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実際どうなの、その“ちょい上” ワンランクアップしてみました。

実際どうなの、その“ちょい上” ワンランクアップしてみました。

飛行機にビジネスクラスがあるように、うな重に上があるように、ザクにシャア専用があるように――。世のあらゆるモノやサービスには「ちょい上」クラスがあるもの。その価値を知っている者と知らない者とでは、何だか人生の豊かさが変わってきそうな気がします。あまたある「ちょい上」たるものの使い心地はいかがなものか?節約してでも、ボーナスをはたいても体験すべきか?検証すべく、庶民派かつ恐妻家ライターのモモセが気になるワンランクアップ商品を体験取材。背伸びしない目線で語る、お気軽体験ルポコーナーでございます。

第20回
行ってみました、マジック教室!(後編)。 (2014年01月14日)

ちょい上した人
ライター・モモセ

1971年生まれ。ビジネス誌、マネー誌を中心に活躍。デキるビジネスマンへの仕事術取材。賢い投資法や節約術など相当数取材している。のに、なぜかデキない、カネない、家での権威がないという、ナイナイづくしの庶民派ライター。好きなロックバンドは男闘呼組。

余興のみならず、副業や本業にも活かせるかも?

「芸は身を助く」と言われる。

忘年会、新年会の席での一芸もしかり。
周囲をあっと驚かせる“ちょい上”の余興を習得すれば、「面白いやつ! 」「モモセ最高!!! 」と評判が高まり、どんどん仕事が舞い込むはず。

「2014年こそ、ライターとして飛躍の年になるに違いない! 」

そんな思いから、私が門を叩いたマジック教室『魔法使いの発想術』。
講師の中里正紀さんが指導するのは、手品道具を必要とせず身の回りの物を使って演じられる“即席マジック”である。

「(今日はひとりだけで)きてます! 」
自らつけた「モリック」というマジシャン・ネームで参加しております。ちなみに今回は特別にプライベートレッスンでしたが、本来は和気あいあいと生徒の方々と楽しみながらマジックが会得できるそうですよ。

■マジック教室「魔法使いの発想術」
初回受講料は3時間5,000円から~。東京都江戸川区、都営新宿線一之江駅近くで教室を実施中。
詳細はこちら:http://www.magicle.com/

前回、先生にお手本を披露してもらい、その華麗なワザに魅了されてしまった私。
「キャバクラでやったら女の子にモテモテかも…」と下心も持ちつつ、ぜひぜひ先生、教えてください、ということで不器用な私が習う段となったのだった。

まずは、ハンカチを使ったマジック。
「四次元ハンカチ」と称するハンカチから、5円玉、お札、タバコ、ライターと、次々といろんなモノが飛び出すマジックだった。

あれのタネって、一体――。

「ええっ、そういうことだったの!」
ハンカチの扱い方にはじまり、手先の使い方、話の持っていき方、そして核心のタネまで、中里さんに丁寧に教えていただいているところです。

ルール&マナーとして、残念ながらココでタネを明かすことはできないのだが、ヒントは持ち方の「テクニック」。なので、タネを聞いたものの結構むずかしいところではあった。

「はい。5円玉! 」
何とかかんとか、できちゃいました。はい。私でも。

でもって、次は割り箸を使ったマジック。
目に見えぬ魔法のペンを取り出し、割り箸に名前を書く仕草をするも、当然そこには何も書かれていない。しかし、割り箸に手をかざすと突如名前の文字が出現! さらに裏にもその文字が現れるという驚きのマジックだ。

あちらのほうのタネと仕掛けは――。

「なんと、そんなシンプルなタネだったの!? 」
タネとともに、見せ方、手の動かし方などを聞いているところです。

ポイントは手首の動かし方にあったのか。なるほど、そういうカラクリね。
我が息子の前でやったらビックリするだろうなあ。うひひ。

いずれにしても、タネのアイデアはもちろん、巧みな話術と心理的なテクニックのうまさを実感した。

こちらも教わったとおり試みたのだが…。
むっ、難しい…。

元来の不器用さも災いしてか、やはり一筋縄ではいかなかった。
とはいえ、ここであきらめたら仕事にありつけず、女の子と仲良くなれる日も遠ざかる。

私にできそうなもっと簡単なマジックはないものか――。

「では、こちらはどうでしょう」と救いの神の中里さん。取り出したのは、5円玉と輪が切られた輪ゴム。早速、手本を見せてもらうことに。

まずは5円玉の穴に輪ゴムを通す。通した輪ゴムを両手に持ち、斜めに傾ける。
5円玉は当然、傾けて下になった手元によるが、ここから中里マジック!

