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第1145回NEW

入学しない大学にも入学金が必要?計画的な受験で無駄を防ごう!

大学受験を控えた子どもがいます。大学進学に向けた資金の準備はしてきましたが、すべり止めの大学への入学金などが思った以上にかかりそうで心配です。入学しない大学への入学金の支払いを抑える方法はありますか?(会社員 50歳)
すべり止めの大学にも入学金を支払わなければならない「二重払い」は、教育費の中でも大きな負担になっています。その負担軽減に向けて、対策が進められています。情報収集と受験スケジュールの管理を行い、経済的な負担を抑えましょう。

入学しない大学への入学金の支払いとは

大学受験では、合格後一定期間内に入学金を支払う必要があります。受験に合格しても入学金を支払わなければ入学資格を得られません。

現在の日本の大学受験においては、第一志望の大学以外にすべり止めとして複数の大学を受験することが一般的です。そのため、人によっては入学金の支払いが高額になるケースも見受けられます。私立大学においては2025年度の入学金は20万円程度が相場でした。複数の大学をすべり止めにする場合は、大学の数だけこの費用が必要となります。

一度支払った入学金は、その後入学を辞退しても返金されない場合が多く、受験生の負担になっていることが指摘されています。

負担軽減に向けた動き

こうした状況から、2025年6月、文部科学省は全国の私立大学に対して入学金の負担軽減策を検討するよう要請し、見直しの動きが出始めています。

具体的には、2026年度入学者の入試に向けて、入学金の一部を先に支払い残りは入学確定後に支払う、入学金の納付期限を複数回設定する、追加募集などほかの形式の入試で辞退者に代わる入学者が見込めるなど辞退の時期が早い場合は納入済みの入学金を返還する、などの対策の検討が求められています。また、経済的に困難な学生に対しては特に配慮に努めるようにも求めています。

情報収集と受験スケジュールの管理が鍵

文部科学省からの要請を受けて、併願入試の場合の入学金について、入学を辞退する場合に入学金の一部または全部を返還すると発表する大学も出てきました。また、入学金の支払期限が国公立大学の二次試験合格発表後に設定された私立大学の入試方式も増えています。

今後、2026年度入学者の入試に向けて入学金の返還等についての情報を発表する大学は増える見込みです。受験を控えているご家庭ではしっかりと情報収集を行いましょう。受験予定の大学の入学金支払い期限を確認し、できるだけ無駄のない受験スケジュールを立てることも経済的な負担を抑える鍵になります。

教育費は計画的に準備してやりくりするのが基本ですが、一時的に資金が不足してしまう場合には教育ローンの利用も検討してみましょう。教育ローンは入学金や前期納付金、一人暮らしの準備資金など、入学前に必要になる資金にも利用可能です。また、入学しない大学の入学金にも利用できるのが一般的です。

受験生本人の希望を確認しながら必要な資金を適切に準備し、お金の心配をせずに入試で全力を尽くせるよう応援してあげましょう。

【参考リンク】

私が書きました

宮野 真弓 (みやの まゆみ)

ファイナンシャル・プランナー(CFP(R))、一級ファイナンシャル・プランニング技能士。

大学在学中にFP資格を取得。証券会社、銀行、独立系FP会社を経て独立。忙しくても無理なく実践できるメリハリ家計を提案するママFP。 ライフプラン全般の相談業務や家計簿診断、ライフプランセミナー講師、FP資格取得講座の講師として活動中。 学校での金銭教育にも注力している。

※執筆日:2025年08月22日

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