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第79回NEW

マイカーローンの年収目安はいくら?借入可能額・返済額・審査基準を解説

  • マイカーローンで車を購入するために必要な年収の目安
  • マイカーローンを組む際の借入可能額
  • 年収別|マイカーローンの借入可能額と購入できそうな車のタイプ
  • 借入金額別|月々の返済額はどれくらい?
  • マイカーローン審査でチェックされる項目
  • 審査通過のための工夫とポイント
  • 車の購入時・維持にかかる費用も確認しよう
  • まとめ
  • マイカーローンの総合ランキング

車の購入や買い替えを検討しているものの、「いくら借りられるか」「どれくらいなら無理なく返済できるか」がわからず、なかなか購入に踏み切れない人もいるでしょう。
マイカーローンには、年収に対して借り入れできる限度額の目安が存在します。ただし、審査によって実際に借り入れできる金額は異なるため、あらかじめ仕組みを理解して選ぶことが安心につながります。本記事では、年収別の借入可能額の例や返済負担率の考え方、審査に通るためのポイントなどを解説します。

マイカーローンで車を購入するために必要な年収の目安

マイカーローンを申込む際、ほとんどの場合年収確認があります。それは、申込者の返済能力を確認するためです。

一般的には、年収が200万円ほどはないとマイカーローンの利用は難しいといわれています。だからといって、年収200万円以上あれば必ず審査に通るとも限りません。年収が低い場合は、別途条件が付いて、マイカーローンを利用できるケースもあります。

マイカーローンを組む際の借入可能額

マイカーローンの審査では、借入希望額と年収のバランスが重視されます。

年収に対する年間返済額である「返済負担率」が一定の基準を超えると、審査に通りにくくなります。銀行の多くは、返済負担率を年収の25〜35%程度を基準にしています。この返済負担率はマイカーローンだけではなく、他のローンやクレジットカードの借り入れも含まれています。したがって、借り入れが多いほどマイカーローンの借入可能額が下がります。

また、返済期間が短すぎる場合や金利が高い場合も、月々の返済額が増えて返済負担率が上昇するため、審査通過の難易度は上がります。

年収別|マイカーローンの借入可能額と購入できそうな車のタイプ

年収に応じて購入できる車種やグレードの目安も異なります。自分の年収でどれくらいの車が買えるのかを知ることは、車の購入についての具体的な検討の第一歩です。
ここでは、返済負担率25〜35%で試算した年収ごとの借入可能額の目安と、年収別に購入できる価格帯の車種イメージを紹介します。借入れ条件は、返済期間は3年~7年、他のローン等の借入れ無し、金利は金融機関のマイカーローンの標準的な水準として4%で試算しています。

年収200万円

借入可能額の目安は、135〜200万円です。選べる車種は、軽自動車の新車や中古の登録済未使用車などです。

年収300万円

借入可能額の目安は、200〜300万円です。選べる車種は、軽自動車の上位グレードやコンパクトカーの新車などです。

年収400万円

借入可能額の目安は、270〜400万円です。選べる車種は、ハイブリッド車やコンパクトカー、ミニバンの一部などです。

年収500万円

借入可能額の目安は、340〜500万円です。選べる車種は、ファミリー向けミニバン、コンパクトSUV、人気ハイブリッド車などです。

年収600万円

借入可能額の目安は、400〜600万円です。選べる車種は、ミドルクラスのSUVやハイブリッド車などです。

年収700万円

借入可能額の目安は、500万〜700万円です。選べる車種は、大型ミニバンやSUV、輸入車のエントリーモデルなどです。

借入金額別|月々の返済額はどれくらい?

借入可能額がわかったら、次は毎月の返済額を確認しましょう。借入金額が同じでも、返済期間や金利によって月々の支払いは大きく変わります。

一般的に、返済期間が長いほど月の負担は軽くなるものの、利息の総額は増えます。ここではイー・ローンの「マイカーローンのこだわり返済額シミュレーション」を用いて、返済年数が3年、5年、7年でどれほどの差が出るのか、金利4.0%(元利均等返済)で試算した例を見ていきましょう。

借入額:200万円の場合

借入年数 月々の返済額 年間の返済額 返済総額
3年 59,047円 708,564円 2,125,710円
5年 36,833円 441,996円 2,209,946円
7年 27,337円 328,044円 2,296,320円

