第78回

住宅ローンで叶ったガレージ付き平屋建て。20代で夫婦2人の希望を叶えました。

群馬県にお住まいのasukaさんご一家は、住宅ローンを使ってインナーガレージのある平屋建ての家を購入。夫婦で一緒に過ごす時間も増え、DIYや庭いじりも楽しんでいます。

オーナーさんデータ
群馬県 asukaさんご一家(仮名)
家族構成:
夫(31歳・会社員)、妻・asukaさん(28歳・主婦)
建設時の世帯年収:
400〜500万円
購入した住宅:
FREEQ HOMES「COVACO FUNC」(2LDK+ガレージ、土地面積約223m2、建物延床面積72.8m2
購入価格:
2,570万円(土地含む)
利用ローン:
しののめ信用金庫「住宅ローン(わが家)」
金利タイプ:
変動金利型
金利:
0.775%(2016年3月実行)
ローン借入金額:
2,600万円
借入期間:
35年
毎月の返済額:
約7万円

結婚を機に住宅購入を考え始めたasukaさん。いろいろと探した結果、見つけたのがFREEQ HOMES。ここなら夫婦2人の希望が叶えられると思ったそうです。
asuka
2人とも20代だったので時期尚早な気もしたのですが、賃貸でも家賃がかかることを考えると、購入しても同じだと考え始めました。
家を建てるにあたり、私と夫にはそれぞれ希望がありました。
まず私は、できれば平屋建てがいいなと思っていました。2階建てだと階段の上り下りや掃除が面倒そうなうえ、年齢を重ねてからのことを考えると手間がかかるイメージがあったからです。
夫は、免許を取ったばかりのバイクに夢中。家を建てるときには「バイクが置ける広さのインナーガレージ」を実現させたいと考えていました。
いろいろと希望はあったものの、土地も購入する予定だったので、予算的にあまり高い家は建てられません。そこで、インターネットで良さそうなハウスメーカーや工務店を探してみました。
「ローコスト」「平屋建て」「ガレージ」など希望する条件で検索して、見つけたのがFREEQ HOMESの「COVACO」です。かっこいい別荘のような見た目と、木をふんだんに使ったナチュラルな雰囲気が素敵で、一目で惹かれました。しかも、ちょうど一部をガレージにできる新しいプランが始まったばかり。ここだったら夫婦2人の希望が叶います。
群馬県内にCOVACOのモデルハウスはなかったので、隣県まで見に行きました。
実際にモデルハウスを見たときに、木のいい香りがしたのを今でも覚えています。「こんな家に住みたい! 毎日こんな家で過ごせたら楽しいだろうな」とワクワクした気持ちで「COVACO FUNC」というブランドに決めました。
完成したのは、こだわりの詰まったお家。憧れだったバイクガレージも実現しました。
asuka
COVACOは「規格住宅」で、間取りはほぼ決定しているので、カタログを見せてもらって自分たちで住宅設備や色を選んでいきました。外装は、夫の好きな青を中心に、それに合う色を選んでいきました。
そして、迷わず一部屋分をバイクガレージスペースに。家の中からガレージへ行き来できるように室内側に扉を設けました。ツーリングの準備をする際、家の中からバイクへ荷物を運べるようになりました。庭のほうにぐるりと回り、シャッターを開ける手間が省けるのでとても良かったです。
旦那さん念願のガレージスペース。室内扉によって行き来が楽に

旦那さん念願のガレージスペース。室内扉によって行き来が楽に

キッチンは人工大理石にしました。使い勝手を考え、IHコンロを上のグレードへと少し奮発したおかげで、より使いやすくなりました。
キッチンの飾り棚はお手製。収納も増え、木の色合いの調和も取れている

キッチンの飾り棚はお手製。収納も増え、木の色合いの調和も取れている

造り付けの収納をあまり作らなかったので、収納は少なめですが、その分余計なものを買わなくなりました。整理整頓も工夫するようになり、スッキリ暮らすことを心がけるようになりました。
パソコンスペース。きちんと整理されて効率性が高いのはもちろん、無垢材の温かさも感じられる

