第5回

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銀行のおまとめローンの特徴と審査基準について解説

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この記事のポイント
  • 銀行のおまとめローンは大きく分けて3種類
  • 審査基準は公表されていないが、一般的な審査基準の考え方を知っておこう
  • 銀行のおまとめローンの審査や必要書類を事前に確認しよう
ローンの計算をしている画像

最初はおこづかいで返済できる範囲内のつもりでも、気がつくとキャッシングやカードローンの借り入れが増えてしまっていることはありませんか。
少額でも複数のローンがあると、毎月の返済金額は思いのほか大きくなってしまいます。また、返済日や返済口座の管理も大変になり、もしも返済が遅れたら一大事です。
複数のローンがあるときにおすすめしたいのが、おまとめローンです。金利の低い銀行のおまとめローンで返済をまとめることができれば、ひと安心でしょう。
今回は、銀行のおまとめローンの特徴や審査基準について解説していきます。申込方法や借り入れする際の注意点についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

1. そもそも「おまとめローン」とはどんな商品? どんな人におすすめ?

まず「おまとめローン」とはどんな商品なのか、目的や仕組みを紹介します。また、おまとめローンと混同されがちな「借り換えローン」との違いも見ていきましょう。

2社以上で複数借り入れしている人向けの商品

おまとめローンとは、複数の会社から借り入れているローンの一本化を目的としたローンです。まず、借入中の金利よりも低い金利で、新たなローンを借り入れます。新たに借り入れたローンで返済中のローンを完済し、新たなローンで返済を続けます。

例えば、以下のA社・B社のローンを返済中の方が、C社のおまとめローンを利用するとしましょう。

A社:借入残高60万円、毎月返済額15,170円、返済日10日
B社:借入残高90万円、毎月返済額23,000円、返済日20日

一本化すると毎月の返済額を抑えることができ、さらに返済日も1日にまとまります。

C社:借入残高150万円、毎月返済額30,000円、返済日25日

おまとめローンは、毎月の返済額を減らしたい方や、返済日を月1回にまとめたい方におすすめです。借り入れを一本化することで返済の負担を大きく減らせたり、返済日・返済口座が1つになることで返済が漏れるリスクを抑えられたりします。

「借り換えローン」とは似ているようで違う

借り換えローンとは、ローンの借入先を切り替えるものです。A社で借り入れていたローンを別のB社からの借り入れで完済し、以降B社に返済を続けます。おまとめローンと同様に、金利の低いローンに切り替えることで、返済負担を抑えることが目的です。

つまり、おまとめローンと借り換えローンの違いは、複数の借り入れを一本化するか、借入先を切り替えるかになります。

2.銀行のおまとめローンとは

住宅探し・女性

銀行でおまとめに利用できるローンは、大きく分けて3種類あります。また、銀行のおまとめローンは審査が厳しいといわれますが、その理由についても併せて見ていきましょう。

銀行のおまとめローンの種類

銀行でおまとめに利用できるローンを3つ紹介します。

1.おまとめ専用ローン

おまとめ専用の商品として用意されています。おまとめ以外の目的では利用できません。

金利は4%台の商品もありますが12%を超える金利の商品もあり、他のローン商品よりも比較的高めに設定されています。毎月決まった金額を、計画的に返済することが可能です。

2.フリーローン

使い道が自由なローンの一つで、他社ローンのおまとめ利用を認めているのがフリーローンです。金利は審査によって決定され、4%前後から15%前後、なかには1%台の金利で融資が受けられる商品もあります。

おまとめ専用の商品と同様に、毎月決まった金額を計画的に返済することが可能です。

3.カードローン

厳密にはおまとめローンではなく、資金使途が自由(事業性資金は除く)なローンですが、ローンのおまとめに利用できる商品として紹介されることも多い商品です。

一般的に、銀行のカードローンは消費者金融のカードローンよりも比較的低金利といわれています。金利は1%代後半から15%程度となり、借入限度額が大きくなるほど金利が低くなるのが一般的です。

カードローンは、借入限度額の範囲内であれば何度でも追加の借入ができて便利ですが、返済した分だけ再度お金を借りてしまうと、いつまでたっても完済できません。

また、毎月の返済額が利用残高に応じて変化(スライド)する「残高スライド元利定額リボルビング返済方式」を採用していることが多く、借入残高が減少すると毎月の返済額も自動的に少なくなります。

場合によっては、毎月一定額を確実に返済する返済専用のおまとめローンよりも返済回数は多くなり、返済総額が増えることがあるでしょう。

銀行の審査は厳しい?