「おおおっ! 重力に逆らって5円玉が上に登っていく! 」

微妙な分解写真ですいません。

左下から右上へ、

5円玉が重力に逆らって輪ゴムを登っていくの、分かりますかね?

きてます。先生、きてますよ!
そこで、早速、タネとやり方を伝授してもらう。
そして試しに挑戦してみたところ――。

「うお、きてます。ね? きてませんか? 」
新たに何かを習得するというのは、なんと嬉しいことなのでしょう。満面の笑みを浮かべているところです。2014年初笑い。

「おー、やりますね」と中里さんに誉め言葉をいただき、にんまり。

中里さんのマジック教室では、グループごとに練習し、マスターしたマジックを最後に一人ずつ壇上で披露するという流れになっている。より実践的なステージングも学べるというわけだ。

「その前に、皆さんには、マジックに不可欠な豆知識も教えています。今日は、『サーストンの3原則』についてお話しましょう」

サーストンとは、20世紀前半に大活躍したアメリカのマジシャン。彼が口にした3つの原則が語り継がれ、マジックを演じる上で大切なルールになっているという。

1.これから起きる現象を前もって説明しない。
「ハンカチからお札が出ます」などはナンセンス。何が起こるか先にわかると、驚きが減るからだ。「これから不思議なことが起こります」くらいで。

2.同じマジックをその場で繰り返し演じない。
マジックは初めて披露する時がもっとも驚きを与えられるもの。「もう一度見たい! 」とせがまれても、1回だけにするのが鉄則だとか。

3.タネ明かしを絶対にしない。
タネはマジックの命。絶対に明かしてはならない。タネがわからないからこそ、「すごい! 」となって観客に楽しんでもらえるものだ。

なるほど。
3原則、深いなあ。プレゼンや営業トークにも使えそうである。

「じゃあ、モリックさん、やってみましょうか。マジックをただやるだけでなく、セリフや演出も考えてくださいね」

ゲゲッ、演出もですか。

「……」
きて…ません…。どうしようかと頭を抱え込んでいるところです。

すると編集者Hが助け舟を出してくれた。

「大丈夫ですよ。モモセさん、どうせ失敗するんだから、早くやっちゃったほうが早くラクになれますよ」

ムキー! 何だとこのやろう。じゃあ、早速やってやるよ。

「こんにちはー。モリックで~す! 」

「今日はこの輪ゴムと5円玉を使って、私の2014年の運気を占いたいと思います」

「はい、この5円玉に注目してくださいねー」

「んん…………。きて…」

「…ます! きてますよ!」

「運気が少しずつ上がっていますね、上がっていく、上がっていく! 」

「あっ、やば、5円玉が下がってきちゃった。これじゃ運気下がることになっちゃうよ」

「はい、強制終了! 」

と、ぐだぐだになりながら終了。
残念な結果に反省。やはり、マジシャン失格だ……。

と思いきや、中里さんから高評価をいただいた。

「いやいや。最初はうまくいっていたし、話術も上手でした。失敗も面白くて観客にはウケるはず。すごくよかったですよー」

★あとがき
ということで、マジック教室の取材は終了。

習い、実践すると、マジックが持つコミュニケーションの力をひしひしと感じられた。トーク術や見せ方など実にロジカルでテクニカル。

これを会得できたら仕事もできるようになり、女性にモテるのも分かる気がする。早く人前で披露できるように研鑽したいところだ。

とはいえ、ちょっと心配なのが2014年の私の運気である。
5円玉が暗示する通りなら、運気は下さがることに……。

仕事が激減なんてことがあっても副業で食えるように、マジックの腕でも磨いておくか――。

ちょい上度 ★★★★★
ちょい上というより、かなり上でしょ。
ローンしてでも試したい度 ★★★★★
この金額でマジシャンになれるなら安いもの。
こんなマジックができたらいいなあ度
やはり大爆発ありの大脱出マジック!