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実際どうなの、その“ちょい上” ワンランクアップしてみました。

実際どうなの、その“ちょい上” ワンランクアップしてみました。

飛行機にビジネスクラスがあるように、うな重に上があるように、ザクにシャア専用があるように――。世のあらゆるモノやサービスには「ちょい上」クラスがあるもの。その価値を知っている者と知らない者とでは、何だか人生の豊かさが変わってきそうな気がします。あまたある「ちょい上」たるものの使い心地はいかがなものか?節約してでも、ボーナスをはたいても体験すべきか?検証すべく、庶民派かつ恐妻家ライターのモモセが気になるワンランクアップ商品を体験取材。背伸びしない目線で語る、お気軽体験ルポコーナーでございます。

第18回
ちょい上の味が楽しめるビール工場見学って、どんな感じ?(後編)。 (2013年11月26日)

ちょい上した人
ライター・モモセ

1971年生まれ。ビジネス誌、マネー誌を中心に活躍。デキるビジネスマンへの仕事術取材。賢い投資法や節約術など相当数取材している。のに、なぜかデキない、カネない、家での権威がないという、ナイナイづくしの庶民派ライター。好きなロックバンドは男闘呼組。

新鮮過ぎるビールを、タダで楽しんですいません。

最近流行りの「大人の工場見学」で訪れたのは、キリンビールの横浜工場『キリン横浜ビアビレッジ』。

ビールの製造工程を案内してもらい、驚くほどの手間と時間を要してビールが出来上がるのを初めて知った。

そしていよいよ、工場で出来たてのちょい上ビールを“タダ”で試飲できる時がやってきたのである。

「いざ試飲会場へ! 」
ドドン! と、約200人は座れるという試飲スペース。先客で既にいっぱいでしたよ。

「試飲は25分間。お一人様、グラス3杯まで試飲ができます」と説明してくれるのは、「ブルワリーツアー(工場見学)」のガイドを務める蒲谷さんだ。

試飲できるビールは季節によって異なり、、ほとんどが目の前の工場で出来たばかりのもの。 ちなみにこの日は『一番搾り フローズン<生>』をいただけるという。
泡の部分はビールがマイナス5℃で氷結されてフローズン状になっているアレである。

おお。一度飲んでみたかったのよ、コレ。

どろ~ん…と『一番搾りフローズン<生>』を注いでもらっています。

おお、もりあがった泡がソフトクリームのようですよ!

ちなみにこのフローズン状の泡はフタの役割を果たし、ビールはずっと冷たいままに。炭酸も抜けにくく、約30分間は最後のひと口まで冷たさと美味しさがキープされるそうです。

「では、いただきます! 」
まずは一杯目。完全に仕事を忘れた表情になっております。

「くんか…」

「ぐびびびび…」

「ぷは~~~! 」
んまい! いやぁ、やはり仕事を終えた後の一杯は格別ですね、しかし。

「まだ仕事中ですよ」と寝言を言う編集者Hを無視。
「いかがですか? 」と優しく問いかけてくる蒲谷さんに答える。

いや、これ最高ですよ。
出来たてのせいか、豊かな味と香りがいつも以上な気がする。

ついさっきまで、ホップや麦芽をどのようにしてビールにしていくか、分かりやすく伺ったこと。また、手間暇かけて作られてくられていることを実感しただけに、美味しさの感動も、ことさら“もりあがる“という効果もありそうだ。

『一番搾り フローズン<生>』の泡のようにね!

「……」(蒲谷さん)

「二杯目、いきます! 」
宴がもりあがってきたところで、次、いただきます!

二杯目は『一番搾り スタウト』にした。黒ビールである。
取り扱っているお店が少ないとかで、私はまだ飲んだことがない新顔だった。

「まずはひと口ちびり」
黒ということで、ゆっくり味わうことにしましたよ。

「ん~~♪」
んまい。しみじみ、うまいです。

どっしりとしたコクや香りが、強い。
それでいてスッキリした味わいがある。
まさに大人の黒ビールである。

にしても、思ったほどキンキンに冷えてない。これには何か理由が?

