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ローンを活用して長年の夢をかなえた人をインタビュー!ローンで叶った!私の○○

ローンを活用して長年の夢をかなえた人をインタビュー!ローンで叶った!私の○○

「念願のガレージハウスを建てた」「海が見える丘の上の家を買った」「学生の頃から憧れていたあの外車を購入」――。ローンを活用することで、長年の夢だったマイホームや車などを手に入れた人にインタビュー。こだわって良かったポイントや妥協したポイント、業者との付き合い方やローンの選び方など、購入後に後悔しないためのコツに迫ります。

第24回
マイカーローンで叶った週末限定の移動販売。世界が広がりました。 (2015年02月10日)

北海道にお住まいの正木さんご夫婦は、低金利のマイカーローンを活用して移動販売車を購入し、週末限定でクレープなどの販売を始めました。今では、各地のイベントに引っ張りだこ。移動販売の醍醐味を味わっています。

オーナーさんデータ
北海道 正木さん(仮名)ご一家
家族構成:
夫・琢也さん(49歳・会社員)、妻・由美子さん(49歳・主婦)、子2人
世帯年収:
700万円
購入した車:
スバル サンバー(※移動販売用にカスタマイズ済み)
購入価格:
160万円
自己資金:
40万円
利用ローン:
JAさっぽろ マイカーローン
金利タイプ:
固定金利型
金利:
1.85%(2007年12月実行)
ローン借入金額:
120万円
借入期間:
5年
毎月の返済額:
20,954円

週末になると、札幌周辺で見かける「てんぷるびー」という屋号の移動販売車。正木さんご夫婦は、2008年よりこの車で移動販売を始めました。
正木
きっかけは、専業主婦をしていた妻が移動販売に興味を持ったことです。「働きたいが、パートに出ると人間関係が面倒。それなら自分でやってみたい」と考えたわけですね。移動販売なら、普通に店を出すより初期投資が少なくて済みます。私も本業とは違う世界を見てみたいという好奇心もあり、週末だけ妻の手伝いをすることにしました。2人の娘が社会人になったことも、挑戦の後押しとなりました。
もっとも、私は当時から今のイベント関係の会社に勤めていたのですが、移動販売のことは分からず、妻もまったく予備知識がない状態。「そもそもどうすれば始められるのか」という点から調べました。
開業資金を抑えるため、移動販売用に改造されている中古の軽ワゴン車を探しました。なかなか出てこなかったのですが、探し始めてから約1年後に3年落ちで走行距離6,700㎞の車をようやく発掘し、購入を即決しました。購入車両のカラーリングがちょっとダサかったのですが、知り合いの板金屋さんにペイントを依頼したところ、満足いく仕上がりになりました。
開業に必要なお金は、ほぼ車関連の費用のみ。車の代金160万円と板金塗装・内装費用で200万円程度でした。

軽自動車を改造した移動販売車。側面に描かれたキャラクターは正木さんの次女がデザイン

ローン借入金額は120万円。マイカーローンは、JAさっぽろのマイカーローンを選びました。
正木
このマイカーローンは30年ほど前から6台ほど利用しています。JAを選んだのは、もともと金利が低い上にリピート顧客だと0.1%金利が下がる特典もあったから。いつも利用しているので、審査もスムーズにいきました。

クレープはチョコレート味とストロベリー味が売れ筋

1年の準備期間を経て晴れて開業。試行錯誤していると、1年ほどで事業が軌道に乗り始めました。
正木
まずは、土日に札幌のスーパーの駐車場や知人の店の前を借り、道産食材のコロッケやフライドポテトなどの揚げ物とクレープを売り始めました。ただ、売上が1日3,000円という日もあるほど厳しい状態。「他の手を考えた方がいい」と思い、スポーツイベントやコンサートなどの大きなイベントへの出店に切り替えました。狙い通り売上は段違いに伸びたのですが、今度は、あまりにお客様がたくさん来すぎて、自分たちのスキルでは対応できなくなってしまいました。

音楽フェスや、プロ野球・日本ハム戦開催日の札幌ドームで出店したことも

そこで、「身の丈に合った商売をしよう」と、今度は社会福祉施設のイベントや町内会のお祭りなど、比較的小さなイベントに出店しました。すると、これがうまくかみ合いまして。自分たちもちょうど良いペースで仕事ができる一方、イベント主催者からの引き合いも増えてきたのです。小さなイベントは主催者が自ら店を出していることが多いのですが、「揚げ物は面倒だからプロに任せよう」となるらしいですね。

揚げたこ焼きやフライドポテトなどの揚げ物も根強い人気がある

現在は、北海道のイベント繁忙期である5~9月の土日祝日はほぼ出店依頼でスケジュールが埋まっています。北海道は冬に屋外で売るのは難しく、営業は半年間、しかも土日祝日だけなのですが、ランニングコストもあまりかからないので近年は黒字をキープしています。
移動販売を始めたことで、正木さんご夫婦はさまざまな喜びを手にしたそうです
正木
この仕事の醍醐味は、なんといっても直接お客様の喜ぶ姿が見られることです。子どもたちやお年寄りの方に笑顔で食べてもらえて、「来年もまた来てね」と言われるのは格別なものがあります。妻もお客様と接するのが楽しいようで、いきいきと仕事をしています。
私にとっては、移動販売仲間ができたことも大きかったですね。大きなイベントに一緒に出店して、助け合いながら和気あいあいと仕事をするのはとても楽しく、サラリーマンの自分にとって事業主と話すことは刺激になり、新たな視点を得る良い機会にもなりました。本業のサラリーマンでは内勤の管理職をしているのですが、それらの仕事を経営者目線で見られるようになりました。始める前と比べると、自分の世界が確実に広がりましたね。
あとは、収入の面でも余裕が出ましたね。売上で貯めたお金を頭金にして、昨年憧れのミニクーパーを購入しました。もちろん7回目のJAさっぽろのマイカーローンです(笑)。閑散期の週末は、妻とドライブを楽しんでいます。今後は、夢の欧州旅行に向けた旅費を移動販売の収益から積み立てる予定です。
最後に、これから移動販売を始めたい人へのメッセージをお聞きしました。
正木
正直なところ、移動販売だけで一家を養うのは大変です。私たちも本業の収入があるからこそ成り立っています。ただ、初期投資が少なくて済むので副業や定年後でも始めやすい仕事です。やり方次第では、ビジネスを大きくふくらませることもできます。チャレンジする価値のある仕事だと思いますよ。

ライターからのコメント。

移動販売は、「実店舗出店の足がかりになる」「顧客をつかめば安定した副業になる」などのメリットがある反面、成功するのも難しいと言われます。成功率を上げるためには、初期投資を抑えることが大切でしょう。低金利のマイカーローンを見つけ出すことは、その一つの鍵といえます。

取材にご協力いただいた「てんぷるびー」のホームページ(http://tempulb.jimdo.com/)

文・企画/カデナクリエイト、編集/イー・ローン