第81回

マイカーローンで叶ったお気に入りのキャンピングカー。自由な旅を楽しめます。

埼玉県にお住まいのスティッチ号さんは、マイカーローンを使って、4台のキャンピングカーを乗り継いでいます。お休みが不規則でペットがいても、好きなときに旅行に行く生活を満喫されています。

オーナーさんデータ
埼玉県 スティッチ号さん(ハンドルネーム)ご一家
家族構成:
スティッチ号さん(48歳・パート)、夫(46歳・会社員)
購入時の世帯年収:
500~600万円
購入したキャンピングカー:
東和モータース「WOHN exc(ヴォーン エクスクルーシブ)」
購入価格:
1,000万円
利用ローン:
オリコ「オートローン」
ローン借入金額:
約600万円
金利タイプ:
固定金利型
金利:
3.2%(平成30年9月実行)
借入期間:
10年
毎月の返済額:
5万1,667円

スティッチ号さんのご主人は長距離運転手。前日にならないと休みがわからない不規則な生活を送っています。しかも犬を2匹飼っているため、なかなか旅行に行けず不便に思っていたそうです。
スティッチ号
そんな我が家の悩みを解消してくれるのではないかと思ったのがキャンピングカーです。
もともとアウトドアには興味がなかったのですが、あるとき夫の会社の友達に教えてもらい、毎年冬に幕張で開催されるジャパンキャンピングカーショーに行ってみることに。
そこで初めてキャンピングカーを見て「我が家にピッタリだ」と感じました。夫も「これがあれば、宿を取らなくても車で寝られるからいいね」と賛成してくれて購入することになりました。
はじめて購入したのは軽のキャンピングカー。そこから徐々にステップアップし、いまのキャンピングカーが4台目になります。
現在乗っているのは、東和モータースの「WOHN exc(ヴォーン エクスクルーシブ)。ご夫婦ともにお気に入りの車種だといいます。
スティッチ号
ヴォーン エクスクルーシブは、キャブコンタイプのキャンピングカーです。キャブコンとはトラックをベースにしていて、運転席の上にはベッドにもなる広いスペースが設けられています。いかにもキャンピングカーという外観で、車内も広く、キッチンやベッドスペースも付いています。
ヴォーンを販売している東和モータースは関東にしかないので乗っている人が少なく、レア感があり気に入っています。また、他の同じクラスの車に比べ、運転席の上が広いスペースになっているので荷物が置きやすく使いやすいです。夫は、四角い外観も好きなようです。
実は、この1台前に乗っていたのも、同じヴォーンシリーズの「ズィーベン」という車でした。
「どうして同じ車種に乗り換えたの?」とよく聞かれるのですが、一番の理由は、ズィーベンには急速走行充電がついていなかったからです。一応、走行充電はついているものの、埼玉から九州まで走ってようやく満タンになるかどうかという程度でした。車に搭載させていた家庭用のエアコンを昼間使用すると2時間程度で充電が切れ、夜中使えません。一緒に旅する犬の体調も心配なうえ、キャンプ場で電源を24時間つながなくてはならないなど、不便に感じていました。
急速走行充電システムをオプションでつけることも考えましたが、その頃はまだ後付けできず、車屋さんに相談しても「難しい」と言われてしまいました。
そこで、思い切ってアイドリングだけで充電ができるエクスクルーシブに買い替えることにしました。その結果、快適度がぐっと上がり、大正解でした。
暑い時期も家庭用エアコンをフル稼働できる

暑い時期も家庭用エアコンをフル稼働できる

ヴォーンエクスクルーシブには基本的な生活設備が備わっているため、まるで暮らしているように旅行を楽しめるそうです。
スティッチ号
オプションでオーニング(日よけ)、FFヒーター、ボイラー、シャワーキットを付けました。90リットルの冷蔵庫や電子レンジがあり、シンクコンロも常設されているので、簡単な自炊もできます。おかげで、旅行中の食費を大幅に節約できます。
簡単な自炊をしたり、お茶を淹れたりできるので、車のなかでくつろげる

