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第50回

住宅ローンで叶った26歳のマイホーム。リノベーションで思い通りに。

北海道在住のぐりけんさんご夫婦は、築24年の中古マンションを購入し、リノベーション。アウトドア好きの二人が外出を減らすほど、満足しているそうです。

オーナーさんデータ
北海道 ぐりけんさんご一家
家族構成:
夫・ぐりけんさん(27歳・会社員)、妻(26歳・歯科衛生士)
購入時の世帯年収:
700~800万円
購入した物件:
中古マンション(築24年)
延床面積:
92m2(4LDK→3LDKに変更)
購入価格:
物件価格1,700万円+リノベーション費用860万円
利用ローン:
イオン銀行「住宅ローン」
金利タイプ:
変動金利型
金利:
0.67%(変動0.57%+がん保障特約0.1%。2016年7月実行)
ローン借入金額:
2,560万円
借入期間:
35年
毎月の返済額:
68,394円

25歳で結婚し、1LDKの賃貸マンションに住んでいたぐりけんさんご夫婦。生活するうちに、家の狭さが気になり始め、マイホーム購入を考え始めたといいます。
ぐりけん
夫婦ともに、いずれはマイホームを買いたいと思っていました。当時まだ26歳で、頭金も貯まっていませんでしたが、これ以上賃貸マンションに家賃を払い続けても何も残らず、もったいない。それなら、少しでも早く買ったほうが良いのでは?と考えたのです。
「どうせ買うなら、他の人のセンスで作ったものではなく、自分たちの思い通りにしたい」というのが、私たちの希望。一戸建ての注文住宅も考えましたが、駅から近い立地の物件が多いことや、雪かきをしなくていいことから、中古マンションにすることにしました。間取りを選べる新築マンションもありますが、金額と自由度を考えたら、中古マンションをリノベーションした方が良いという結論に至りました。
ぐりけんさんご夫婦は、リノベーション可能な物件を探す前に、まず、リノベーションの完成イメージを話し合いました。
ぐりけん
「玄関からリビングまでを開放的にしたい」「洗濯機と物干し場を一体にしたい」「対面式キッチンが良い」など、二人で希望を出していきました。これらの希望を踏まえて物件を探さないと、理想のリノベーションができる物件が見つからないと考えたからです。
こうして出した条件は、「理想の家シート」にまとめました。このシートは後々工務店に希望を伝える資料になりました。
リノベーション情報が載ったサイトや雑誌などで他の人の事例を見ながら、内装のイメージをふくらませました。自分たちの希望に近いものを印刷したり切り抜いたりして、シートに貼ることで、ますます完成イメージが明確になりました。
完成イメージが固まったら、まず総予算(物件+リノベーション)を、近隣の新築マンション価格のマイナス1,000万円と決めました。予算を曖昧にしていると、後先考えずに、高額な物件を選んでしまいそうだったからです。さらにリノベーションは予想よりもお金がかかると聞いていましたので、リノベーション費用に関しては「理想の家シート」を元に概算価格を工務店に教えてもらい、総予算からリノベーションの概算価格を差し引いた金額を物件の予算としました。工務店のなかには、リノベーションに適した物件探しを手伝ってくれるところもあるので、物件が決まる前でも相談すると良いですよ。

リノベーション前のリビング。可もなく不可もない、ありふれた雰囲気

リノベーション前。キッチンは壁側にあり、つくりもごく平凡

駅から徒歩10分の場所に、夫婦の希望を実現できそうな物件を確保。工務店と打ち合わせを重ねて、隅々までこだわったリノベーションをおこないました。
ぐりけん
自分たちが住みやすいように間取りを変更できるのが、リノベーションの最大の楽しみ。私たちも、全体的に間取りを変更しました。
まずは、「開放的な空間が欲しい」と考え、玄関とリビングを隔てるドアを撤去しました。また、部屋の真ん中にあった浴室を移動させ、リビングを拡張。こうすることで、とても広がりのある空間ができました。

