしたたが、固定5年は0.580%(同比+0.050%)、固定10年は0.880%(同比+0.100%)といずれも前月より上昇しました。
メガバンクは、固定金利のすべての期間の金利を上げました。理由は、7月末の日本銀行の長期金利(新発10年物の国債の利回り)の上限引き上げの影響で、8月の長期金利が上昇したからです。
三菱UFJ銀行の適用金利(下限)は、固定3年は0.600%(前月比+0.090%)、固定10年は0.880%(同比+0.100%)、固定20年は1.720%(同比+0.140%)としました。みずほ銀行は、固定2年0.650%(前月比+0.050%)、固定3年0.800%(同比+0.100%)、固定5年0.900%(同比+0.150%)、固定7年1.100%(同比+0.150%)、固定10年1.350%(同比+0.150%)、固定15年1.900%(同比+0.200%)、固定20年1.900%(同比+0.200%)としました。三井住友銀行は、固定2年1.200%(前月比+0.100%)、固定3年1.500%(同比+0.100%)、固定5年1.550%(同比+0.150%)、固定10年1.740%(同比+0.200%)としました。
フラット35
フラット35(借入期間21年以上、融資比率9割以下)の9月の最低金利は、1.800%(前月比+0.080%)と上昇しました。
日本銀行が7月末に長期金利(新発10年国債の利回り)の上限を0.5%から1.0%へ引き上げ、その影響で8月には長期金利が上昇しました。8月23日には、0.675%と9年7ヶ月ぶりの水準まで上がりました。8月の長期金利の上昇を受けて、フラット35の9月金利も上がりました。
欧米の中央銀行が、インフレを抑制するために積極的な金融引き締め策を行って金利が上昇しているのに対し、日本銀行は大規模な金融緩和策を維持して金利が低い水準にあることから、欧米と日本の金利差が拡大し、円安が進行しています。円安は輸入品の価格を上げ、家計に打撃を与えるなどのマイナス面も指摘されています。引き続き日本銀行の金融政策に注目しておく必要があります。
2023年09月04日掲載

2023年8月

変動金利
イー・ローン掲載商品の8月の変動金利の最低金利は、0.290%でした。なお、銀行の変動金利の基準金利は前月と同じ2.475%※です。メガバンクの変動金利(適用金利の下限)は、前月と変わらず、三菱UFJ銀行は0.345%、みずほ銀行は0.375%、三井住友銀行は0.475%としています。
日本銀行は、7月27日・28日の金融政策決定会合で、長期金利(新発10年物の国債の利回り)の上限を、従来の0.5%から1.0%に引き上げる措置を決定しました。ただ、住宅ローンの変動金利に影響を与える政策金利(短期金利)は変更しませんでした。
日本銀行は、会合後に公表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で、消費者物価指数(生鮮食品除く総合)の前年度比上昇率の見通しについて、2023年度は2.5%としましたが、2024年度は1.9%、2025年度は1.6%としました。つまり、現時点では、賃金の上昇を伴う形で2%の「物価安定の目標」を持続的・安定的に実現できると想定できないことから、政策金利(短期金利)等に変更は加えませんでした。
そのため、住宅ローンの8月の変動金利にも大きな変動は見られませんでした。
※都市銀行各行の中央値
固定金利
イー・ローン掲載商品の8月の固定金利の最低金利について、固定3年は5ヶ月連続で0.340%(前月比±0%)でした。固定5年は0.530%(同比±+0.020%)、固定10年は0.780%(同比+0.090%)といずれも前月より上昇しました。上昇した背景には、日本銀行の長期金利の上限の引き上げ措置が影響していると思われます。
三菱UFJ銀行の適用金利(下限)は、固定3年は0.510%(前月比±0%)でしたが、固定10年0.780%と固定20年1.580%は、いずれも前月比+0.090%上げました。みずほ銀行は、固定2年0.600%と固定3年0.700%は前月と変えませんでしたが、固定5年0.750%、固定7年0.950%、固定10年1.200%は、それぞれ前月比+0.050%上げました。固定15年1.700%と固定20年1.700%は、ともに前月比+0.100%上げました。三井住友銀行は、固定2年1.100%は前月と同じですが、固定3年1.400%と固定5年1.400%は、それぞれ前月比+0.0500%上げ、固定10年1.540%は前月比+0.100%上げました。
5年以上の固定金利は、3行とも上昇させました。
フラット35
フラット35(借入期間21年以上、融資比率9割以下)の8月の最低金利は、1.720%(前月比-0.010%)と下落し、3ヶ月連続で下げました。
フラット35やメガバンクの固定金利は、前月の中旬から下旬の長期金利(新発10年国債の利回り)をもとに各金融機関が決めるのが一般的とされています。
日本銀行が長期金利(新発10年国債の利回り)の上限を0.5%から1.0%へ引き上げることを決めた7月の金融政策決定会合は、27日・28日と月末だったため、その後の7月の長期金利の動向が8月の固定金利に充分に反映されていない可能性があります。ちなみに、金融政策決定会合の結果が公表された7月28日午後の長期金利は、一時0.575%と約9年ぶりの高水準をつけ、7月31日には一時0.605%まで上昇しました。今後、長期金利にかかる上昇圧力の影響を受けて、フラット35をはじめとした住宅ローンの固定金利も上昇する可能性があります。
2023年08月03日掲載