パソコンスペース。きちんと整理されて効率性が高いのはもちろん、無垢材の温かさも感じられる

私の希望通り、平屋建てにしたのですが、これが大正解でした。掃除も楽で掃除機がけも全部屋あっという間に終わります。自分の管理の行き届くちょうどいい家になったと思います。
DIYにも挑戦。自分たちで手をかけることで、家を作り込む楽しさを満喫しているそうです。
asuka
できれば毎月の支払いは生活に無理のない範囲にしたいと考えていました。そこで、コストダウンも兼ねて、自分たちでできることはチャレンジしてみました。
家の完成後、家具を入れる前に、無垢床のワックス塗装を行いました。もちろん職人さんに頼むこともできますが、自分たちで行うことで安く済み、何よりも家にますます愛着が湧いてきました。
自分たちでワックス塗装したリビング。ナチュラルな木の雰囲気が優しく、居心地のいい空間を作り出している

自分たちでワックス塗装したリビング。ナチュラルな木の雰囲気が優しく、居心地のいい空間を作り出している

外構でお願いしたのは、家の周りのフェンスと駐車スペースのコンクリート敷設だけです。最初は土だけの状態だった庭も、住み始めてから毎年少しずつ、花壇や砂利敷き、芝生を植えたりしています。
庭いじりも夫婦共通の趣味に。何を植えるか話し合うのも楽しい時間

庭いじりも夫婦共通の趣味に。何を植えるか話し合うのも楽しい時間

FREEQ HOMESは、自分でDIYをするなど、家が完成した後も家を作り込んで行くような楽しさがあると宣伝しています。その言葉のとおり、住み始めてからもライフスタイルに合うように家をアレンジするのが楽しいです。まさに自分たちだけの家になっているのではないかなと思います。
この家に住むようになってから、夫婦で一緒に何かに取り組むことが増えました。
「ここはこうしたいな」という部分をDIYできないか話し合ったり、一緒に料理したりして、居心地のいい家で毎日楽しく過ごしています。
ローン借入額は2,600万円。しののめ信用金庫の「住宅ローン(わが家)」を選びました。
asuka
地元の銀行では残念ながら審査が通らなかったのですが、信用金庫の住宅ローンも金利が低かったので、満足しています。
固定金利と変動金利では、金利が低く抑えられる変動金利を選びました。後から固定金利へ切り替えることもできると聞いたので、今は安く抑えておいて金利が気になったら変えればよいと考えています。
月々の返済も低めに抑えているので、貯金もでき、生活も無理なく楽しめています。お金の使い方にもメリハリがつくようになりました。貯めるときはしっかり貯めて、最近ではコーヒーメーカーを購入し、休日においしいコーヒーを楽しんでいます。
何かを購入するときもじっくり吟味してから決める癖がついたので、今、家にあるのは本当に大切で愛着のあるものばかりです。
結びに、asukaさんのようにおしゃれな平屋のお家を建てたいと考えている人へのメッセージを伺いました。
asuka
20代で家づくりはまだ早いかな?とも考えましたが、思い切って見学に行った際に申し込んだ住宅ローンの仮審査を機に、改めて自己資金の見直しやローンの計画を立てることができました。もちろん、十分な貯蓄があるに越したことはないですが、まだ資産が少ない20代でも家づくりは始められると思います。
もし、すぐには無理だとしても、お金を貯めている間に、どんな家にしたいか具体的なイメージを膨らませるのもオススメです。インターネットで調べたり、夫婦で話し合って情報共有したりしておくと貯金のモチベーションも上がり、実際に打合せをするときにもスムーズになると思います。
ライターからのコメント。

「こういう家に住みたい」というイメージが明確だったasukaさんご夫婦。DIYも工夫され、さらに住みやすい家へとアレンジされています。家を中心にご夫婦の時間も増え、居心地のいい空間を作り出されているのが素敵ですね。
住宅ローンの変動金利と固定金利は、どちらにするか迷うところです。asukaさんのように、当初は変動金利型にしておいて、固定金利型への切り替えを考えるのならば、融資実行後も金利動向に注意をし、タイミングを見極めることが大切です。

※今回ご協力いただいたasukaさんのブログ「asuka FREEQLIFE」のURLは https://www.freeq-life.com

ライター紹介

齋田 多恵 の写真

齋田 多恵 (さいだ たえ)

東京生まれ。成蹊大学文学部日本文学科卒業。
法律事務所で社会人生活をスタートした後、女性向けエンタメ系サイトのライター兼ディレクター、モバイルゲームの運営、女性向けモバイルゲームのシナリオディレクター、シナリオライターを経験。
妊娠、出産を機に2016年からフリーライターとして活動開始。

企画/カデナクリエイト、編集/イー・ローン