「ええ。日本人はキンキンに冷えたビールが好きですけど、あまり冷えすぎるとビール本来の味が分かりにくくなります。ですので、ビールを美味しく味わえる適温でお出ししているんです。冬ですと10~12℃、夏ですと6~8℃を目安にしています」(蒲谷さん)

なるほど。試飲をしながらも、ためになるすばらしい場所である。いずれにしても10~12℃。早速、我が家でもはじめてみよう。黒ビールからはじめてみよう。スタートしてみよう。

“スタウト”してみよう!

「……」(編集者H)

「三杯目、いただきます!」
最後の一杯は王道の『キリンラガービール』です。いつもお世話になっています。

うわ! これこそしょっちゅう飲んでいるだけに、味の違いがよく分かる。
ふくよかなホップの香りと程よい苦味が際立つ「これぞビール」な感激の旨さである。

「ところでモモセさん、『麒麟』のラベルをご存知ですか? 」(蒲谷さん)

「って、コレですよね? 」
もちろん、知っております。

「実はこの『麒麟』のラベルの図柄をよく見ると、たてがみなどの中に『キ・リ・ン』の小さな文字が見つかるんです。いつからこの隠し文字が入れられたのか定かではありませんが、昭和初期のラベルの一部にあったのは確認されています。当時のデザイナーが遊び心でデザインしたという説と偽造防止説がありますが、明確な理由は謎なんですよ」(蒲谷さん)

ほほう。そんな秘密があったとは。あ! 確かに!!

「“キ”発見! 」
実際はキリンビールのラベルでお探しください。

うむ。宴会のネタにしたら女の子にウケるかも。
そんな使えるウンチクも得ながら、三杯目を飲み干して試飲タイム終了。

工場見学と試飲は年末年始と定休の月曜日を除いて実施されている。聞けば、毎日工場を訪れ、ビールの試飲を楽しんでいる近所の人もいるという。なんと羨ましい! 私も嫁さんさえ許せば近所に引っ越してきたいところである。

名残惜しい試飲会場を後にして、併設の売店を覗いてみた。

「キリンの工場でしか買えない品物が並んでおりましたよ」
まあ、私が一番搾りビールTシャツを着ていたら、普通に酒屋のおじさんに間違われそうだけど。

スタンダードな工場見学コースはこれで終了なのだが、『キリン横浜ビアビレッジ』は広大な庭園に囲まれていて、緑溢れるその敷地に工場が建っている。

ココが無料開放されていて、のんびりと散歩したりビオトープを観察したりできるのだ。

「庭園散策中。心地よいほろ酔い気分が倍増するようですよ」
緑を眺めているだけで、原稿の締め切りや嫁さんの小言など、ふだんの嫌なことを忘れられますよ。

さらに庭園を歩くと、レストランやビール文化を学べる施設があり、ビールづくりを体験できる教室も開かれているという。

「ビールづくり体験教室は皆さまに大変好評です。すごい人気で、定員に対して毎回、平均5倍以上のお申し込みをいただいております」(蒲谷さん)

ビールづくりはチームで取り組み、キリンの醸造技術員がサポート。仕込みまでやって約6週間後に実際に自分たちが作ったビールが手元に届くというプログラムだという(費用は1チームで1万5,000円前後)。

ラベルは教室専用のものを使え作り、20本のオリジナルビールが作れるそうだ。

「『何かの記念日に飲もう』という目的で申込まれる方が多いですね。印象に残っているのは、娘さんが結婚されるので、その披露宴に自分たちで作ったビールを出したいと言われて参加されたお父さまとご家族もいらっしゃいました」(蒲谷さん)

いい話だ。
娘さんに捧げたビール、いつも以上にほろ苦い味がしたであろう。

★あとがき
ということで、工場見学は終了。

ビールの奥深さを知り、出来たてビールの試飲まで出来て大満足であった。
ただ、試飲25分というのは、ちと物足りないっていうくらいに楽しかった! というか、まだ飲み足りない!!

「というわけで、取材後、最寄り駅の近くで飲んじゃいました! 」
ビールは頂いたので、いきなりの焼酎からですよ。

ちょい上度 ★★★★★
ちょい上というよりも、かなり上かも。
ローンしてでも試したい度 ★★★★☆
出来たてのビールなら小遣い全部はたきます。
どうせならこんなビールをつくってくれたらいいのに度
アルコール度数倍増の超ストロングビール