きょうばい

競売

競売とは、債権者(銀行等)に担保提供した土地や建物などの不動産につき、その債務の返済ができないとき、債権者が裁判所に申し立て、その不動産を差し押さえて、強制的に裁判所の管理下で売却し、その売却代金から債権者が支払いを受ける制度をいいます。一般の売買と違い、国の行う強制処分という性質を持っていて、売り手の役目を裁判官、書記官、執行官が行います。競売物件の価格は不動産鑑定士が最低売却価格で金額を決定し、最終的には通常価格の8割前後で落札されることが多いとされます。