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実際どうなの、その“ちょい上” ワンランクアップしてみました。

実際どうなの、その“ちょい上” ワンランクアップしてみました。

飛行機にビジネスクラスがあるように、うな重に上があるように、ザクにシャア専用があるように――。世のあらゆるモノやサービスには「ちょい上」クラスがあるもの。その価値を知っている者と知らない者とでは、何だか人生の豊かさが変わってきそうな気がします。あまたある「ちょい上」たるものの使い心地はいかがなものか?節約してでも、ボーナスをはたいても体験すべきか?検証すべく、庶民派かつ恐妻家ライターのモモセが気になるワンランクアップ商品を体験取材。背伸びしない目線で語る、お気軽体験ルポコーナーでございます。

第25回
60万円超の揉まれ心地ってどうなの?高級マッサージチェアに、揉まれてみた。(前編) (2014年04月28日)

ちょい上した人
ライター・モモセ

1971年生まれ。ビジネス誌、マネー誌を中心に活躍。デキるビジネスマンへの仕事術取材。賢い投資法や節約術など相当数取材している。のに、なぜかデキない、カネない、家での権威がないという、ナイナイづくしの庶民派ライター。好きなロックバンドは男闘呼組。

タダでもみもみ&座り放題なのです。

そろそろ、新年度からのスタートダッシュに疲れ始めた人もいるだろう。
かくいう私もその一人。

正確にいえば、元来の姿勢の悪さに加え仕事のし過ぎがたたり、偏頭痛に悩まされるハメになってしまった。医者に診てもらうと、原因は肩こりや体の疲れにあると言われ、「マッサージに行きなさい」と勧められたのである。

しかし、私はマッサージが大の苦手。癒されたいのは山々だが、どうしたものか…。

「それならいい方法がありますよ、モモセさん」といつもの編集者H。

「高級マッサージチェアをお試しできるスポットがあるんです。今のマッサージチェアは昔のものとは大違い。“ちょい上”の高級品は座ってびっくり、すこぶる癒されますよ」

であるなら、ものは試し。日々、嫁さんに怒られてストレスも溜まっているから、その癒しの園へ取材に行こうではないか。

「おお。なんという椅子の館」
というわけで、訪れたのは、東京・JR田町駅から徒歩2分のところにあるフジ医療器の東京ショールーム。これ、全部、マッサージチェアですよ。

■フジ医療器東京ショールーム
108-0023 東京都港区芝浦3-2-16 田町イーストビル1階
営業時間:平日 10:00~18:00
詳細:http://www.fujiiryoki.co.jp/company/showroom.html

扉を開けて足を踏み入れると、そこにはマッサージチェアがずらりと並んでいた。
おお。すごい。家電量販店にマッサージチェアのコーナーはあるけれど、ここまでバラエティに富んだ、しかも、同じメーカーの椅子が揃っていると壮観である。

「いらっしゃいませ。ここでは当社のマッサージチェアが無料で体感できるんですよ」と出迎えてくれたのは、同社マッサージチェア販売教育担当部長の中井唯仁さん。

“無料”の言葉に喜びつつ、中井さんからいただいた名刺を見ると、「マッサージソムリエ」という聞きなれない肩書きが。これは一体何?

「最近のマッサージチェアは、見た目だけではわからない革新的な進化を遂げています。
その魅力をお伝えすると共に、お客様の身体の状態や個々の悩みを伺った上で、商品選びのアドバイスを行うのが私たちマッサージソムリエの仕事なんです」

「マッサージソムリエの中井さんです」
「マッサーチェアについてはあらゆる専門知識を習得しておりますので、何でも聞いてください」

マッサージチェアはここ10年で大きく変わったという。実際にどう変わったのか?

「アナログからデジタルになったのが一番の飛躍的な進歩です。ひと昔前の機種は、肩や腰など凝っている部分を自ら身体を動かして、あてがわなければいけなかったのですが、現在の機種は人それぞれの体型をデジタルスキャンして読み込み、その人やその日の状態にあわせて身体全体のコリを解消するのが一般的になっています」

またデジタル化されたことで、揉みの強弱が微細につくようになったという。

「たとえば男性の手の感覚で強く揉んで欲しい人もいれば、女性の手の感覚でやさしく揉んで欲しい人もいますよね。その選択ができるんです。また揉みの種類も格段に増え、さまざまな揉み方を選択できます」