銀行は審査が厳しいと聞き、不安に思う方もいるかもしれません。

銀行は個人や企業から預金を集め、そのお金を融資しています。しかも低金利で融資をするので、銀行は融資したお金が回収できないと、大きな損失を被ることになります。そのため、「金利が低い分だけ審査が厳しい」ということになります。

なかでも、おまとめローンはすでに他の金融機関からの借り入れがある方が対象になるため、審査はどうしても厳しくなってしまいます。

一方、消費者金融は多少のリスクがあっても、融資しなければ利益が上がりません。比較的審査に通りやすい分、金利が高く設定されています。

銀行のおまとめローンへ借り換えることができるのは?

銀行のおまとめローンへ借り換えできる対象の借り入れには、以下のものが挙げられます。

  • 銀行や消費者金融のカードローン
  • クレジットカードのキャッシング
  • ショッピングのリボ払い(対象外の場合あり)

フリーローンは資金使途自由のため、基本的に制約はありません。しかし、おまとめ専用ローンでは、おまとめできるローンの種類を限定していることがあるため、申込みの際にはよく確認しましょう。

銀行と消費者金融の違い

銀行のおまとめローンと消費者金融のおまとめローンを比較してみます。

    メリット デメリット
金利 銀行 ・比較的金利が低い
(銀行によっては1%台の低い金利も可能)
・審査の結果によっては消費者金融と変わらないことがある
消費者金融 ・会社によっては銀行と同レベルの金利も可能 ・比較的金利が高い
借入可能額 銀行 ・1,000万円と高額の商品もある
消費者金融 ・300万円~800万円程度と銀行に比べて少ない
借りやすさ 銀行 ・おまとめ専用ローンやフリーローンだけでなく、カードローンでのおまとめも可能 ・審査が厳しい
消費者金融 ・銀行に比べて審査が早い ・おまとめ専用のローンのみ
銀行のおまとめローン

銀行のおまとめローンは、比較的低金利で借り入れできることがメリットです。条件によっては1%台の低金利で借り入れでき、上限も消費者金融より低く設定されていることが少なくありません。

銀行のおまとめローンを利用すれば、金利負担を大きく減らせる可能性が高いでしょう。また、審査結果次第では、借入可能額が最高1,000万円前後と大きく設定されています。

ただし、審査は消費者金融と比べて厳しくなり、年収や信用情報の状況によっては借り入れが難しくなる点がデメリットです。審査に時間がかかることも覚えておきましょう。

消費者金融のおまとめローン

消費者金融のおまとめローンは、一般的に銀行よりも金利が高く設定されています。審査結果によっては、現在返済中のローン金利と大して変わらない水準での借り入れとなり、おまとめのメリットを十分に活かせないおそれもあるため注意しましょう。

借入可能額は300万円~800万円程度で、銀行よりも少なくなります。審査は銀行と比べると早く難度も高くありませんが、おまとめ専用のローンの場合は追加の借り入れができません。

条件は銀行のほうが有利になることが多いものの、消費者金融は借り入れがしやすいことがメリットです。それぞれメリットとデメリットがありますので、自分自身に適したおまとめローンを選ぶことが大切です。

3. 銀行のおまとめローンを検討したいタイミング3選

おまとめローンは、何らかの理由で返済が苦しくなってきたタイミングで利用を検討される方が多いでしょう。もし現在の状態が以下のいずれかに該当するようでしたら、ローンの一本化を検討することをおすすめします。

