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FPからのアドバイス

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雑誌・新聞等で活躍中のファイナンシャルプランナーがローンやお金に関する様々な情報をご提供し、ローンの借り方や返し方などをアドバイスしていきます。

第710回
教育ローンはいつでも「繰上返済」できる? (2017年02月04日)

今春、長男が大学に進学する予定です。長年に渡って教育費の準備をしてきたつもりですが、地方の大学に行くことになったため、用意した金額だけでは足りそうもありません。 そこで、不足分は銀行から教育ローンを借りてカバーしようと考えています。 ただ借金のある生活はあまり好きではないので、できるだけ早く返済したいと思っています。 教育ローンでは繰上返済をすることができるのでしょうか。(50歳 男性 東京都 会社員)
確かに借金があると、返済が終わるまで気持ちのゆとりを持てず、人によってはずっと何かに追い立てられているような気持ちを抱き続けることになるかもしれません。 そうならないためにも、また、できるだけ支払う利息を削減して家計の負担を軽減するためにも、早く完済したほうがいいでしょう。 多くの金融機関では教育ローンも住宅ローンと同じように繰上返済をすることができます。ただ、金融機関によっては手数料がかかる場合があり、その金額もまちまちです。 繰上返済を前提に教育ローンを借りる場合は、あらかじめ繰上返済手数料も調べたほうがいいでしょう。

教育ローンを借りるときの商品選択のポイント

貯蓄だけでは足りない教育資金をローンでカバーしようとする時、まず優先的に考えたいのは、繰上返済をしない前提で、できるだけ有利な商品を絞り込むことです。 もちろん返済中にゆとりができれば繰上返済をして家計の負担も気持ちも軽くすることができます。 しかし、今はそのつもりでも、状況によっては繰上返済をできないことがあります。 たとえば、第一子の進学後、第二子、第三子の進学が控えていて思ったより多額の費用が必要になりそうな場合、また、返済中に勤務先の経営環境が変わって収入が減ってしまう場合などです。 したがって、まずは繰上返済を前提とせずに有利な商品をいくつか選び出し、その上で、繰上返済がしやすい手数料が無料のものや低いものに絞り込んではいかがでしょうか。

一般的に、有利な教育ローン商品の主な条件は「金利が低いこと」と「コストが安いこと」の2つです。 まず、目的が教育資金であるため、比較的金利が高いフリーローンやキャッシングよりも金利水準が低い「教育ローン」を優先的に検討しましょう。 教育ローンの中でも、金融機関によってさまざまな金利タイプや金利が提示されています。 金利タイプを決める時のヒントは「借入期間中に市場金利が上がりそうなら『固定金利』、「借入期間中に市場金利が変わらないか、下がりそうなら『変動金利』」です。また、借り入れ時のコストの代表的なものは、事務手数料と保証料です。

金融機関ごとに教育ローンの金利タイプや金利、コストをひとつひとつ調べるのは大変です。調べるツールとしてイー・ローンのサイトを活用してはいかがでしょうか。 自分にとって魅力的なローン商品を5つまで選んで「ローン比較リスト」に登録すれば、項目ごとに一覧表の形で比較できて便利です。

有利なローン商品の絞り込みは、借入金額、金利タイプ、借入期間の条件を同じにした上で、ローンシミュレーションを活用して算出した総返済額に、コストを加えた金額を比較しましょう。トータルの金額が低いものほど、負担が軽い商品です。

繰上返済のコストは金融機関や返済手続きの方法などによっても違う!

返済期間中に繰上返済をする時のコストは、金融機関によって異なります。「一部返済」か「全部返済」かによっても異なります。また、店頭での返済手続きか、インターネットでの手続きかによっても違います。

繰上返済手数料の例
金融機関名 繰上返済手数料
横浜銀行
(一括借入型)
一部繰上返済・・・手数料:5,400円(税込)
全部繰上返済・・・手数料:3,240円(税込)
千葉銀行 証書貸付方式の利用中の一部繰上返済・全部繰上返済・・・手数料:5,400円(税込)
ただし、インターネットでの一部繰上返済・・・無料
イオン銀行 一部繰上返済・全部繰上返済・・・手数料:無料

繰上返済手数料が無料の金融機関の場合は、ゆとりのお金ができた時に気軽に少額ずつ繰上返済をすることができます。 しかし、一部繰上返済に手数料がかかる場合は、少額ずつ繰上返済をすると非効率です。 ある程度まとまった金額が貯まった段階で返済したほうがいいかもしれません。

繰上返済を前提に教育ローンを借りる場合には、同時に貯蓄プランもしっかり立てるようにしましょう。 年間いくら貯蓄し、いつ繰上返済をするか、貯蓄のうちいくらを繰上返済の原資に振り向けるかをあらかじめしっかりプランニングできれば、その後の生活に目標ができ、メリハリのある暮らしを送ることができるでしょう。

担当:中村 宏 (執筆:2017年01月24日)

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