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FPが解説!ローンのあれこれ!誰もが気になるローンのあれやこれや

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ローンを検討するにあたり、誰もが気になる審査や金利のことなど・・。数あるローンの中から賢くローンを選ぶにあたり、ポイントをファイナンシャル・プランナーが分かりやすく丁寧に説明します!これを読めば、きっとあなたもローンの達人・・!?

第1回
審査に落ちた?初めてマイカーローン(自動車ローン)の審査を受ける上で知っておきたい審査基準 (2019年03月01日)

初めてマイカーを購入しようと考えている方や、過去に一度審査に落ちた方は、マイカーローン(自動車ローン)(※以後マイカーローンに省略)は審査が厳しいものと思っていないでしょうか?金融機関によって審査基準は異なりますが、ローンを組む前に知っておきたいポイントがあります。
例えば、マイカーローンの審査にかかる時間や手続きの流れ、審査に落ちた場合の対処方法など事前に知っておくことは大切です。しっかりと準備してマイカー購入に役立てましょう。

マイカーローンの一般的な審査基準

マイカーローンの審査基準は金融機関によって異なり細かい内容まですべて公表されているわけではありません。しかし、事前に全体像を知っておくことはとても役立ちます。

審査基準

  1. 反社会的勢力との関連があるか否か
    反社会的勢力の構成員はもちろん、家族や同居人が関係しているだけでも審査は通りません。
  2. 年収に対して借入希望額が見合っているか
    高額の申し込みを行っても、年収に見合った金額でなければ審査は通らない可能性が高くなります。場合によっては、ローンの希望額を減額されることもあるでしょう。
  3. 現職の勤続年数
    金融機関によっては「勤続年数が1年以上」のように条件を設けているところもあります。審査する金融機関からすれば、安定した収入があると見込めるため、勤続年数は長いにこしたことはありません。
  4. 安定的な収入があるか
    「安定継続した収入がある方」を条件として設けていることがほとんどです。申し込む金融機関によってはパート・アルバイト・年金収入のみの方は審査に落ちてしまう場合があります。
  5. 虚偽申告はないか
    マイカーローンを申し込むと、金融機関は勤務先への在籍確認や、収入証明書類の確認などから審査を行います。しかし虚偽申告が発覚すれば、今回だけではなく今後の借入申し込みも断られる可能性が高まるでしょう。
  6. ほかに債務があるか
    ほかのローンの残債を事前に繰上返済することも有効です。しかし、税金の滞納などがある場合は審査に影響する可能性があります。基本的に金融機関は税金の滞納があると、貸し出しは行いませんので注意しましょう。
  7. 過去に金融事故があるか
    主な金融事故には、下記のようなものがあります。
    • 長期延滞(ローンの支払いを2~3ヵ月滞納)
    • 債務整理(任意整理や破産など)
    • 代位弁済(保証会社が債務を代わりに弁済)
    • 強制解約(契約者の過失により金融会社から契約を強制的に打ち切られる)

これらに該当する場合はマイカーローンの審査は通りません。

金融事故の履歴の確認方法(CIC、JICC、KSC)と履歴の期間

自分の個人信用情報を確認することが可能です。個人信用情報機関は3つあり、開示請求を行うことにより金融事故の履歴を確認することができます。

  • 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
    信販会社やカード会社などの加盟会員と締結した契約内容や支払い状況などのクレジット情報が登録されており、契約中および契約終了から5年以内で記録は抹消されます。
  • 株式会社日本信用情報機構(JICC)
    消費者金融会社などの加盟会員と締結した契約内容や支払い状況などの情報が登録されており、契約継続中および完済日から5年を超えない期間で記録は抹消されます。
  • 全国銀行個人信用情報センター(KSC)
    会員である銀行・信用金庫・農協等の金融機関から登録されたローンなどの契約内容とその返済状況が登録されており、契約期間中および完済日から5年を超えない期間(破産・民事再生手続開始決定等は10年を超えない期間)で記録は抹消されます。