クレジットカードのリボ払いの借入残高が膨らんでいる

クレジットカードのリボ払いでの利用を繰り返し、借入残高が膨らんできた場合には、銀行のおまとめローンを検討するのがおすすめです。

多くのクレジットカード会社は、リボ払いの金利を年利15%程度に設定しています。ちなみに、利息制限法では、上限金利は、借入金額に応じて15%~20%と定めています。リボ払いの金利は上限に近い水準に設定されていることがわかるでしょう。

それに対して、銀行のおまとめローンは、リボ払いよりも低い金利での借り入れが期待できます。クレジットカードの借入残高が多いほど総支払額を低く抑えられるメリットを享受できるでしょう。

複数の消費者金融からの借り入れがある

消費者金融のカードローンは、他の金融機関よりもお金を借りやすい分、一般的に金利は高くなり、返済の負担は大きくなります。

消費者金融のカードローンを利用している方は、銀行のおまとめローンに借り換えることで返済の負担を軽減できるでしょう。

強い完済意欲を持っている

おまとめローンの中には、返済中は新たな借り入れをできない商品もあります。簡単に借り入れができれば、困ったことがあれば、すぐにお金を借りてしまうかもしれません。それでは、いつまでたっても借入残高は減りません。

結婚や出産など重要なライフイベントを控え、「返済についてしっかり考えたい」「かならず借金を完済したい」といった完済に対して強い決意がある人には、追加の借り入れが容易なカードローンから返済専用のおまとめローンに借り換えることがおすすめです。複数の借り入れを一本化することで返済計画を立てやすくもなります。

4. 銀行のおまとめローンを選ぶ際のポイント

先述のとおり、銀行の商品には、おまとめ専用もあればおまとめにも利用できるフリーローンやカードローンもあります。

また、各金融機関がさまざまな商品を扱っているため、どれを選んだら良いかわからないという方もいるでしょう。そこで、銀行のおまとめローンを選ぶ際に、チェックしたいポイント3点を紹介します。

毎月の返済額が減るか

銀行のおまとめローンで返済を一本化して金利が下がった場合でも、毎月の返済金額や返済総額を減らさないと、正確には負担軽減にならないでしょう。

そのため、おまとめローンで毎月の返済金額や返済総額がどのように変わるか、事前にシミュレーションしておくことが大切です。

おまとめによって負担軽減できるかは、現在借入中のローンよりも3%以上金利が下がるかを目安に判断すると良いでしょう。

毎月の返済金額を大きく減らそうと返済期間を長くすると、かえって返済総額が増えるおそれがあるため注意してください。

現在の借り入れをすべてまとめることができるか

金融機関によっては、おまとめローンで返済を一本化できる商品が限られる場合があります。例えば、クレジットカードのショッピングリボ払いや、目的別ローンについてはおまとめできないことがあるため、選ぶ際にはよく確認しましょう。

一本化できない借り入れがあると、毎月の返済額を減らせない可能性があり、おまとめの効果が十分に得られない場合もあります。

変動金利か固定金利か

おまとめローンは、商品によって金利のタイプが「変動金利型」「固定金利型」に分かれます。

変動金利型は、景気や為替などの影響により適用される金利が変わる金利タイプです。経済状況によって金利が下げられ、利息総額が下がることもありますが、逆に金利が引き上げられ、利息総額が膨らむこともあります。

固定金利型は、契約時の適用金利が完済まで継続する金利タイプです。景気や経済状況の影響は受けず、利息総額が増えることはありません。

追加の借り入れが可能か

銀行のおまとめローンには、追加の借り入れができる商品と、できない返済専用の商品があります。

追加の借り入れができないと、いざという出費の際に別の金利が高いローンを利用せざるを得ず、毎月の返済額が増えるおそれがあります。また、おまとめローンがあることで、新たに別のローンを申込んでも審査に通らないこともあり得るでしょう。

