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FPからのアドバイス

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第818回
複数ローンの“おまとめ”に不動産担保ローンを活用! (2019年03月16日)

複数の会社からカードローンでお金を借りているのですが、金利が高くてなかなか返済が進みません。 また、返済日が複数あり、管理が面倒です。負担を軽くする方法はないでしょうか。(会社員 30代 男性)
カードローンは、手軽にお金が借りられる反面、金利が高く、返済負担が重くなります。 また、複数の会社から借りると、1ヶ月に返済日が何日もあり、それぞれの返済日までに返済金を準備するなどの管理が大変です。 管理をしやすくして、支払利息も削減するためには、複数のカードローンをまとめて、1つのローンに借り換えることをおすすめします。 自分や親などが不動産を保有しているなら、不動産担保ローンに借り換えると、金利はかなり低くなり、返済負担は大幅に軽減します。

カードローンは金利が高いので安易な活用には注意

無担保で資金使途自由のカードローンは、他のローンと比べて金利が高く設定されています。 借入額が大きくなるほど金利は低くなりますが、借入額が100万円未満だと、10%を超えるものがほとんどです。 なかには20%近いローンもあります。 複数のカードローンで少額ずつ借りると、どれも金利が高く、支払う利息額も多くなって返済負担が重くなります。 場合によっては家計が圧迫されて返済が困難になるかもしれません。 また、複数のカードローンを使うと、返済日や返済方法が異なり管理が大変です。

緊急にお金が必要になるなど、やむを得ない事情でカードローンを利用するのは仕方ありません。 しかし、安易に複数のカードローンを使うのは避けたほうがいいでしょう。

ただ、複数のカードローンを利用してしまった場合でも、そのままにせず、見直しをして少しでも返済負担を軽減する取り組みをすることが大切です。

返済負担を軽減する方法のひとつが、複数のローンをまとめて一本化することです。 他のローンで新たにお金を借りて、これまでの複数のカードローンの残高すべてを繰り上げ返済するのです。

借り換え先がカードローンであっても、一本化すれば残高が多くなって金利が下がることがあります。 たとえば、残高が40万円、金利が14.5%のカードローン3本を別の1本のカードローンに借り換えることで残高が120万円になり、金利が12.0%に下がれば、負担は軽減されます。

また、返済日が月1回になれば返済の手間が省け、管理もしやすくなって完済の目処を立てやすくなるでしょう。

不動産を保有していれば、「不動産担保ローン」に借り換える!

不動産を保有しているなら、資金の用途が自由な不動産担保ローンへの借り換えを検討してもよいでしょう。 有担保の不動産担保ローンは、無担保のカードローンと比べ、はるかに低金利で借り入れをすることができます。 また、カードローンにはない固定金利タイプのものを利用すると、返済期間中の金利上昇リスクを心配しなくてもすみます。 借り換え後の返済日も月1回になり、負担は大幅に軽減されます。

担保にできる不動産は本人が保有しているものに限りません。 配偶者や実父母、実兄弟姉妹などの家族が保有している不動産を担保にして、家族の同意のもとでローンを組むこともできます。 しかし、借りた本人が返済不能に陥った場合には、家族が不動産を失ったり、返済を肩代わりしなければならなくなります。 場合によっては家族関係が破綻する事態になりかねないことに十分に留意する必要があります。

すでに抵当権が設定されている不動産や、住宅ローンを返済中の自宅を担保にして、借り入れができる金融機関もあります。 また、不動産の担保価値や返済中のローン残高などによっては、借入額が限定されたり、まったく借り入れができない場合もあります。

借入条件を慎重に検討し、少しでも有利なローンを選ぶ!

不動産担保ローンを選ぶ時も、多様な商品をしっかりと比較・検討し、少しでも有利なローンを探したいものです。 有利なローンを選ぶことができれば、負担が軽くなり、返済がスムーズに進みます。

比較・検討すべき主な項目は、借入額、返済期間、金利タイプ、金利水準、融資事務手数料や保証料、繰り上げ返済手数料などの費用です。

手元にゆとりのお金が少しでもあるなら、借入額を少なくするようにしましょう。 返済期間は家計に支障をきたさない範囲でできるだけ短くしましょう。 返済期間をある程度長くする場合には、金利変動リスクが低い固定金利タイプを選んだほうがいいかもしれません。 また、融資事務手数料をはじめとした費用はできるだけ低いほうが有利です。 多くの商品について、これらの項目を比較し、総合的な観点から、自分に合ったローンを選択するようにしましょう。

担当:中村 宏 (執筆:2019年03月08日)

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