「女性の手の揉み心地…ですと!?」
ぐびび、とあらためて「マッサージチェア」という言葉の響きをかみしめているところです。

話は変わるが、今回ご協力いただいたフジ医療器はマッサージチェアの老舗メーカー。今年でなんと創業60周年を迎えるそうだ。

「第一号機は木製でした。その後、弊社が日本で初めてマッサージチェアの量産化に成功して、先代の発案により銭湯に設置したことで広く知られようになり、爆発的なヒットを遂げる第一次ブームが起こったんです」

マッサージチェアはやがて家庭に置き場を変え、改良されながらすそ野を広げていく。そして、前述したようにここ10年で革新的な進化を遂げたのである。

「マッサージチェアをお求めになるお客様は年々増加しています。弊社は高級品を中心に取扱い、おかげさまで販売金額ベースでは業界トップ。売れ筋は20~40万円台の機種です」

マッサージ人口は増えているというが、これにはパソコンなどが普及してデジタル社会になったことが大きく影響しているそうだ。

「パソコンの画面に向かって前かがみで仕事をしていると、肩や背中は常に緊張状態にさらされます。また目からくる眼精疲労もありますからね」

マッサージチェアは高齢者向けの商品と思われがちだが、デジタル社会の影響もあってか40代の働き盛りの世代にニーズが変わってきているという。中には30代のビジネスマンが買い求めるケースも少なくないとか。

ほうほう…とおもしろい話を聞きながらも、先ほどから気になる物体が、視界に入ってきていた。

「あの、このピンクの、何ですか? 」
異彩を放っています。

「創業60周年ということでちょっと遊びで作ったんですよ(笑)。ピンク色に仕上げた最高級マッサージチェアです。参考商品ですが、3名の方から『欲しい! 』というお話をいただきました。」

「座ってみました」
とりあえず、座らせてもらいました。うん。なんかシャア専用っぽくもある。

さて、ここからが本番。

先に述べたとおり、マッサージチェアは千差万別。選ぶ際は実際に試してみるのが一番ということで、中井ソムリエの教えに従い、いろいろ座って試してみることにした。

まず1つ目の機種は、充実のマッサージ機能を備えたコンパクトなモデル。高性能かつ置き場所に困らない設計が魅力という『リラックスマスター』というマッサージチェアである。

「ババン。こちらが買い易いお値段のエントリーチェアです」
ちなみにオープン価格で25万円前後。

これでもエントリー用なの? というくらい高級感にあふれている。またサイズ的にも無理なくうちのリビングにおさまりそうだ。

というわけで、マッサージチェアに身をうずめてみる。

「あ、我が家にあるどの椅子よりも座り心地がイイ」
チェアに身体がフィットしてもう既に気持ちいいです。

手と足を所定の位置に収め、いよいよリモコンスタート!

「まずは自動的に肩位置をセンサーが検出。検出した肩位置から、背・腰の位置を自動予測し、マッサージプログラムに反映されるようになっています。この機能は今回お試しいただくすべての機種に搭載されています」

計測が済み、マッサージが始まった。

「おお… 」

「お…おう…」

「おふ…みゆきー! 」
なんとも気持ちよくて、思わず嫁さんの名前を叫んだところです。

何これ、すごい揉みのパワーなんですね。

「従来のマッサージチェアには足揉みの機能がなかったのですが、これを加えて全身揉みを取り入れたのは当社が業界初です」

肩や背中が力強い揉みや叩きによってほぐされていく。
ただし、マッサージ慣れしていないせいか、少々痛い気もするが…。

「強さはリモコンでいくらでも調整できますよ。こちらの機種は男性の手の感覚で揉みほぐすタイプですから、揉み手が力強い印象を持つのもかもしれません」

「じゃあ、次いってみますか?」と中井さん
次の機種は、またワンランクアップしてみました。

「次はお値段が上がり機能も、より充実します」

2つ目の機種は、コンパクトな設計は1つ目と同様だが、洗練されたデザインと凝りを広範囲にカバーするのが特徴とのこと。商品名は『サイバーリラックス コンフォピット』オープン価格で38万円前後。

いざ身をうずめ、マッサージが始まると――。

「おうふ、おうふ…これすごい! すごいですよー。唯仁ー! 」

気持ちよすぎて、思わずマッサージチェアソムリエの中井さんの名前を叫んでしまいました。この先、どんな気持ちよさが待っているのか…。(次回へ続く)