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第811回
変わる「センター試験」。志望校選びも変わる? (2019年01月26日)

大学入試の「センター試験」が変わるそうですが、どんな変更があるのでしょうか。 中学生の息子の大学受験はまだ先だと思っていましたが、気になります。(長崎県 S)
現在の高校1年生が受検する2021年1月の入試からは「センター試験」が廃止され、「大学入学共通テスト」が実施されます。

「センター試験」は2020年1月が最後

今年も実施されたばかりの「センター試験」ですが、現行の試験は来年2020年1月で廃止され、2021年1月からは「大学入学共通テスト(以下、共通テスト)」が始まります。 現在(2019年1月時点)高校1年生以下の方は共通テストを受検することとなります。

共通テストは「知識・技能を十分有しているかの評価も行いつつ、思考力・判断力・表現力を中心に評価を行うもの」として、大学入学希望者を対象として、1月中旬の2日間で行われる予定です。 現在のセンター試験との大きな違いとしては、マークシート問題に加え、国語・数学での記述式問題の導入と、英語での4技能(読む・聞く・話す・書く)を評価するために民間事業者の資格・検定試験が活用されることの2つがあります。 また、マークシート問題についても「思考力・判断力・表現力」をいっそう重視した作問の検討が行われることとされています。

英語は、民間事業者の資格・検定試験が活用される

センター試験との最も大きな違いは、英語で民間事業者の資格・検定試験が活用されることでしょう。 資格・検定試験が活用される仕組みとしては、大学入試センターが資格・検定試験のうち、試験内容や実施体制などが入学者選抜に必要な水準や要件を満たしているものを認定し(以下、「認定試験」)その試験結果などを要請のあった大学に提供する、とされています。 対象となるのは、高校3年生以降の4月~12月の間に受検した2回までの認定試験の結果です。

ただし、2020年度から2023年度までは大学入試センターが作る共通テストとして実施する英語の試験と、「認定試験」の両方が用意され、各大学の判断で共通テストと認定試験のいずれか、又は双方を選択利用することが可能とされています。

志望校の試験動向や「共通テスト」のニュースをマメに確認しよう

このように、「思考力・判断力・表現力を中心に評価する」として、センター試験から様変わりする「共通テスト」ですが、その内容や実施方法がすべて決定しているわけではなく、複数回のプレテストを経て、検討が進められています。 また、各大学でも共通テストの利用の仕方は異なる場合があります。

したがって、「共通テスト」については、どんな内容・仕組みになるのか、ニュースを随時チェックしていきましょう。 お子様がまだ中学生であれば、まだ大学の「志望校」を決めるのは先の話だとは思いますが、興味のある大学等が出てきたら、早めに大学のホームページをのぞいたりして、各大学の試験方法もチェックしておきましょう。 試験方法が変わり、それまでの勉強では変更された試験方法・内容に対応できなければ、試験直前に志望校を変えなければならないかもしれません。 志望校の試験方法変更の情報を早めにつかんでいれば、対応することもできるでしょうし、異なる進路に変更するにしても、きちんと考えた上で違う道を選べるでしょう。

また、試験制度の変更によって、進路を変更したり、受験費用が増加したりした場合の資金対策も考えておきましょう。 大学受験までに十分な資金が準備できるのか、これから追加で積み立てなどができるのか、足りないときにはどうカバーするのか(祖父母等からの援助、教育ローンや奨学金の利用等)も合わせて検討しておきましょう。 大学進学資金は高額になるので、直前に準備するのは難しい場合が多いものです。 大学入試まで数年の時間的な余裕があるうちに、対策を練っておけるといいですね。

担当:大林 香世 (執筆:2019年01月22日)

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