事業資金の調達はどれが正解?
銀行融資・公的融資・ローン・ファクタリング・ABLなどをまとめて比較
あなたの状況にあった資金調達方法をみつけましょう
~あなたが重視するポイントで資金調達方法をかんたん比較~
資金調達比較マップ
~さまざまなポイントで資金調達方法を一覧比較~
資金調達かんたん比較表
調達スピード・調達額・調達コストなどの違いを一目で確認できます。
| 資金調達方法 | 分類 | 調達スピード | 調達額 | 調達コスト | 利用のしやすさ | 担保/売却物件 | 向いている用途 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 銀行融資 | ローン | △数週間~1ヶ月以上 | ◎中~大 | ◎低 | △低 | 原則不要 | 開業資金・設備投資・成長投資・運転資金・借り換え | 詳しく見る |
| 公的融資 | ローン | △数週間~1ヶ月以上 | ○中 | ◎低 | △低~中 | 制度によって異なる | 開業資金・設備投資・成長投資・運転資金 | 詳しく見る |
| 無担保ビジネスローン | ローン | ◎即日~数日 | △小~中 | △中~高 | ○中 | 不要 | 運転資金・つなぎ資金 | 詳しく見る |
| 不動産担保ローン | ローン | △数週間~1ヶ月以上 | ◎大 | ◎低~中 | △低 | 不動産 | 設備投資・成長投資・運転資金・借り換え | 詳しく見る |
| 証券担保ローン | ローン | ○数日~1週間 | ○中~大 | ◎低~中 | △低 | 上場株式・債券など | 運転資金・つなぎ資金・一時的な資金需要 | 詳しく見る |
| ABL | ローン | ○2~4週間 | ◎中~大 | ○中 | △低 | 売掛金・在庫など | 運転資金・増加運転資金 | 詳しく見る |
| 2社間ファクタリング | 売掛債権の売却 | ◎即日~数日 | △小~中 | △高 | ◎中~高 | 売掛債権(※売却) | 運転資金・つなぎ資金 | 詳しく見る |
| 3社間ファクタリング | 売掛債権の売却 | ○数日~1週間 | △小~中 | △中~高 | ○中 | 売掛債権(※売却) | 運転資金・資金繰り改善 | 詳しく見る |
| クラウドファンディング | 購入・寄付・融資・出資 | △数週間~数ヶ月 | △小~中 | △中~高 | ○中 | 不要 | 開業資金・設備投資・成長投資 | 詳しく見る |
~まずはここから。資金調達の基本のキ~
資金調達とは?意味・方法・選び方をわかりやすく解説
資金調達とは「事業に必要な資金を確保すること」
資金調達とは、事業運営に必要な資金を確保する一連の取り組みを指します。その目的は事業のフェーズによって異なり、大きく次の3つに分けられます。
①創業資金
創業資金は、事業を始めるための元手です。自己資金に加え、創業融資や民間金融機関からの融資、投資家からの出資、あるいはクラウドファンディングなどによって調達されます。
創業期は事業実績や財務データが乏しいため、「この事業が本当に成り立つか」を事業計画書や面談で説得力ある説明をする必要があります。また、事業計画に加えて、経営者の経歴や信用情報、自己資金の比率、市場性の説明が重視される傾向にあります。
②成長資金
成長資金は、事業を拡大するための投資資金です。設備投資、人材採用、店舗や拠点の増設、マーケティング費用、新製品の開発費など、既存事業をさらに伸ばすための資金がこれにあたります。
成長資金の調達では、既に一定の事業実績や財務データが存在するため、それらの実績をもとに業績の健全性や将来の成長性を示すことが調達の鍵になります。金融機関からの融資の他、新製品の開発などではクラウドファンディングも選択肢となります。
③運転資金
運転資金は、事業を継続するための日々の資金繰りです。売上が計上されていても、入金と支払いのタイミングにはズレが生じます。たとえば、売上の入金は1ヶ月後になる一方で、仕入れや人件費の支払いは直近で発生する、といったケースです。このズレを埋めるための資金が運転資金にあたります。