返済総額は、3年で約213万円、5年で約221万円、7年で約230万円となります。期間が長くなるにつれて利息負担が増加します。

毎月返済額については、3年で約6万円、5年で約3.7万円、7年で約2.8万円です。月3万円台以下に抑えたい場合は5年以上の期間設定が必要です。

借入額:300万円の場合

借入年数 月々の返済額 年間の返済額 返済総額
3年 88,571円 1,062,852円 3,188,575円
5年 55,249円 662,988円 3,314,942円
7年 41,006円 492,072円 3,444,495円

返済総額は、3年で約319万円、5年で約332万円、7年で約345万円となります。300万円を借りると利息もそれなりの金額になります。

毎月返済額は、3年で約8.9万円、5年で約5.6万円、7年で約4.2万円です。現実的なラインを考えるなら、月5万円台の返済となる5年ローンが適切でしょう。

借入額:400万円の場合

借入年数 月々の返済額 年間の返済額 返済総額
3年 118,095円 1,417,140円 4,251,539円
5年 73,666円 883,992円 4,419,931円
7年 54,675円 656,100円 4,592,670円

返済総額は、3年で約426万円、5年で約442万円、7年で約460万円となります。借入額が大きいため、金利の影響も無視できません。

毎月返済額は、3年で約11.9万円、5年で約7.4万円、7年で約5.5万円です。月7万円以上の出費は家計への影響も大きいため慎重な判断が求められます。

借入額:500万円の場合

借入年数 月々の返済額 年間の返済額 返済総額
3年 147,619円 1,771,428円 5,314,302円
5年 92,082円 1,104,984円 5,524,923円
7年 68,344円 820,128円 5,740,849円

返済総額は、3年で約532万円、5年で約553万円、7年で約575万円となります。7年返済では利息だけで75万円ほどかかります。

毎月返済額は、3年で約14.8万円、5年で約9.3万円、7年で約6.9万円です。長期ローンを組まないと月々の支払いが10万円近くになってしまいます。

借入額:600万円の場合

借入年数 月々の返済額 年間の返済額 返済総額
3年 177,143円 2,125,716円 6,377,165円
5年 110,499円 1,325,988円 6,629,912円
7年 82,012円 984,144円 6,889,040円

返済総額は、3年で約638万円、5年で約663万円、7年で約689万円となります。返済期間による総支払額の差が大きくなります。

毎月返済額は、3年で約17.8万円、5年で約11.1万円、7年で約8.3万円です。月10万円を超える返済は、相当な収入の余裕が必要です。

借入額:700万円の場合

借入年数 月々の返済額 年間の返済額 返済総額
3年 206,667円 2,480,004円 7,440,030円
5年 128,915円 1,546,980円 7,734,908円
7年 95,681円 1,148,172円 8,037,217円

返済総額は、3年で約745万円、5年で約774万円、7年で約804万円となります。利息総額が100万円を超えるケースも出てきます。

毎月返済額は、3年で約20.7万円、5年で約12.9万円、7年で約9.6万円です。家賃並みの支払いになるため、ライフプラン全体を見据えた検討が不可欠です。

マイカーローン審査でチェックされる項目

マイカーローンの審査は年収だけで判断されるわけではなく、複数の審査ポイントがあります。審査基準は金融機関ごとに異なるものの、多くの会社で重視される共通項目も存在します。一般的に重視されると考えられる要素について解説します。

就業状況

雇用形態は重要な審査ポイントのひとつです。正社員・契約社員・パートなど雇用形態により評価は異なります。長期的な収入が見込めるかどうかの判断材料に使われています。自営業者は所得を証明するために確定申告や収入証明の提出が求められることが一般的です。

借入状況

現在の借入状況も審査の対象です。他のローンやクレジットカードの支払いがある場合、それらを含めた返済能力が慎重に評価されます。

特にカードローンやリボ払いの利用残高が多いと、審査に影響することがあります。借り入れが少ないほど負担は小さいので審査で有利に働きやすくなります。

信用情報

過去に返済の遅れや延滞がないか、過去の金融取引の履歴である信用情報も確認されます。

過去に返済トラブルがあれば、審査に通らない可能性があります。一方で、クレジットカードを適切に利用していれば信用評価がプラスになります。

勤続年数

勤続年数も評価対象のひとつです。勤続年数が長い方が収入の安定性が高いと判断されやすく、審査での評価が上がります。

一方、転職直後は審査が厳しくなる場合があります。一般的には、1年以上勤務していると審査で有利になるケースが多いと言われています。

審査通過のための工夫とポイント

審査に不安がある場合でも、いくつかの対策を講じることで審査を通過できることもあります。

もっとも簡単な方法は頭金を入れることでしょう。頭金を入れた分だけ、借入額が減り、返済負担率が改善し、その分、評価がプラスになります。また、安定したボーナスが期待できるのであれば、ボーナス併用払いを使えば、月々の返済額が抑えられるので、それもプラスの評価につながるでしょう。その他、家族の収入合算ができる金融機関もあるため、選択肢を広げることもできます。