現在、資金に余裕のない方や大きなライフイベントを控えている方は、追加の借り入れが可能かどうかもチェックしておきたいポイントになります。

5. 銀行のおまとめローンの審査基準

金融機関が審査基準を公表することはありませんが、申込みにあたって一般的な審査基準の考え方を知っておくことは大切です。

銀行のおまとめローンの審査基準

審査で重要なポイントは「きちんと返済できるかどうか」です。一般的な審査のポイントとなる項目を挙げてみましょう。

基本情報:年齢・住所・電話番号など

本人確認書類との一致や、電話番号に間違いはないかなどを確認します。

返済能力:勤務先・雇用形態・勤続年数・年収など

安定した収入状況であるかを判断します。年収のみならず、勤務先や雇用形態、勤続年数も重要です。大企業に勤務していれば倒産リスクが少なく、将来的な安定性を判断する材料となります。雇用形態や勤続年数も、転職リスクによる収入の安定性を判断するポイントになるでしょう。

生活情報:家族構成・居住形態など

既婚未婚、子供の有無、持ち家の有無など、家族構成や財産状況も重要な情報です。

信用情報:他社借入件数・借入総額・滞納の有無・金融事故(債務整理歴など)

ローンを審査するうえで特に重要なものが、返済実績やローン契約状況などの信用情報です。金融事故の情報があると審査通過は難しいでしょう。

銀行のおまとめローンの審査に通らない理由

おまとめローンの審査に通らない理由も整理していきましょう。

1.収入が少ない

年収に対する年間返済額の割合を返済比率といい、これが高いと「返済能力が低い」と判断されます。やはり、収入が多いほど審査は有利といえるでしょう。

2.借入件数が多い

何件以上なら借入件数が多いのかとは一概にはいえないものの、多重債務者と疑われると審査が通りにくくなります。一般的には、4~5件以上あると審査が厳しくなるため、余裕があれば繰り上げ返済を検討しましょう。

3.属性(転職直後・個人事業主など)

転職直後で勤務歴の浅い方や個人事業主などは、安定した収入という点から審査に通りにくい傾向にあるといわれます。

4.過去に延滞した履歴がある

過去に返済が遅れていた履歴があると、審査が通らない可能性が高まります。おまとめ対象ローンの返済履行状況を確認できる、通帳などの提出を求められることもあります。

5.債務整理の履歴がある

金融機関がローンの申込み情報や契約内容、支払状況などを登録する信用情報機関(CIC、JICC、KSCなど)があります。信用情報機関に金融事故の情報が登録されていると、審査には通りません。金融事故情報があると、債務整理の内容によって5~10年間は記録が残っている可能性があります。

信用情報機関では、開示請求により金融事故の履歴を確認できます。不安な方は、自分自身の信用情報の開示請求を検討してください。

6. 銀行おまとめローンの審査の必要書類と流れ・注意点

支出計算

次に、銀行おまとめローンの申込み手続の流れや注意点について、具体的に見ていきましょう。1~4営業日程度で審査の結果が届きますが、審査内容によって時間がかかることがあります。

銀行おまとめローンの審査の必要書類

おまとめローンを申込む際に準備する書類には、以下のようなものがあります。

  • 運転免許証、パスポートなどの本人確認書類
  • 収入証明書(源泉徴収票・住民税課税通知書・確定申告書・課税証明書など)
  • 他社おまとめ対象ローン関係書類(返済予定表や残高証明書など)
  • 銀行の口座番号・銀行印(返済用預金口座)

※金融機関によっては、おまとめ対象となる返済通帳など、返済履行状況を確認するものが必要になります。

銀行おまとめローンの申込みから融資実行までの流れ

申込み方法は各社おおむね次のとおりです。銀行によっては異なることもあるため、申込みの前には必ず金融機関に確認してください。

1.仮審査の申込み

インターネットやファックスで簡単に申込みができます。在籍確認のために、銀行から勤務先に電話がかかってくることがあります。

2.仮審査結果の通知

電話や電子メールなどで、審査結果が通知されます。

3.本審査(正式な審査・契約)