このズレは、特に売上が伸びている局面ほど顕在化しやすく、売上が増えるほど仕入れや人件費といった先行支出も増えるため、「黒字なのに手元資金が不足する」といった、いわゆる黒字倒産のリスクにもつながります。運転資金の調達手段としては、金融機関の短期融資や売掛債権を早期に現金化するファクタリングなどが用いられ、いかにキャッシュフローを安定化させることができるかが重要となります。
資金調達の主な方法
資金調達の手法は多岐にわたりますが、「①融資を受ける」、「②出資を受ける」、「③資産や仕組みを活用する」といった手法があります。それぞれの特徴を理解した上で、資金調達方法を選ぶ必要があります。
①融資を受ける
金融機関などから資金を借り入れる方法であり、資金調達の中で最も一般的な手法です。必要なタイミングでまとまった資金を確保しやすい反面、利息を伴う返済義務が発生します。返済義務のある資金調達という点では、社債発行もここに分類できます。
代表的な手法
- 銀行融資
- 無担保ビジネスローン
- 不動産担保ローン
- 証券担保ローン
- ABL(動産・債権担保融資)
- クラウドファンディング(融資型)
- 公的融資
- 社債発行
②出資を受ける
投資家などから資金の提供を受ける方法です。返済義務は発生しませんが、株式発行では株式持分比率が変動し、経営への関与度合いに影響を及ぼす場合があります。スタートアップ企業を中心に活用される手法です。
代表的な手法
- 株式発行
- ベンチャー投資
- クラウドファンディング(投資型)
③資産や仕組みを活用する
借り入れとは異なる仕組みを用いて資金を確保する方法です。負債を増やさない資金調達手法として、近年注目度が高まっています。
代表的な手法
- ファクタリング
- クラウドファンディング(購入型・寄付型)
- 補助金・助成金
- 資産売却
資金調達の最適解は状況によって異なる
事業を取り巻く環境や、そのときどきの資金ニーズによって、最適な資金調達方法は異なります。たとえば、早急に資金が必要な場合は無担保ビジネスローンやファクタリング、調達コストを抑えたい場合は銀行融資や公的融資、負債を増やしたくない場合はファクタリングやクラウドファンディングが検討対象となります。自社の状況に即した資金調達方法を比較検討することが望ましいといえます。
資金調達方法を選ぶ際の5つのポイント
資金調達は、事業の状況や目的によって最適解が大きく異なります。以下の5つの観点から整理すると、検討がしやすくなります。
①調達スピード
資金の必要性がどの程度切迫しているかを確認します。以下のようなケースでは、スピードを重視した資金調達が求められます。
- 数日以内に支払期日が到来する
- 急な仕入れ資金が必要となっている
- 税金や給与の支払いが迫っている
一般的に、銀行融資は低金利である一方、審査に一定の時間を要します。対して、無担保ビジネスローンやファクタリングは、比較的短期間での資金調達が可能です。「いつまでに資金が必要か」を最初に明確化することが重要です。
②調達額
必要金額の規模によって、選定すべき手法は異なります。たとえば、数十万円規模の運転資金か、数千万円規模の設備投資かによって、適した資金調達方法は変わってきます。
少額かつ短期の資金ニーズであれば、無担保ビジネスローンが適する場合があります。一方、大規模な資金が必要な場合は、銀行融資や不動産担保ローンが選択肢となります。過剰な借り入れは返済負担の増加につながるため、必要額を正確に見積もることも重要です。
③コスト
資金調達においては、調達可能額だけでなく、コスト面の検証も欠かせません。主なコスト項目は以下の通りです。
- 金利
- 融資手数料
- 調査料
- 保証料
- 印紙代・登記費用