他のローンやリボ払いの利用残高を整理することも審査に有利になります。信用情報に不安がある人は、信用情報に問題がないか事前に確認しておきましょう。もし支払い遅延があれば、審査に不利に働くので解消しておきましょう。

車の購入時・維持にかかる費用も確認しよう

車を手に入れるためには、車両本体価格以外にもさまざまなお金がかかります。マイカーローンを組んで車を購入した際にかかる車体以外の費用についても解説します。

車の購入時にかかる費用

契約から納車までにかかる初期費用は見落としがちです。車を購入したその時点で発生する費用について解説します。

頭金

頭金は、ローンを組む前に自己資金で支払う購入費用の一部です。頭金を支払った残額に対してローンを組むため、借入額と利息を減らせるメリットがあります。頭金0円での購入も可能ですが、その分借入額が増えるため返済総額は増えます。また、頭金の有無は審査結果に影響するケースもあるため、可能な範囲で頭金を用意すると、審査に通過しやすくなります。

保険

車に掛けられる保険は「自賠責保険」と「任意保険」に分類されます。自賠責保険は加入が法律で義務付けられている保険であり、全車種が加入必須です。任意保険は自賠責保険でカバーできない範囲・金額を補償できる保険であり、補償内容によって保険料が変動します。特に新車や輸入車は、保険料が高くなる傾向があります。

税金

車の購入時には、自動車税・環境性能割・重量税などの税金がかかります。車種や排気量、環境性能で税額が異なります。これらの税金は、車両の購入時に、まとめて支払うのが一般的です。

オプション

カーナビ・ETC・ドライブレコーダーなどの装備費用は、積み重なると大きな金額になります。特にメーカーオプションは高額になることもあります。オプションを付ける場合は予算管理が必要でしょう。

登録諸費用

車庫証明や名義登録の手続きにかかる費用で、印紙代などの実費と代行手数料が含まれ、新車・中古車で費用が変わる場合があります。支払いは基本的には販売店に依頼することが一般的で、見積り時に確認できます。

車の維持にかかる費用

車を維持していくためには、様々なコストがかかります。今後のために、維持費についても理解を深めておきましょう。

燃料

車を動かすためのガソリン代や電気代です。毎日使う場合は燃料費が負担になるかもしれません。また、ガソリン価格の変動によっても維持費は変わります。それに対してハイブリッド車や軽自動車は燃費が良いため費用を抑えやすいでしょう。

メンテナンス

オイル交換やタイヤ交換など、消耗品の交換にかかる費用が定期的に必要になるのに加え、修理や部品交換の費用が突発的に発生することがあります。また、2年(新車初回は3年)に1回の車検ではまとまった費用がかかります。

駐車場

自宅に駐車スペースがない場合は必ず必要になる費用です。都市部では駐車場代が高額になる傾向があり、維持費を押し上げる要因になります。月極駐車場は同じ地域内で価格差があります。

マイカーローンの利息

ローンの利息も維持コストの一部と考えられます。返済期間が長くなるほど利息の総額は増えます。もし、金利が低い銀行のマイカーローンを選べれば総負担が抑えやすくなります。借入前に返済計画を立てることで負担を軽減できるでしょう。

まとめ

マイカーローンの借入可能額は、年収と同程度まで借りられるケースが一般的です。ただし、だれでも年収程度まで借りられるわけではありません。金融機関は返済負担率を重視し、25〜35%程度がひとつの目安としています。

車体以外にも税金・保険・ガソリン代や駐車場代などの維持費が必要なため、これらを含めた総費用を確認することが重要です。憧れの車を手に入れるために、まずは自身の年収と照らし合わせてシミュレーションを行い、計画的にローンを利用しましょう。

マイカーローンの利用についてもっと知りたい方は、ぜひこちらのページもご覧ください。

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また、このランキングはサービス選択時の参考情報を提供することを目的としており、ローン商品の商品性の優劣を示したり、イー・ローンとして特定の金融機関、ローン商品を推奨したりするものではございません。

文/手塚 裕之