第154回

カードローンはキャンペーンにも注目!

このところ友人の結婚式などが続いて支出がかさみ、来月以降ピンチです。カードローンの利用を検討していますが、どんな点に注意して商品を選んだらいいでしょう?(東京都・TKさん)
支出を見直して乗り切れない場合は、ボーナスなどでいずれ家計のバランスを取り戻せる範囲でカードローンを利用しましょう。商品選びでは、キャンペーン情報などにも注意して選びましょう。

カードローンを使う前に・・・

予定外の支出が続き、家計がピンチ!といった状況は誰にも起こりうることです。本来は、「予備費」をしっかり準備することで乗り越えられるもののはずですが、TKさんはそうした手を打っていなかったのですね。 予備費とは、万一の時の支出や、予定外の支出に備えるための常備貯蓄で、生活費の6か月分程度が目安。TKさんも今後は、だんだんにでも予備費が貯められるようにしていきましょう。

さて、カードローンを利用する際は、手軽に借りられてしまう分、返済が負担になる「過度ローン」とならないようにしましょう。

また、利用にあたっては決して延滞はしないこと! 延滞は30%近い金利がつく上、将来、住宅ローンなどを利用する際の障害になることもあるからです。

カードローンはキャンペーン情報もチェック

カードローン商品を選ぶ際は、やはり実質金利のより低いものを利用したいもの。次の給料までなど短期間で返せるメドがたっているなら、無利息期間のあるキャッシングを上手に利用するのも手でしょう。

参照:無利息期間のあるキャッシング活用

商品を選択する際は、ローン検索 が便利です。実質年率のほか、エリアや限度額、審査の期間、来店の要・不要などで絞り込めます。

また、情報を見る際は、「詳細」ページでキャンペーン情報もチェックしてみましょう。2006年2月現在は、たとえば下記のようなキャンペーンがあります。しっかりチェックすれば、意外なオトク情報が見つかるかもしれません。

<キャンペーンの例>(2006年2月)

■SBIイコール・クレジット

金利優遇キャンペーン

期間:2006年03月31日まで

内容:カードローンではかなり低い水準の5.0%~24.5%に優遇。限度額最大300万円(初回最大100万円)

アイフル

10日間無利息キャンペーン

期間:2006年03月31日まで

内容:アイフルを初めて利用する場合に、契約の翌日から10日間が無利息。

・アイフルカードとアイフルマスターカードの両方とも対象。

・ネット申込、店頭、自動契約機とも対象

■DCキャッシュワン

期間:2006年03月31日まで

内容:プレゼント

・インターネットから申込み、契約すると、全員に米倉涼子オリジナルQUOカード1,000円分。抽選で20名に5万円分のDCギフトカードが当たる(対象:期間中30万円以上利用し、終了時に残高がある方)

・抽選で100名に1万円分のDCギフトカードが当たる(対象:期間中10万円以上利用し、終了時に残高がある方)

審査に通るのかどうか心配な人は、「併願」をして、借りられることが確認できた中で最も条件のいいものを利用するのも1つの方法です。その際のツールとして、「一括申込み」を利用して手間を省くのもいいでしょう。

私が書きました

豊田 眞弓 の写真

豊田 眞弓 (とよだ まゆみ)

ファイナンシャル・プランナー、シニアリスクコンサルタント。

20代前半より経営誌や経済誌、女性誌と広く手がけるライターとして個人事業を展開。1995年より独立系FPとして、雑誌やムック、新聞、サイトへの寄稿・監修、相談業務、講師などで活躍。「今日からの お金持ちレシピ」(明日香出版)をはじめ共著本など多数。

※執筆日:2006年02月13日