一般に、調達スピードが速く審査基準が柔軟な手法ほど、コストは高くなる傾向があります。銀行融資は低金利ですが審査に時間を要し、ファクタリングや無担保ビジネスローンは資金調達が早い一方でコストが相対的に高くなる傾向があります。調達のしやすさとコストのバランスを検証することが求められます。なお、こうした金利や審査スピードの傾向はあくまで一般的な目安であり、実際の条件は金融機関や個別の契約内容によって異なります。
④担保・保有資産
自社が保有する資産を活用できるかどうかも、重要な判断材料となります。資金調達に活用しうる資産の例は以下の通りです。
- 不動産
- 売掛金
- 在庫
- 株式・債券
不動産担保ローン、証券担保ローン、ABLなどは、こうした資産を活用することで、より大きな金額を低コストで調達しやすくなる特徴があります。ただし、担保設定時には、返済不能時のリスクについても十分に理解しておく必要があります。
⑤借り入れかどうか
「負債を増やすかどうか」という視点も重要です。銀行融資や無担保ビジネスローンは借り入れに該当し、返済義務が発生します。一方、ファクタリングは一般に売掛債権の売却であり、クラウドファンディングは支援を募る仕組みであるため、通常の借り入れとは性質が異なります。負債の増加を抑えたい、あるいは月々の返済負担を軽減したいという場合には、借り入れ以外の手法も検討の余地があります。資金調達は単に資金を確保する行為ではなく、将来の資金繰りや経営への影響を含めて検討すべき経営判断です。
これらの5つのポイントを整理することで、自社に適した資金調達方法を選定しやすくなります。「資金調達診断」なら、最適な資金調達方法を最短1分で診断します。
まとめ
資金調達とは、事業に必要な資金を確保するための手段です。重要なポイントは以下の3点に整理できます。
- 資金調達の方法は一つに限定されない
- 状況によって最適な資金調達方法は異なる
- 複数の資金調達方法を比較検討することが重要である
大切なのは、「どの方法が優れているか」ではなく、「自社の現状にあっているか」という視点で考えることです。まずは資金の使いみちと必要なタイミングを整理したうえで、状況にあった資金調達方法を比較検討するとよいでしょう。
「資金調達ガイド」では、次の資金調達方法について詳細に説明しています。ぜひ参考にしてください。
~資金調達方法別の特徴をサクッと紹介~
それぞれの資金調達方法の特徴や向いている人は?
- 銀行融資
-
- 低金利で長期的な資金調達コストを抑えやすい
- 高額の運転資金や設備投資など、まとまった資金調達に向いている
- 審査に時間がかかる傾向があり、提出書類も多い
-
向いている人
- 安定した売上や実績があり、低金利で資金調達したい
- 設備投資や事業拡大などで、まとまった資金を調達したい
- 資金調達までに一定の時間的余裕がある
- 詳しく見る
- 公的融資
-
- 低金利かつ長期で借り入れしやすく、資金調達コストを抑えやすい
- 日本政策金融公庫などの公的制度を活用でき、創業間もない企業でも利用しやすい
- 民間金融機関と比べて、創業支援制度が充実している
-
向いている人
- 創業間もない、または事業実績が少ない
- できるだけ低コストで資金調達したい
- 長期的に安定した返済計画で借り入れしたい
- 詳しく見る
- 無担保ビジネスローン
-
- 担保なしでスピーディに資金調達しやすい
- 銀行融資と比べて審査が柔軟な傾向がある
- 比較的短期間の資金ニーズに対応しやすい
-
向いている人
- 急ぎで資金調達したい
- 担保を用意できない
- 銀行融資の審査に不安がある、または実績がまだ少ない
- 詳しく見る
- 不動産担保ローン
-
- 不動産を担保にすることで、低金利で資金調達しやすい
- 数千万円規模の高額かつ長期の資金調達に対応しやすい
- 不動産評価や審査に時間がかかる場合がある
-
向いている人
- 不動産を保有しており、まとまった資金を調達したい
- 設備投資や事業拡大などで長期的に借り入れしたい