簡単な自炊をしたり、お茶を淹れたりできるので、車のなかでくつろげる

車内は広々としているのでゆったりと過ごせます。ベッドはズィーベンのときより20センチ広くなりました。二段ベッドの下部は荷物置き場にしているので、収納も充実しています。
車内はモンステラのキルトでハワイアン風に統一。奥に見えるのが二段ベッド

車内はモンステラのキルトでハワイアン風に統一。奥に見えるのが二段ベッド

キャンピングカーを購入してから、人生の自由度がぐっと上がったそうです。
スティッチ号
一番嬉しいのは、思い立ったときにすぐ旅行に行けることです。たとえばお正月に1週間お休みがあったら、旅館の予約を気にする必要もなく、その期間、低予算でずっと遊べます。ペットがいても好きなところに一緒に行けるのが嬉しいです。
いつも一緒に旅を楽しんでいる2匹のポメラニアン

いつも一緒に旅を楽しんでいる2匹のポメラニアン

気軽にいろいろなところに行けるので、新しい趣味にも挑戦しています。最近は夫婦でSUPサーフィンを始めました。キャンピングカーが無ければ、知らない世界だったと思います。
紅葉や桜なども見頃の時期にすぐ出かけられるので、四季折々の美しさを好きなときに楽しめます。
紅葉の美しい時期に旅行。寒くなればたき火やキャンプも楽しめる

紅葉の美しい時期に旅行。寒くなればたき火やキャンプも楽しめる

キャンピングカーに関するブログを長く続けているので、ブログを通じた友達も増えました。キャンピングカーで現地集合してオフ会をするなど、楽しく過ごしています。
ローン借入額は600万円。オリコの「オートローン」を選びました。
スティッチ号
1台目の軽キャンパーのときから、オリコのオートローンを利用しています。
これまで繰り上げ返済することも多く、信頼していただいているのか、4台目を購入する際もすぐにローンが通りました。
3台目の下取り分を頭金にして、600万円の借り入れとなりました。
最後に、スティッチ号さんのようにキャンピングカーを購入したいと考えている人へのメッセージを伺いました。
スティッチ号
好きなときに旅行に行きたいと思っている方に、キャンピングカーはピッタリだと思います。お休みが不規則でペットがいても、キャンピングカーを購入してからいろいろなところに行けるようになりました。
価格は高いのですが、それを補って余りあるほどメリットがあるので、気になる方はまずショーやお店で実物を見てみるといいと思います。
我が家は、急速走行充電がしたくて買い替えをしました。充電しやすいのは本当に便利で、旅行の快適度がぐっと上がるのでおすすめです。
ライターから一言

スティッチ号さんのお話を伺い、キャンピングカーがあると人生の自由度がぐっと上がることが伝わってきました。ペットや不規則な休みの他、「足が痛くて長時間歩けない」といった健康上の理由で旅行に行くのが難しい方にとっても、利用する価値は高いでしょう。 ローンの審査が通るかどうかは、やはり利用者の信用の高さにかかってきます。スティッチ号さんのような信頼関係を構築するためには、預金サービスなどを含め長期的な利用ができるかという点も、金融機関選びで気にしたいところですね。

※今回ご協力いただいたスティッチ号さんのブログは https://ameblo.jp/stitch2916/

ライター紹介

齋田 多恵 の写真

齋田 多恵 (さいだ たえ)

東京生まれ。成蹊大学文学部日本文学科卒業。
法律事務所で社会人生活をスタートした後、女性向けエンタメ系サイトのライター兼ディレクター、モバイルゲームの運営、女性向けモバイルゲームのシナリオディレクター、シナリオライターを経験。
妊娠、出産を機に2016年からフリーライターとして活動開始。

企画/カデナクリエイト、編集/イー・ローン