第23回

住宅ローンで叶ったこだわりの一戸建て。家族3人大満足です。

愛知県在住の嶋口さんは、固定金利ながら低金利の住宅ローンを活用し、理想の一戸建てを手に入れました。

オーナーさんデータ
愛知県 嶋口さんご一家
家族構成:
夫・剛さん(31歳・会社員)、妻(31歳・会社員)、子一人
世帯年収:
400 — 500万円
購入した住宅:
新築戸建・4LDK(木造2階建て)
購入価格:
3,900万円(建物2,200万円、土地1,700万円)
延床面積:
124.53m2
自己資金:
520万円
利用ローン:
豊田信用金庫 住宅ローン「『Newスーパーホーム』プラン」
金利タイプ:
固定金利選択型
金利:
1.25%(建物、土地共に。当初10年間。11年目以降は年1.67%。2013年5月実行)
ローン借入金額:
3,380万円
借入期間:
35年
毎月の返済額:
建物34,000円、土地36,000円、ボーナス月17万6,000円

嶋口さんが一戸建ての購入を決意したのは2012年のことでした。
嶋口
もともとは私の会社の社宅に住んでいました。その社宅に住み続けられるのは7年まで。5年を過ぎて「そろそろ、次の住まいを…」と考えていた頃、消費税増税のニュースが飛びこんできました。周囲の同世代の知人に自分の家を持つ人が増えはじめたこともあり、「これはいいタイミングなのかもしれない」と考え、思い切って一歩を踏み出しました。
希望は広々とした一軒家。不動産会社は、地元の不動産SHOPナカジツに相談しました。どうせ買うのだからこだわりのすべてを実現させたいと思い何度も相談したところ、親身に話を聞いてくれかゆいところに手が届く、理想の住まいを実現してくれました。厳しい求めにも快く応えてくれて本当に感謝しています。
2013年5月に念願の一戸建てが完成。さまざまな部分にこだわりがあります。
嶋口
こだわりのポイントは大きく3つあります。まず1つめはシューズクロークです。靴と帽子を集めるのが私の趣味で、それらをズラリと並べ見渡せるのでかなり気に入っています。ちなみに靴は50足ほどあります。

嶋口さん自慢のシューズクローク

2つめはキッチンです。スペースをゆったりとったアイランド型が希望だったのですが、見事に叶いました。システムキッチンも他人とは違うものを希望。いろいろ見て回った結果、キッチンハウスというメーカーのものに決めました。なかなか他では見ない色あいと、実は階段の手すりと同じ意匠になっている引き手がお気に入りポイントです。前の家に住んでいた時よりも、家族揃ってキッチンに立つ回数が増えました。
住んでみて、予想以上に良かったのは、リビングの床暖房です。団らんのひとときの快適度がまったく違いますね。今年の冬は特に冷え込みが厳しいので効果を実感しています。3歳の娘も居心地が良いようで、楽しそうに遊んでいます。

広々としたリビング。左にはアイランド型のキッチン

3つめは、階段です。手すりのデザインはもちろん、階段の下の方がベンチのようになっているので、ちょっと腰掛けることができて重宝するのに加えて、視覚上のアクセントにもなっています。

こだわりを感じさせる階段の手すり。意匠はシステムキッチンと共通

花の絵が描かれた壁紙など、隅々にまで夫妻の嗜好が反映されている

手すりや壁紙など、細かいデザインにまでこだわったので、毎日が気持ち良く送れます。妻も「とても落ち着く雰囲気で、家にいる時が一番安らぐ」と喜んでくれています。
借入金額は土地・建物あわせて3,380万円。住宅ローンは豊田信用金庫の「『Newスーパーホーム』プラン」を選びました。
嶋口
不動産会社の営業の方からいろいろアドバイスを受け、比較検討した中で選んだのが、豊田信用金庫の「『Newスーパーホーム』プラン」。決め手となったのは金利の低さです。固定金利選択型で、最初の10年は土地、建物ともに年1.25%。11年目以降も年1.67%です。金利上昇の心配がない固定金利でここまで金利が低いものは、おそらく今後も現れないでしょう。ですから、借り換えの予定は今のところありません。
最後に、これから住宅購入を考えている人へのメッセージをお聞きしました。
嶋口
こだわりを持った家づくりをするためには、家族やハウスメーカーなどとしっかり話し合いをして、より良いコミュニケーションを持つこと。そして、自分でもアクションを起こしてみることも大切です。キッチンをはじめとする設備を建設会社に任せきりにするのではなく、自らさまざまな店に行き、自分の目で確かめたことで、納得がいくパーツが揃えられました。手間を惜しまないことが、満足できる住まいを実現するポイントだと思います。
ライターからのコメント。

将来の金利上昇リスクに備える固定金利型の住宅ローン。変動金利型と比べると金利の高さがネックでしたが、最近はかなり低金利の住宅ローンも増えてきています。住宅購入の際は、いずれの金利タイプもチェックしておきましょう。住宅ローンの借入可能額や金利は金融機関によって大きく異なります。住まいと同様に長い付き合いになるものだけに、比較検討を欠かさず慎重に決めたいものです。

協力/株式会社不動産SHOPナカジツ(http://nakajitsu.com/)、文/長北健嗣、企画/カデナクリエイト、編集/イー・ローン