- 低金利で資金調達したい
- 詳しく見る
- 証券担保ローン
-
- 株式や債券などの金融資産を担保に、比較的低金利で資金調達できる
- 保有資産を売却せずに資金調達でき、将来的な値上がり益も期待できる
- 担保資産の価格変動によって、追加担保や返済を求められる場合がある
-
向いている人
- 株式などの金融資産を保有しており、低金利で資金調達したい
- 資産を手放さずに一時的な資金を確保したい
- 短期的な資金ニーズに対応したい
- 詳しく見る
- ABL
-
- 売掛金や在庫などの事業資産を活用して資金調達できる
- 事業規模や保有資産の増加に応じて、調達可能額を拡大しやすい
- 不動産担保や信用力に依存しない資金調達方法である
-
向いている人
- 売掛金や在庫などの事業資産を継続的に保有している
- 不動産はないが、事業資産を活用して資金調達したい
- 事業の成長に合わせて調達額を増やしたい
- 詳しく見る
- 2社間ファクタリング
-
- 売掛先に知られずに売掛金を早期資金化できる
- 借り入れではなく売掛債権の売却のため、返済義務がない
- スピーディに資金化しやすい一方で、手数料は高めになる傾向がある
-
向いている人
- 売掛先に知られずに資金調達したい
- 急ぎで資金調達したい
- 借り入れを増やさずに資金繰りを改善したい
- 詳しく見る
- 3社間ファクタリング
-
- 売掛先の承諾を得て取引するため、手数料を抑えやすい
- 売掛先から直接回収されるため、取引の信頼性や透明性が高い
- 2社間ファクタリングと比べて、手数料の面で有利になりやすい
-
向いている人
- コストを抑えて売掛金を資金化したい
- 売掛先の協力が得られ、通知・承諾に問題がない
- 継続的にファクタリングを活用したい
- 詳しく見る
- クラウドファンディング
-
- 資金調達と同時に、PRや顧客獲得につなげやすい
- 新規事業や新商品のテストマーケティングとして活用できる
- 支援者からの反応を通じて、市場ニーズを把握しやすい
-
向いている人
- 共感を得やすいアイデアや商品・サービスがある
- 新商品や新規事業の認知拡大を図りたい
- 資金調達と同時にファンや支援者を増やしたい
- 詳しく見る
~あなたのいまの状況は?ケース別資金調達方法を紹介~
あなたの状況から最適な資金調達方法を探す
多くの場合、まず銀行融資が検討されますが、状況によっては他の方法が適していることもあります。
- 今すぐ資金が必要
-
最短即日~数日で資金調達でき、スピードを重視したい場合に適した方法です。
- 銀行融資を受けられなかった
-
銀行とは審査基準が異なるため、他の方法で資金調達できる可能性があります。
- 資金繰りが厳しい・赤字
-
赤字決算や資金繰りが厳しい状況でも、売掛金や資産、事業性を重視して利用できる方法があります。
- 売掛金を早く現金化したい
-
売掛金を活用し、入金日前に早期資金化できる方法です。
- 借り入れを増やしたくない
-
借り入れ以外の方法で資金を確保したい場合に適した方法です。
~あなたの疑問にお答え!よくある質問をまとめました~
資金調達のよくある質問
- どの資金調達方法を選べばいいかわかりません
- 資金調達には、融資、ファクタリング、クラウドファンディングなどさまざまな方法があり、最適な選択肢は会社や事業の状況によって異なります。判断するときは、主に「いつまでに資金が必要か」「いくら必要か」「担保にできる資産があるか」「借り入れを増やしてよいか」といった点を整理することが大切です。
たとえば、スピードを重視するなら2社間ファクタリングや無担保ビジネスローン、比較的大きな金額を低コストで調達したいなら銀行融資や不動産担保ローンが候補になります。
まずは、自社の状況にあう資金調達方法を比較しながら整理してみることが大切です。資金調達診断や資金調達比較マップを活用すると、方向性を整理しやすくなります。 - 最も早く資金調達できる方法はどれですか?