2023年7月

変動金利
イー・ローン掲載商品の7月の変動金利の最低金利は、3ヶ月連続で0.219%でした。なお、銀行の変動金利の基準金利は前月と同じ2.475%※です。メガバンクの変動金利(適用金利の下限)は、前月と変わらず、三菱UFJ銀行は0.345%、みずほ銀行は0.375%、三井住友銀行は0.475%としています。
日本銀行は、6月15日・16日に開いた金融政策決定会合で、従来通りの大規模な金融緩和政策の維持を決めました。そのため、住宅ローンの7月の変動金利にも変動は見られませんでした。
※都市銀行各行の中央値
固定金利
イー・ローン掲載商品の7月の固定金利の最低金利について、固定3年は4ヶ月連続で0.340%(前月比±0%)でした。固定5年は0.510%(同比-0.010%)、固定10年は0.690%(同比-0.060%)といずれも前月より下落しました。固定3年、固定5年、固定10年ともに、2023年に入ってからの最低水準となっています。
メガバンクの固定金利は、下げたところが多く見られました。
三菱UFJ銀行の適用金利(下限)は、固定3年は0.510%(前月比-0.010%)と下げました。一方、固定10年は0.690%(同比+0.010%)、固定20年は1.490%(同比+0.020%)とわずかに上げました。みずほ銀行は、固定2年0.600%、固定3年0.700%、固定5年0.700%、固定7年0.900%、固定10年1.150%、固定15年1.600%、固定20年1.600%とし、すべてで前月比-0.050%としました。三井住友銀行は、固定2年1.100%と固定3年1.350%はそれぞれ前月比-0.050%、固定5年1.350%と固定10年1.440%はいずれも前月比-0.100%としました。
フラット35
フラット35(借入期間21年以上、融資比率9割以下)の7月の最低金利は、1.730%(前月比-0.030%)と下落し、2ヶ月連続で下げました。
フラット35やメガバンクの固定金利が前月よりも下げた理由は、6月の長期金利(新発10年国債の利回り)が、5月に比べて小幅に低下したためだと考えられます。
日本銀行の植田総裁は、6月16日の金融政策決定会合後の会見で「粘り強く金融緩和を継続していくことで、賃金の上昇を伴うかたちで、2%の物価安定の目標を持続的・安定的に実現することを目指していく方針」だとあらためて述べたことから、短期的には、長期金利が大きく変動する可能性は低いと考えられます。ただ、金融政策決定会合は7月末にも開かれます。その結果にも注視する必要がありそうです。
2023年07月04日掲載

2023年6月

変動金利
イー・ローン掲載商品の6月の変動金利の最低金利は、前月と変わらず0.219%でした。なお、銀行の変動金利の基準金利は前月と同じ2.475%※です。メガバンクの変動金利(適用金利の下限)について、三菱UFJ銀行は0.345%とし、前月の0.475%から-0.130%引き下げました。他の2行は前月同様、みずほ銀行は0.375%、三井住友銀行は0.475%としています。
5月も、日本銀行の金融政策に変化が見られなかったため、住宅ローンの6月の変動金利に大きな変動はありませんでした。
※都市銀行各行の中央値
固定金利
イー・ローン掲載商品の6月の固定金利の最低金利は、固定3年は0.340%(前月比±0%)、固定5年は0.520%(同比±0%)とそれぞれ前月と変わらず、固定10年は0.750%(同比-0.050%)と下落して、2ヶ月前の4月の水準に戻りました。
三菱UFJ銀行の適用金利(下限)は、固定3年は0.520%(前月比-0.180%)、固定10年は0.680%(同比-0.200%)、固定20年は1.470%(同比-0.220%)とし、いずれも4ヶ月連続で下げました。みずほ銀行は、固定2年0.650%、固定3年0.750%は前月のまま据え置き、固定5年0.750%、固定7年0.950%、固定10年1.200%、固定15年1.650%、固定20年1.650%は、いずれも前月比-0.050%下げました。三井住友銀行は、固定2年1.150%、固定5年1.450%は前月のまま据え置き、固定3年1.400%と固定10年1.540%は、いずれも前月比-0.050%下げました。
フラット35
フラット35(借入期間21年以上、融資比率9割以下)の6月の最低金利は、1.760%(前月比-0.070%)と下落し、2ヶ月前の4月の水準に戻りました。
5月に入り、米国の金融不安が改めて意識されて米国の長期金利が下がり、その影響を受けて日本の長期金利(新発10年国債の利回り)も下落しました。結果として、フラット35の金利は前月から下落し、メガバンクの固定金利の水準は、前月のまま据え置きか、下げており、上げたものはありませんでした。
なお、1年前の2022年6月のフラット35の金利は1.490%でしたので、今年6月の金利1.76%の前年同月比は+0.27%の上昇です。上昇の主な要因は、昨年12月に日本銀行が実施した長期金利(新発10年国債の利回り)の変動許容幅の拡大(±0.25%程度から±0.50%程度に拡大)に伴う長期金利の上昇です。
2023年06月02日掲載