第40回

バイクローンで叶ったトライアンフ。一目惚れした相棒です。

千葉県在住のちょこさんは、出産・育児を機に離れていたバイクに再び乗りたくなり、30代後半になって大型二輪免許を取得。一目惚れした輸入バイクを購入し、新たなバイカーライフを楽しんでいます。

オーナーさんデータ
千葉県 ちょこさん
家族構成:
夫(40歳・会社員)、本人(38歳・会社員)、子1人
購入当時の世帯年収:
800~900万円
購入したバイク:
トライアンフ「ストリートトリプル85」
購入価格:
110万円(本体・オプション含め)
自己資金:
372,049円
利用ローン:
オリコ「トライアンフ ライダーファイナンス」
金利タイプ:
固定金利型
金利:
1.9%(2013年7月実行)
ローン借入額:
727,951円
借入期間:
5年(60回)
毎月の返済額:
1万円(ボーナス月は24,000円)

20代の頃はバイクでツーリングを楽しんでいたちょこさん。結婚・妊娠を機にバイクを売却し、しばらくバイクから離れていたそうです。
ちょこ
2011年に息子を出産しバタバタしていましたが、少し落ち着き仕事に復帰した2013年、仕事関係の飲み会でお話しした女性がバイクに乗っていると聞き、「もう一度バイク乗りたいなぁ~」という気持ちが頭をもたげてきました。一度思うと止まらないのが私の性分(笑)。どうせならと思い、練習を兼ねて大型二輪免許を取得することにしたんです。夫にお伺いをたてると意外とすんなりOKがもらえたので、心おきなく教習所に通い始めました。
教習所に通う一方で、新たに買うバイクを探し始めました。そんな中出会ったのが、イギリスの老舗バイクメーカー、トライアンフの「ストリートトリプル85」です。
ちょこ
以前はカワサキのZZR400に乗っていて、今回も最初は国産の600ccクラスのバイクを第一候補に考えていましたが、いろいろ見てみようと思い足を運んだ東京モーターサイクルショーで運命的な出会いを果たしたのが、トライアンフのストリートトリプル85でした。

トライアンフの「ストリートトリプル85」。
世界的な人気を博しているシリーズだ

排気量675ccで条件に合っていたこともありますが、ズバリ、きれいな青色の車体に一目惚れ。試しにまたがってみると足つきも悪くありません。
その時はまだ教習所に通っていましたが、迷うことなく購入を決意! 免許を取ったその日にディーラーへ行き、即契約してきました。
夫には「本当に買ったの!?」と驚かれましたが(笑)、趣味ということでお許しをもらいました。
身長162cmと決して大柄ではないちょこさんですが、ストリートトリプルはすごく乗りやすいそうです。
ちょこ
以前乗っていたZZR400も気に入っていたのですが、車両重量が220kgくらいあり、取り回しに苦労していました。コケたらなかなか起こせないので、コケるのが怖くてUターンを避けていたほどです。
でも、ストリートトリプルは182kg程度で足回りも良く、私でもスムーズに扱えました。カーブもひらひらと簡単に曲がれる感じ。40kg軽いだけでこんなにも違うのかと実感しましたね。それでいてエンジンの馬力があり、低速でもパワフル。街乗りも高速もこなせます。

愛車に乗るちょこさん。
非力な女性でも扱いやすいのがストリートトリプルの魅力

3気筒独特のエンジン音もお気に入り。ヒュルヒュルと独特な音で、6,000回転を超えると音がワントーン上がり、キュイーン! と良い音を響かせるんです。この音を聞くために乗っていると言っても過言ではありません。今や街でエンジン音を聞くだけで、「あ、トライアンフだ!」とつい反応してしまいます。
今ではツーリングクラブに入り、仲間とツーリングを楽しんでいます。
ちょこ
ディーラーさんの会合で知り合った方が主催しているツーリングクラブへ参加させていただいています。あんこう鍋を食べに茨城へ行ったり、成田山へお参りに行ったり。かなり人数の多いクラブなので毎回いろいろな方と走れて楽しいです。

ツーリングクラブの仲間たちと一緒に走るのが楽しみ

あとはディーラーさんのツーリングイベントにもタイミングが合えば参加しています。先日は女子だけの夜桜ツーリングへ。ツーリングよりも、そのあとのご飯の時間が、がぜん盛り上がりました。 バイクを通じて知り合いが増えたのも嬉しいですね。

秩父名物バイク弁当の大滝食堂へ(※現在休業中)。
各地の名物を食すのがツーリングの醍醐味

ローン借入額は約73万円。バイクローンはオリコの「トライアンフ ライダーファイナンス」を選びました。
ちょこ
教習所代の支払いもあり、さすがに現金で買う余裕はなかったので、はじめからローンで買うつもりでいました。ラッキーだったのは、ちょうどディーラーが提携しているオリコのローンが特別金利キャンペーンを実施していたこと。利率1.9%という低さだったので、迷わずそのローンを利用しました。もう少し高い利率を覚悟していたので、かなり助かりましたね。
さまざまなオプションをつけたことで、支払い総額は110万円近くに達しましたが、頭金を40万円弱入れたり、返済回数を増やして月々の返済額を1万円に(ボーナス月のみ月24,000円)抑えられました。月々の家計の負担も少なく済んでいます。
結びに、これからバイクに乗ろうと考えている人へのメッセージをお聞きしました。
ちょこ
人に何を言われようと、自分が気に入ったバイクに乗るのが一番! 何かを始めるのに遅すぎるということはありません。久しぶりでも初めてでも、一歩踏み出して人生にバイクという楽しみを増やしてみてはいかがでしょうか。ちょっと手が届かない場合は無理のない範囲でローンを利用するのも一つの方法だと思います。
ライターからのコメント。

バイクローンを提供する金融機関の中には、低金利キャンペーンを実施しているところもあり、タイミング良く利用できれば金利負担がかなり軽減されます。バイクの購入を考えているけれど予算が少ないという人は、キャンペーンの有無をこまめにチェックすると良いでしょう。

文/杉山直隆、企画/カデナクリエイト、編集/イー・ローン