- 一般的に、比較的早く資金調達しやすい方法としては、2社間ファクタリングや無担保ビジネスローンが候補になります。審査や必要書類の状況によっては、最短即日~数日程度で資金化できるケースがあります。
特に、入金待ちの売掛金がある場合は、ファクタリングを利用することで入金日を待たずに現金化できる可能性があります。一方、無担保ビジネスローンは借り入れなので、今後の返済計画も含めて判断する必要があります。早さだけでなく、コストや今後の資金繰りもあわせて確認することが重要です。 - 赤字でも資金調達は可能ですか?
- 赤字だからといって、必ずしも資金調達ができないわけではありません。実際には、調達方法によって審査で重視されるポイントが異なります。
たとえば、融資では会社の業績や返済能力が重視されやすい一方、ファクタリングでは売掛先の信用力や売掛債権の内容、ABLでは売掛金や在庫などの資産価値が重視されるため、赤字でも利用できる場合があります。ただし、資金繰りがかなり厳しい場合は、資金調達方法を選ぶだけでなく、返済負担や手数料負担も慎重に確認することが大切です。 - 銀行融資を受けられなかった場合でも資金調達できますか?
- 銀行融資に通らなかった場合でも、別の方法で資金調達できる可能性はあります。銀行とその他の資金調達手段では、審査基準や見ているポイントが異なるためです。
たとえば、ファクタリングは売掛金の内容や売掛先の信用力が重視されますし、ABLは在庫や売掛債権などの事業資産を活用できます。銀行以外の金融会社が提供する無担保ビジネスローンも選択肢になることがあります。 - ファクタリングは借り入れになりますか?
- 一般的に、ファクタリングは借り入れではなく、売掛金を買い取ってもらう形の資金調達です。つまり、融資のようにお金を借りるのではなく、将来入金される予定の売掛金を早めに現金化する仕組みです。そのため、一般的な借り入れとは異なる資金調達方法として検討されることがあります。ただし、契約内容によって注意すべき点はあるため、手数料、償還請求権(売掛先が支払えなかった場合に利用者が負担する義務)の有無、入金までの流れなどは事前によく確認しておく必要があります。
- 資金調達の審査で重視されるポイントは何ですか?
- 審査で重視されるポイントは、資金調達方法ごとに異なります。融資であれば、売上や利益、返済能力、過去の返済状況、信用情報、事業計画などが見られるのが一般的です。有担保ローンであれば、不動産や株式など担保にする資産の価値が重要になります。
一方で、ファクタリングでは売掛先の信用力や売掛債権の内容、支払サイト(入金までの期間)などが確認されることが多く、ABLでは売掛金や在庫の内容・管理状況などが判断材料になります。つまり、「会社の決算が厳しいから資金調達は難しい」とは限らず、手段によって見られるポイントが違うことを理解しておくことが大切です。 - 金利や手数料は資金調達方法によって変わりますか?
- 金利や手数料などのコストは、資金調達方法によって大きく異なります。例えば、公的融資は比較的低金利で利用できる場合がある一方、保証料や印紙税などの費用が発生するケースがあります。また、不動産担保ローンは担保があるため比較的低金利になりやすい傾向がありますが、事務手数料や不動産の抵当権設定登記費用などがかかることがあります。
一方、無担保ビジネスローンは担保なしで利用できる反面、金利が高めに設定される傾向があり、商品によっては契約時の事務手数料などが必要になる場合もあります。ファクタリングは融資ではなく売掛債権の売却による資金調達のため、金利ではなく手数料が発生します。特に2社間ファクタリングは、3社間ファクタリングと比べて手数料が高くなる傾向があります。
資金調達方法を比較する際は、金利や手数料だけでなく、保証料や登記費用などの諸費用も含めた総コストを確認することも大切です。 - 担保がなくても資金調達できますか?