マイカーローンの審査に落ちないために事前にやっておきたいポイント

審査に落ちないために事前に知っておきたいポイントを紹介します。

審査前にやっておきたいポイント

1.総返済額を少なくする(繰上返済をする)
一般的なローン審査で重視されるものに、返済比率と呼ばれるものがあります。返済比率とは、年収に対する年間返済額の割合です。これから申し込むローンの返済額だけではなく、現在利用している既存のローン返済額も含めて年間返済額を計算します。ほかのローンの残債を少なくすることで返済比率が低くなり、審査が通りやすくなることが期待できるでしょう。また金融機関によっては、負債比率と呼ばれる指標もあわせて審査している場合もあります。負債比率とは、年収に対する住宅ローンなどの有担保ローンを除いた残債の割合です。毎月の返済額が少なくても、借金が多すぎるのは良くないということです。

2.利用しないキャッシング・カードローンを解約する
金融機関によっては利用していないカードローンやキャッシングの枠もほかの借り入れがあるものとして審査されることも考えられます。不要なカードローンやキャッシングの契約がある場合は、解約してからマイカーローンを申し込むとよいでしょう。

3.年収や勤続年数の確認
金融機関によっては、「年収200万円以上」「勤続年数が1年以上」など、申し込み条件を設けています。そのため、ローンの申し込みをする前に必ず条件は確認しましょう。

4.返済計画を立てる
現在の収入から返済が可能となるように返済計画を立てておくことも重要です。特に、マイカーローンの借り換え時は、返済に遅れがあると審査が通りません。計画的に返済することが、何よりも大切です。

5.自分の個人情報をクリーンにする
過去に金融事故があった場合は、事故日からどれくらい期間が空いているかを確認しましょう。銀行では、提携している保証会社や信販会社の保証が受けられることを条件とするものが多い傾向です。また、保証会社や信販会社は加盟している信用情報機関の情報を独自に審査の判断材料としています。しかし前述のとおり、金融事故の記録は永遠に残るものではないので、まずは事前に事故日からどれくらい期間が空いているかを確認しておくことが重要です。

個人事業主が審査前に知っておきたいポイント

「個人事業主の場合、マイカーローン審査は難しい」と耳にしたことはありませんか。理由としては、一般的に下記の2つのようなことが原因といえます。

  1. 個人事業主は、マイカーを事業の営業車として使用するなど事業費と生活費が一体化されやすく、明確に区分されないため
  2. 審査は、売上ではなく確定申告における申告所得(事業所得など)で行うため、所得状況によってはマイカーローンの取り扱い条件である「安定継続した収入」と判断することが難しいため

業種や事業規模、金融機関の方針にもよりますが、これらの理由から「安定的な所得があり、かつ、事業費と生活費の区分が明確な場合でない限り」個人向けのローンを利用することが難しいといわれるのです。

マイカーローンの審査の期間(時間)と流れ

審査にかかる期間(時間)と審査から契約までの流れについても見ていきましょう。

マイカーローンの審査の期間(時間)

銀行(メガバンク・地方銀行)の仮審査の目安期間は、1~3営業日が一般的です。7営業日程度かかるところもありますが、最短で即日回答してもらえる銀行もあります。ノンバンクの審査は即日回答が多い傾向ですが、銀行系と比較して金利が高めのため注意が必要です。一般的に銀行系は低金利で、新車でも中古車でも同一の金利の設定となっています。

マイカーローンの審査から契約までの一般的な流れ

契約・借り入れまでの手続きの流れ

1.インターネットやファックスなどの申し込みによる仮審査
インターネットやファックスの利用により簡単に申し込みができます。なお、どの車を購入するかまだ決めていなくても申し込める銀行もあり、仮審査承認後にマイカーを選ぶことも可能です。

2.仮審査結果の通知
電話や電子メールなどで、1~3営業日程度で仮審査結果が通知されます。

3.本審査(窓口の正式な申し込み)
必要書類を準備して窓口に行きます。来店は一度で済むことが一般的です。 なお、インターネットやファックスなどの申し込みで完結する場合もあり、窓口への来店が不要となるので便利です。

※必要書類の例

  • 運転免許証、パスポートなどの本人確認書類
  • 健康保険証など、勤務先の勤続年数を確認できるもの
  • 所得証明書類(源泉徴収票・住民税課税決定通知書・確定申告書など)
  • 車の見積書や契約書など資金使途が確認できる書類
  • 銀行印

