カードローンの選び方

カードローンは、カードを使ってATM等から現金を引き出し、毎月一定金額を分割返済、もしくはATM等で希望金額を都度返済していくものです。使途は自由で、カード発行時に決められた貸付限度内で借入することができます。銀行、信用金庫、信販会社、消費者金融で取扱っています。資金使途を問われないため、気軽に利用しやすい、他の目的別ローンに比べると審査に必要な書類が少なく審査回答までの時間が短いため、借入までにかかる時間も早いという特徴があります。ただし、その分金利は高めであるということを忘れてはいけません。他に利用できるローンはないのか、返済は無理なくきちんとできるのか、よく検討した上で利用するようにしましょう。

金利

借入限度額に応じて金利を設定するローンがほとんどで、枠が小さいほど上限金利に近い契約になります。ただし、借入限度額が大きく金利が低くても、多く借りたり返済期間が長くなると、トータルの利息額はやはり多くなるので注意しましょう。

限度額

カードローンは限度額が大きなもので1,000万円にもなります。クレジットカードもカードの利用限度額に準じている場合が多く(別途審査で別枠設定される場合もある)なっています。借入額が大きくなる場合には、目的別ローンで対応できないかをまず検討すべきでしょう。

返済の利便性にも注意

借入の際の利便性のみならず、返済の利便性もチェックしておきましょう。銀行、信用金庫、信販会社のカードローンは原則指定口座(銀行、信用金庫)からの自動引き落としになります。給与口座から引き落とせるようなローンを選べば、返済の煩雑さはかなり回避されます。一方、消費者金融はATMでの入金が一般的ですが、振込や口座振替など複数の返済方法も選択できます。

金融機関
主な特徴
銀行
金利1〜14%台と下限上限とも低い水準であり、限度額も大きなもので1,000万円にもなる。自行ATMやコンビニATMも利用でき、通常返済は口座振替で安心である。
消費者金融
消費者金融会社は独立系と銀行系に大別することが出来る。いずれも実質年率3〜18%台、限度額は800万円程度のものが目立つ。全国の銀行、信用金庫、クレジット・信販会社、コンビニなどのATMが利用できるため利便性が高い。