第802回

自然災害が起きてからでは遅い!自宅のメンテナンスはお早めに。

豪雨や台風など、異常気象関連のニュースを見聞きする機会が増え、今後に備えてリフォームをしたいと考えています。 異常気象対策としてのリフォームにはどのようなものがありますか? 金額によっては借り入れも検討しなければならないので、リフォームに使えるローンについても教えてください。(Kさん 46歳 会社員)
自宅は日光や風雨にさらされ、日々劣化しています。 メンテナスを怠ると災害時に大きな被害につながる場合もありますので、定期的な点検・補修が大切です。 災害対策としてのリフォームには様々な方法があり、内容によって価格が大きく異なります。 見積もりを取って資金計画を立てましょう。

異常気象対策のリフォームにはどんなものがある?

今年は豪雨や台風などの自然災害が相次ぎ、各地で大きな被害をもたらしました。 異常気象による被害から自宅を守るにはメンテナンスが欠かせません。 まずはリフォームによる対策にはどんなものがあるのか、暴風雨対策のケースを確認してみましょう。

暴風雨対策のリフォームの目的・方法
場所 目的 主な方法
屋根
防水性能を向上させる
暴風で飛ばされないようにする
塗装、ふき替え
外壁
防水性能を向上させる
補修、塗装、新調
雨どい
劣化や破損を修繕する
補修、交換
窓
雨水の侵入を防ぐ
割れるのを防ぐ
複数ガラスにする、雨戸・シャッターの設置、ひさしの設置、

リフォームは内容によって価格が大きく異なります。 定期的にメンテナンスを行っていれば耐用年数を伸ばすこともでき、費用も抑えることができます。 一方、長期間メンテナスを行っていない場合は大掛かりなリフォームが必要になるケースもあり、まとまった資金が必要になることもあります。 将来のリフォームも見越して、どこまでリフォームをするべきなのかを専門家に相談してみるといいでしょう。

なお、リフォームは屋根だけ、外壁だけ、と分けて行うよりも、一度にまとめて行う方が、足場代や機材・資材運搬費用などをまとめられ、トータルでの費用を抑えることができます。 この機会に、扉やベランダなど、他にもリフォームすべき箇所がないか確認してみましょう。

必要に応じてリフォームローンも検討を

住宅には定期的なメンテナンスが必要です。 できれば自己資金の範囲内でリフォームを行いたいものですが、災害対策のためのリフォームなどは急いで行う必要があったり、想定以上に資金が必要になってしまったりする場合もあります。 資金が不足する場合にはリフォームローンの利用を検討しましょう。

担保の有無や資金使途等の制約により異なりますが、融資限度額500万円~1,000万円程度、借入期間は最長10年~15年程度の商品を中心に、多くの金融機関がリフォームローンを取り扱っています。 イー・ローンのサイトで金利タイプや適用金利、手数料などを比較し、自分に合った商品を選びましょう。

異常気象が世界各地で報告される昨今、いつどこで自然災害が発生するかわかりません。 家族の安全を守るためにも、住宅のメンテナンスは今後も必要になります。 リフォームローンの返済計画と合わせて、将来のリフォームのための資金計画も立てておくことをおすすめします。

【参考リンク】

私が書きました

宮野 真弓 の写真

宮野 真弓 (みやの まゆみ)

ファイナンシャル・プランナー(CFP(R))、一級ファイナンシャル・プランニング技能士。

大学在学中にFP資格を取得。証券会社、銀行、独立系FP会社を経て独立。忙しくても無理なく実践できるメリハリ家計を提案するママFP。
ライフプラン全般の相談業務や家計簿診断、ライフプランセミナー講師、FP資格取得講座の講師として活動中。
学校での金銭教育にも注力している。

※執筆日:2018年11月13日