- 担保がなくても利用できる資金調達方法はあります。代表的なのは、無担保ビジネスローンやファクタリングです。無担保ビジネスローンは、不動産などの担保を差し入れずに借り入れできる方法で、比較的早く資金調達しやすい傾向があります。
また、ファクタリングは売掛金を活用する仕組みのため、不動産のような担保がなくても利用できます。ただし、担保不要で資金調達できる方法は、担保付きの融資に比べて金利や手数料が高めになる場合があるため、手軽さだけで決めずに条件をよく確認することが大切です。 - 取引先に知られずに売掛金を現金化できますか?
- 方法によっては可能です。代表的なのが2社間ファクタリングで、利用者とファクタリング会社の2者で契約を行うため、売掛先に通知せずに資金化できるケースがあります。
一方で、3社間ファクタリングでは売掛先の承諾や関与が必要になります。取引先との関係性を重視したい場合や、秘匿性やスピードを重視する場合は2社間ファクタリングが候補になりますが、そのぶん手数料は高めになる傾向にあります。スピード、秘匿性、コストのバランスで選ぶのがポイントです。 - 借り入れを増やさずに資金調達する方法はありますか?
- 一般的な融資とは異なる形で資金を確保する方法はあります。代表的なのは、ファクタリング、クラウドファンディング、補助金・助成金などです。
ファクタリングは売掛金を現金化する方法で、借り入れとは異なる仕組みです。クラウドファンディングは、事業や商品に共感した支援者から資金を集める方法で複数の形式があり、購入型など返済不要で利用できるものもあります。さらに、公的な補助金や助成金は要件を満たせば返済不要で活用できる場合があります。ただし、それぞれ利用条件や向いている場面が異なるため、「借り入れを増やしたくない」という目的に加えて、スピードや確実性も含めて検討することが大切です。
~私たちが監修しました~
「資金調達ガイド」の監修者
金融デザイン株式会社
金融分野に特化したコンサルティング・クリエイティブ企業。1996年創業以来、「金融を、もっと普通に。」を理念に掲げ、ファイナンシャルプランニングの知見とデザインの専門性を融合したサービスを提供。
銀行、証券会社、保険会社をはじめとする金融機関や金融関連企業に対し、Webサイト・アプリのUX/UI設計、コンテンツ企画・制作・監修、ライティング、金融商品・サービスの開発支援、マーケティング支援などを展開。生活者向け金融メディアから金融機関のオウンドメディアまで、多数のコンテンツ制作・監修実績を有する。
個人向けには、ファイナンシャルプランニング、ライフプラン設計、資産形成支援、金融教育などを通じ、生活者視点に立った金融サービスの普及を推進。
金融の専門知識、生活者視点、デザイン思考を融合した情報設計を強みとし、NISA・iDeCo、投資信託、保険、住宅ローン、相続・贈与など幅広い分野で、専門性・正確性・わかりやすさを兼ね備えたコンテンツを提供。
金融と生活者をつなぐ情報発信を通じ、金融リテラシーの向上と、より良い意思決定を支援する。
- 本ページに掲載している情報はイー・ローン独自の調査および基準に基づくものであり、特定のサービスの内容や条件を保証するものではありません。各サービスの詳細条件・審査結果等については、金融機関やサービス提供会社の公式情報をご確認ください。
- 本ページに掲載している診断結果は、入力内容に基づくイー・ローン独自のロジックによる参考情報です。実際の資金調達の可否や条件などを保証するものではありません。最終的な審査結果や条件は、金融機関やサービス提供会社によって異なります。
- 本サイトに掲載しているローンおよび金融関連商品に関するすべての情報はサービス選択時の参考情報を提供することを目的としており、ローン商品および金融関連商品の商品性の優劣を示したり、イー・ローンとして特定の金融機関やサービス提供会社、ローン商品および金融関連商品を推奨したりするものではございません。また、特定目的への適合性、正確性、完全性について保証するものではありません。
- ランキングの詳細については、「ランキングについて」をご覧ください。