金融機関によって必要書類が異なることがあります。事前に必ず申し込みする金融機関へ確認しましょう。

4.借り入れ・支払いの手続き完了
正式な審査結果(ローンの借入金額・金利やその種類、借入方法や返済方法)を通知後、返済用口座に借入金が振り込まれます。

マイカーローンの審査に落ちた場合の対処法

金融機関によっては、マイカーローンの審査が厳しいところもあります。しかし、諦める必要はありません。審査に落ちた場合の対処法も検討しておきましょう。

審査に落ちた場合の対処法

  1. 保証人をつける
    保証人は原則不要とする銀行が多いのですが、金融機関によっては保証人をつけることで審査が通ることがあります。もちろん保証人は誰でもよいわけではなく、ある一定の条件を満たす方となります。
  2. 自己資金を増やしローンの借入金額を減らすなど、審査条件の見直し
    年収や年間返済額が理由で審査に落ちてしまった場合には、自己資金を増やしてローンの金額を減らすことも方法の一つです。購入するマイカーのグレードを下げるなど、ローンの借入金額を再検討しましょう。
  3. 残債の完済
    カード会社のリボ払いやほかのローンを繰上返済することを検討しましょう。ボーナスなどで一括返済をすることで、審査に通る場合があります。
  4. 複数のローン会社に審査を出す
    金融機関によって審査の条件や重視するポイントが異なるため、複数のローン会社に審査を出すことも方法の一つです。

マイカーローン以外のローンで車を購入する対処法

マイカーローン以外にも、カードローンや、フリーローン(多目的ローン)を利用する方法があります。少し金利が高くなりますが、ローンを組む方法はいくつかあるので検討してみましょう。

マイカーローンに含むことが出来る対象

マイカーローンで扱える対象(資金使途)を見ていきましょう。

マイカーローンが扱える対象

資金使途
  • 自動車(新車・中古車)の購入
  • バイク(自動二輪車)の購入
  • カーナビなどカー用品の購入
  • 車検、定期点検、修理費用
  • 自動車保険の保険料
  • 他金融機関の既存自動車ローンの借り換え資金および借り換え諸経費

※自動車教習所の費用や下取車の自動車ローンの残債資金を取り扱うなど、金融機関によって範囲が異なります。事前に必ず申し込みする金融機関へ確認しましょう。

マイカーローンを比較してみよう!

マイカーローンを選ぶ際にポイントになるのが、「金利(実質年率)」「借入可能額」「審査回答時間」になります。金利が高ければ利息の負担が大きくなり返済額が増えます。また、借入可能額や審査回答時間も金融機関によって異なるので、よく条件を確認しましょう。

日本最大級のローンポータルサイト「イー・ローン」では、銀行・信用金庫など「金融機関の種類ごと」や、「借入金額」に応じた検索、また実質年率や審査回答時間を並び替えて比較することができます。比較に迷う場合には、イー・ローンがオススメする「いま、注目のマイカーローン特集」や、「あなたのお住まいの地域で人気の金融機関」をご紹介しておりますので、ぜひご参考ください。

ライター紹介

加治 直樹
氏名
加治 直樹(かじ・なおき)
保有資格
1級FP技能士(CFP)、社会保険労務士
主なキャリア
銀行に20年以上勤務し、融資及び営業の責任者として不動産融資から住宅ローンの審査、資産運用や年金相談まで幅広く相談業務の経験あり。在籍中に1級ファイナンシャル・プランニング技能士及び特定社会保険労務士を取得し、退職後、かじ社会保険労務士事務所として独立。現在は労働基準監督署で企業の労務相談や個人の労働相談を受けつつ、セミナー講師など幅広く活動中。中小企業の決算書の財務内容のアドバイス、資金調達における銀行対応までできるコンサルタントを目指す。法人個人を問わず対応可能で、会社と従業員双方にとって良い職場をつくり、ともに成長したいと考える。

融資の審査に関する内容につきましては、特定の金融機関がお申込みされたお客様に対して独自に行うものであり、当社は審査の過程および結果については一切関与しておりません。また、特定の金融機関の審査への適合性、正確性、完全性について保証するものではありません。

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