必要書類を準備して窓口に行きます。来店は一度で済むことが一般的です。最近はインターネット利用により来店不要で契約までできる銀行も増え、便利になっています。

4.返済口座の開設

口座をすでにお持ちの方は不要です。

5.融資実行・既存契約の返済

指定口座に入金後、各社への返済を行ないます。銀行からローン会社へ返済資金を振り込むところもあるので、返済方法もよく確認してください。

銀行のおまとめローン以外の返済負担軽減方法

銀行のおまとめローンは返済総額を抑えるために活用したい手段ではありますが、必ずしも審査に通るわけではありません。

おまとめローンを利用できずに返済が苦しいようなら、現在借り入れをしている金融機関に一時的な返済額の軽減を相談するとよいでしょう。

毎月の返済額を減額すると毎月の元本返済額が減るため、完済までの期間が延び返済総額が増えてしまいます。

しかし、定められた毎月の返済ができずに延滞してしまうと、金融事故として信用情報に記録が残されてしまいます。そのリスクを考えると、返済総額が増えても、毎月、確実に返済できる額に設定した方がよいでしょう。

公的な貸付制度を利用する

民間の金融機関でのおまとめローンの利用や、借入先での返済額の軽減などが難しい場合は、国の「生活福祉貸付金制度」などの公的な貸付制度を利用するのも一つの方法でしょう。

公的制度は、低所得者世帯などの生活困窮者を対象に設けられた制度なので、貸付金利は比較的低く抑えられているため、返済額の軽減につながるでしょう。

なお、一時生活再建費、不動産担保型生活資金、生活支援費など様々なものがありますが、制度の利用には一定の条件が設けられています。

銀行のおまとめローンを借り入れる際の注意点

銀行のおまとめローンで返済を一本化すると「金利が下がって支払利息の負担が減る」「返済が1つに絞られ、返済日や返済口座の管理がしやすくなる」など、大きなメリットを得られます。しかし一方で、注意したい点もあります。

1.必ず金利が下がるわけではない

ローンの金利は審査結果によって決定する銀行も多く、必ず金利が下がるとは限りません。金利が低いと思って申込みをした結果、審査結果によっては金利がさほど変わらないどころか高くなることもあり得ます。

ただし、金利が多少上がっても債務を一本化して返済期間を延ばすことで、毎月の返済負担を減らせる場合もあるので、利用するかしないかは慎重に検討してください。

2.審査に落ちると、他のローンを組むときに影響が出る可能性もある

先に説明した個人信用情報機関には、ローンの申込みに関する情報も登録されます。審査に落ちた場合にも照会履歴が登録されるため、新たにローンを組もうとしたときに影響が出ることもあるでしょう。

金利が低い銀行のおまとめローンを利用できると大きなメリットが得られますが、おまとめローンを提供しているのは銀行だけではありません。自身の状況に適したおまとめローンを選ぶことが大切です。

3.すでに借りているローンの完済と解約を行う

おまとめローンでお金を借りたら、すぐに借りているローンを完済しましょう。

もし、借り入れていたのがカードローンの場合は、「解約」まで行いましょう。

手元にカードがある状態が続いてしまうと、何かのきかっけで再び借り入れをしてしまう可能性があるからです。そうなれば、おまとめする前よりも返済しなければならない借金が増えてしまうことになりかねません。

借入額を増やせない環境を作りましょう。

銀行のおまとめローンの選び方に迷ったら「イー・ローン」

いつのまにか増えているカードローンやリボルビング払いなどの借金。少額でも、複数のローンがあると、毎月の支払額が予想以上に大きくなっていることもあります。今回は、複数のローンを抱え、管理が手間になったり、返済が苦しくなった場合の対処法について解説してきました。中でもおすすめは銀行のおまとめローンでしょう。

銀行のおまとめローンは、複数の金融機関から借り入れているローンを一本化するためのローン商品です。リボ払いやカードローンよりも低い金利で融資を受けられるため、返済の負担を軽減しやすくなります。

ただし、金利が低い分、一般的に審査は厳しくなります。また、商品によって金利のタイプや追加借り入れの可否などの条件が異なりますので、ローンを一本化する際には、自身の返済プランに適したおまとめローンを選択しましょう。

おまとめローンに興味がある方は、ぜひこちらのページもご覧ください。

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ライター紹介

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手塚 裕之 (てづか・ひろゆき)

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

都内ゲーム会社に12年勤務後、2018年12月にフリーライターとして独立。個人事業主としての開業を機に、金融・年金・不動産などのFP領域への関心を深める。毎年iDeCoと小規模企業共済の掛金を増額中。好きなものはふるさと納税。

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