第1160回NEW
どうしても急ぎでお金が必要に!即日融資カードローンの選び方と注意点
- 急ぎの支払いが必要になり、どうしても今日、現金が必要となった場合、消費者金融であれば当日中に融資を受けられると聞きましたが、注意すべき点はありますか?(会社員、25歳)
- 即日融資のカードローンでも、申込みの時間によっては当日に融資を受け取れないこともあります。融資受付時間や必要書類を事前に確認し、なるべく早めに申込むことが大切です。
即日融資が可能なカードローンの特徴
急な出費で、「どうしても今日中にお金が必要」という事態が起きてしまった時、頼りになる選択肢の一つが申込んだその日のうちに融資を受けられる「即日融資カードローン」です。
即日融資に対応しているのは、主に消費者金融のカードローンで、スマホだけで申込みから契約まで完結することもできます。また、融資の受け取りは自分の銀行口座への振込みや、ATMからの出金が可能です。
借り入れできる年齢は20歳以上や18歳以上など会社ごとに異なります。その他、安定した定期収入があることなどの条件もあるので、申込む際に確認しましょう。
申込みから融資までの流れ
一般的な申込みから融資までの流れは次のとおりです。
1.申込み
スマホやパソコンから24時間365日、いつでも申込みすることができます。電話や無人店舗、自動契約機などでも申込みできますが、会社や場所によって対応時間があるので、確認が必要です。
2.必要書類
申込みにあたり、マイナンバーカード、運転免許証、在留カード、パスポートなどの本人確認書類が必要です。
また、希望借入額が規定の金額(50万円など)を超える場合や、他社との合計額が規定の金額(100万円など)を超える場合などは、源泉徴収票や給与明細書と賞与明細書など、収入を証明する書類が必要になることがあります。
3.審査
審査結果はメールまたは電話で通知されます。来店で手続きをした場合には、その場で審査結果が伝えられます。最短数分〜数十分で結果が分かるとされていますが、審査状況や混雑状況によっては時間がかかることがあります。
4.契約・借り入れ
審査に通ったら、Webやアプリで契約内容を確認のうえ、契約の手続きをします。その後、振込みを選べば自分の銀行口座に振り込まれます。また、スマホのアプリを使えば、コンビニ等のATMで借り入れができるサービスを行っている会社もあります。来店した場合には、自動契約機等で契約の手続きを行うとカードが発行され、その後すぐにATMで借り入れすることが可能です。
必要書類の提出や細かい流れは会社によって異なるので、ウェブサイト等で確認してください。
即日融資を受けるための注意点
いつでも申込みできても、審査や振込みに時間がかかってしまうこともあります。即日融資を希望する場合には、次のような点に注意が必要です。
(1)審査受付時間を必ず確認する
各社とも審査受付時間があります。たとえば、午前9時から午後9時の場合、午後9時以降でも申込みはできますが、審査は翌日の午前9時以降になってしまうため、当日借り入れすることはできなくなります。平日と土日祝で時間が異なることもあるので、確認が必要です。
(2)振込みの場合には、受け取る銀行の営業時間を確認
自分の銀行口座で受け取る場合、銀行の営業時間外になってしまうと、審査に通っても、その日のうちに受け取れない可能性があります。
最近では、24時間365日、リアルタイムで振込みが反映される金融機関が多くありますが、金融機関によっては、夜間やメンテナンス時間帯があり、翌営業日になってしまうこともあります。希望のタイミングに確実に受け取れるか事前に確認をしましょう。
(3)借入額は最小限に
「今日お金が必要!」と急いでいると判断が粗くなりがちです。借りる前に立ち止まり、他に手段はないか、返済に無理はないか、本当に今日必要なのか、もう一度考えてみてください。
即日融資してもらうためには、審査受付時間内に、スマホやWebから申込み、確実に受け取れる口座に振り込んでもらうと、短時間で融資を受け取ることができるでしょう。慌てて申込み、結果的に翌日にならないと受け取れないということがないよう、上記の注意点についてしっかり確認をしてから申込みを行ってください。
【参考リンク】
私が書きました
ファイナンシャル・プランナー。金融デザイン株式会社 取締役。
大学卒業後、信託銀行に就職。その後イベント会社、不動産コンサルティング会社を経て、1996年FPとして独立。2010年より現職。個人のお客様の声を直接聞いてきたからこそ作れるコンテンツ作成しながら、50代と60代からのセカンドキャリアを応援するサービス「50カラ」を展開中。
※執筆日:2025年12月03日
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