第1197回NEW
効率的な教育資金の貯め方は?
- 子どもが生まれたので教育資金の準備を始めようと思います。どのくらいの金額をどのようにして準備するのが効率的でしょうか?(会社員 29歳 男性)
- 最もお金がかかる大学の費用のため、子ども1人につき400~500万円を目標にしてはいかがでしょうか。教育資金の貯め方はご自身のタイプに合わせていくつかあります。
タイプ別に見る教育資金の貯め方
教育資金の貯め方にもいろいろな方法があります。まずは「性格に合った貯め方」を整理してみます。
まず、あなたは次の4つのどれに当てはまりますか? 複数あってもいいので、当てはまるものをチェックしてみましょう。
- 「天引き」でコツコツ積立なら自動で貯められそう
- お金の管理は得意。より有利なものを見つけて預け替えたい。
- インフレリスクに備えるため、一部を投資に回したい。
- 子どもを海外留学にも行かせる準備をしておきたい。
選んだものから、あなたに向く教育資金の貯め方や、具体的な商品などを見てみましょう。
「天引き」でコツコツ積立なら自動で貯められそう
⇒天引き&自動積立型
貯めるのが苦手な人にはこの貯め方が向きます。職場に財形貯蓄があれば、給与から天引きで貯めるのが最も貯めやすいはずです。財形貯蓄がない職場や自営業の方は、自動積立定期預金などを利用しましょう。
そのほか、積立と同じ感覚で貯められるのが、学資保険など貯蓄型保険です。保険料を口座振替で支払うことで、確実に貯蓄できる商品です。教育資金を「隔離」する商品とも言えます。万一の事態にも備えながら計画的に貯められるのがメリットです。
お金の管理は得意。より有利なものを見つけて預け替えたい。
⇒自分で預け替え型
生活費用とは別の口座で貯める、あるいは、子ども名義の別の口座に移し替えて貯める方法です。情報にアンテナを張り、少しでも有利な商品があれば預け替えます。定期預金なら、ネット銀行の金利優遇キャンペーンを狙うなど、自分で商品を研究することが好きな人に向く貯め方です。100万円にまとめれば、宝くじ付き定期という選択もあります。
インフレリスクに備えるため、一部を投資に回したい。
⇒投資ミックス型
高額な教育資金が必要になるのは子どもが生まれてから15年、18年先のため、インフレに備えて、一部を投資信託の積立などで運用したいと考える人も少なくありません。その場合、投資ミックス型を検討しましょう。親のNISAつみたて投資枠や、2027年1月から始まるこどもNISA、あるいは変額保険などリスク商品を組み込んでみるのも一法です。リスクを避ける投資商品には、1万円から買える個人向け国債などもあります。
運用による目減りリスクもあるので、リスク資産で運用するのは、教育資金の5割以内を目安にしましょう。たとえば、教育資金として月3万円を積立てるなら1.5万円をNISA等、残り1.5万円を財形貯蓄や学資保険等という組合せです。
子どもを海外留学にも行かせる準備をしておきたい。
⇒外貨商品ミックス型
子どもが希望すれば、海外留学もさせたいと考えている場合は、留学先に合わせた通貨の外貨商品をミックスして貯めることを検討してもいいでしょう。例えば、外貨建て保険や外貨預金などが挙げられます。毎月一定額の外貨預金を積立てる方法もあります。外貨建て保険は外貨で受け取って外貨で使うイメージです。外貨資産もリスク資産ですので、全額を回すことは避けましょう。
子ども1人につき400~500万円を目標に
大学時代の学費は、自宅通学でも、国公立で合計約460万円、私立で、約720万円かかります(参照:日本学生支援機構「令和4年度学生生活調査結果」、文部科学省「私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査結果」)。自宅外通学であればさらに生活費が年100万円前後上乗せになります。
教育資金は、大学時代の分として、子ども1人につき400~500万円を目標に準備するように言われています。家計にゆとりがあれば、もっと多く準備をしておけば安心度は高まります。
児童手当は、対象となる子が1人目、2人目は3歳未満月1.5万円、3歳から高校卒業年度末まで月1万円、3人目以降は0歳から月3万円です。児童手当の累計額は、1人目2人目は合計240万円前後、3人目は600万円前後となります(誕生月や、制度上の多子加算の数え方を満たす期間で異なります)。1人目、2人目も、児童手当分と、お祝いやお年玉などを教育資金に充て、また、一部を運用することで、目標額である400~500万円にも手が届くのではないでしょうか。
実際のところ、400~500万円では大学時代の学費には不足します。そのため、在学中も家計からの支出は続き、子ども自身もアルバイトをするなどして、4年間の学費をまかなうことになります。
29また、予定外に進学先が自宅外通学や学費が高額な学部になり資金不足に陥る可能性もあります。その場合には、比較的負担の小さい資金調達方法として奨学金や教育ローンを活用するといいでしょう。
- 【参考リンク】
私が書きました
ファイナンシャル・プランナー、シニアリスクコンサルタント。
20代前半より経営誌や経済誌、女性誌と広く手がけるライターとして個人事業を展開。1995年より独立系FPとして、雑誌やムック、新聞、サイトへの寄稿・監修、相談業務、講師などで活躍。「今日からの お金持ちレシピ」(明日香出版)をはじめ共著本など多数。
※執筆日:2026年08月24日
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- 10万円 ~ 1000万円
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auじぶん銀行
- 実質年率
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- 10万円 ~ 800万円
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第4位三菱UFJ銀行
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第5位常陽銀行
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- 2.600% ~ 3.200%
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第6位楽天銀行
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第7位
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第8位大阪信用金庫
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第9位多摩信用金庫
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- 1000万円
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第10位みずほ銀行
- 実質年率
- 2.000% ~ 14.000%
- 金利体系
- 変動金利
- 借入可能額
- 10万円 ~ 800万円
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