リノベーション後。開放的なリビングに生まれ変わった

浴室だけでなく、キッチンや洗面所の位置も大幅に変えました。排水管を延長すれば、水回りもかなり動かせるんですね。
壁側にあったキッチンは、対面式に変えました。キッチンで良かったのは、ビルトイン食洗機をつけたこと。はじめて使ってみたのですが、非常に便利でした。スイッチを押すだけできっちり洗い上げてくれますし、洗い物がなくなるだけでこんなに生活が豊かになるものかと、衝撃を受けました。水道代も減っており、節水効果もあるようです。
また、キッチンの横にパントリー(食料庫)スペースを造ることで、食品を大量に収納できるようになりました。キッチンの生活感を限りなく減らせるのでオススメです。

対面式のキッチン。右奥にパントリーを設けたことで、スッキリとしたキッチンに

造作でつくった洗面所も、すごく気に入っています。とにかく広々としていて、朝、妻と奪い合いになることがありません(笑)。

リビングの裏にある洗面所は、造作でつくった

さらに、洋室を一つ潰して、洗濯機の横に物干し場とクローゼットがあるユーティリティスペースを設けました。お風呂の脱衣所も一緒です。雪国なので洗濯物を外に干せないのですが、このスペースがあることで、寝室などに物干し台を置かずに済んでいます。洗濯から乾燥、収納までの作業が一つのスペースで済むので使い勝手が抜群です。
地味な変更点かもしれませんが生活感も減らせるし、家事導線としてもメリットばかりです。

寝室はリビングとつながっている。シンプルで落ち着く雰囲気

玄関の奥にあった洋室のクローゼットを潰し、玄関スペースにあてることで、以前より2倍の広さに

私たち夫婦はアウトドアが好きで、休日になるとよく外出していたのですが、引っ越してからはあまり出なくなってしまいました(笑)。それくらい家が快適です。
「それだけ希望を叶えたら、かなり費用がかかっているのではないか?」と思うかもしれませんが、妥協できる点は妥協しました。たとえば、お風呂は造作でなく普通のユニットバス(マンションタイプではなく、戸建てタイプを導入し広さを確保)ですし、寝室の壁面収納や子供部屋の収納も造るのは諦めました。こうしてメリハリをつけることで、当初の見積もりから200万円リノベーション費用を削減。目標だった「近隣の新築よりもマイナス1,000万円」を実現できました。
ローン借入額は2,560万円。イオン銀行の住宅ローンを選びました。
ぐりけん
金利が低い住宅ローンを扱っていることから、ネットバンクに的を絞りました。いくつかの銀行を比較検討したのですが、金利の低さに加え「住宅購入代金とリノベーション費用の両方を同じ金利で借りられる」という条件を考えると、イオン銀行がベストな選択でした。イオン銀行で住宅ローンを借りると、イオンやマックスバリュなど、イオングループの店舗での買い物が毎日(5年間)5%オフになるのも魅力でした。
最後に、中古マンションのリノベーションを検討している人へのメッセージを伺いました。
ぐりけん
こだわりが強くて、「何もかも思い通りにしたい!それでいて安く済ませたい!」という欲張りな人にはリノベーションがおすすめです。まずは「理想の家シート」を作ってから物件や工務店を探せば、理想に限りなく近い家が手に入るはずです。また、将来的にマイホームを持ちたいなら早く行動したほうが良いでしょう。悩んだり、頭金を貯めたりしている間の家賃は本当にもったいないです。私たちは26歳でマイホームを持ちましたが、大成功でした。
ライターからのコメント。

住宅ローンは、金利以外はどの金融機関でも同じように見えますが、実際は異なります。たとえば、「リノベーション費用も同時に借りられる」など資金使途の範囲や、がん保障特約、買い物割引特典などの付帯サービスは、金融機関によって異なります。そうした条件も比較検討して、ご自身に合った住宅ローンを見つけてください。

※今回ご協力いただいたぐりけんさんのブログ「ぐりぶろぐ」のURLは、http://www.gurinovation.com/

文/杉山直隆、企画/カデナクリエイト、編集/イー・ローン