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FPからのアドバイス

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第804回
2019年度入試も本番直前!予想外の出費に備えよう (2018年12月01日)

子どもが大学受験。 想定していたよりもお金がかかり、驚いています。 滑り止め校の入学金の支払いなど、急な一時金のために民間の教育ローンを利用する予定ですが、利息負担を抑え早めに完済するために一部でも繰上返済は可能でしょうか。(Fさん 会社員44歳)
繰上返済はもちろんできます。ただし、金融機関で手数料が異なることを知っておきましょう。

受験期から入学までの費用は意外にかかる!

Fさんが実感されたように、大学受験期・入学期には意外と費用がかかります。 まずは、平均データを見てみましょう。

日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査結果(平成29年度)」によると、子ども1人当たりの入学費用は、国立大学で69.2万円、私立大学・文系で92.9万円、私立大学理系で87万円かかります。 その内訳は表1の通りです。 受験にかかる費用、学校納付金のほか、滑り止めなどで入学しなかった大学への納付金が含まれます。

表1 入学費用(万円)
国公立大学 私立大学
文系 理系
合計 69.2 92.9 87.0
受験費用 27.7 33.9 33.7
学校納付金 29.9 49.4 43.5
入学しなかった学校への納付金 11.6 9.6 9.8

(日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査結果(平成29年度)」)

中には、直前になって受験の方針を変えて受験校数が増えてしまった、国公立大学を諦めて本命も滑り止めも私大中心となり学校納付金がかさんだ、などの事情もあるでしょう。 さらに自宅外進学となったときには、自宅外通学を始めるためのアパートの敷金や家具・家財を購入する費用が平均37.5万円ほどかかります。 これも想定していないと、負担になる費用です。

こうした入学関連費用が不足して、民間の教育ローンを利用する人は多いようです。 また中には「国の教育ローン」を申し込んだが、申請が遅れて間に合わずに民間ローンを利用し、「国の教育ローン」の実行後に先に借りた分を完済する、といった利用をする人もいるようです。 最近では、「国の教育ローン」よりも低金利な金融機関の商品も出てきています。 「国の教育ローン」と金融機関の商品のどちらを選択するかも、じっくり考えてみましょう。

金融機関で異なる繰上返済手数料

さて、民間の教育ローンを利用した後で、Fさんのように繰上返済を考えている人や、前述のように「国の教育ローン」のつなぎ融資のように民間の教育ローンを利用する人は、繰上返済の手数料が金融機関によって異なることを知っておく必要があります。

しかも繰上返済には、住宅ローンと同様に「一部繰上返済」と「全部繰上返済」の2つがあり、手数料が異なる場合があります。

表2 繰上返済手数料の例
金融機関名 繰上返済手数料
横浜銀行 【カードローン型の元利均等返済期間中】と【一括借入型】
・一部繰上返済:5,400円(税込み)※ネットバンキングは無料
・全額繰上返済:3,240円(税込み)※窓口のみ
きらぼし銀行
(インターネット支店専用)
一部繰上返済・全額繰上返済とも3,240円(消費税込)。
※「教育カードローン」は返済手数料が無料
神奈川銀行 一部繰上返済・全部繰上返済とも無料

Fさんのように、繰上返済をこまめに行う予定の人は、繰上返済手数料が無料の教育ローンを検討してみましょう。 全額返済できる場合は、一部繰上返済が有料でも、全部繰上返済が無料であれば問題ないでしょう。 候補となる教育ローンを絞り込む際には、繰上返済の手数料もチェックするようにしましょう。

担当:豊田 眞弓 (執筆:2018年11月26日)

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