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実際どうなの、その“ちょい上” ワンランクアップしてみました。

実際どうなの、その“ちょい上” ワンランクアップしてみました。

飛行機にビジネスクラスがあるように、うな重に上があるように、ザクにシャア専用があるように――。世のあらゆるモノやサービスには「ちょい上」クラスがあるもの。その価値を知っている者と知らない者とでは、何だか人生の豊かさが変わってきそうな気がします。あまたある「ちょい上」たるものの使い心地はいかがなものか?節約してでも、ボーナスをはたいても体験すべきか?検証すべく、庶民派かつ恐妻家ライターのモモセが気になるワンランクアップ商品を体験取材。背伸びしない目線で語る、お気軽体験ルポコーナーでございます。

第15回
貸し切り&パーティもできる?大人のボウリングサロンで遊んでみた(前編)。 (2013年09月24日)

ちょい上した人
ライター・モモセ

1971年生まれ。ビジネス誌、マネー誌を中心に活躍。デキるビジネスマンへの仕事術取材。賢い投資法や節約術など相当数取材している。のに、なぜかデキない、カネない、家での権威がないという、ナイナイづくしの庶民派ライター。好きなロックバンドは男闘呼組。

お酒が飲める、ボウリング場。

気がつけば秋。
行楽シーズンの到来である。

秋の行楽といえばスポーツやアウトドアなどいろいろあるが、私も今やアラフォー男子。
たまにはアーバンで、リッチで、かつちょっとモテそうな行楽もしてみたい――。

そう思っていたら、いつもの編集者Hが口を開いた。
「ボウリング、なんてどうですか? 」

うむ。冴えない提案である。
ボウリングのどこがリッチでモテそうなんだよ?
どちらかというと、レトロな空間のイメージしかないではないか。

「モモセさん、古いですね。実は大人こそ楽しめるアーバンでリッチなボウリング場があるんですよ」

なぬ! そんなところがあるなら、ぜひ行ってみたい。
最近ちょっとメタボ気味だし、ボウリングでひと汗かくのもいいかも。案内よろしくね!

「え、この画像、間違ってない? 」
というわけで、訪れたのは東京港区芝公園。東京タワーがすぐ近くにある、西武グループ系列のホテル「ザ・プリンス パークタワー東京」。芝公園の中に佇む、地上33階、客室603室の高級ホテルですよ。

普段、高級ホテルとは縁の薄い庶民派ライターの私。情けないが、少し緊張してきました。

あれ? それにしても、なぜホテル? ボウリングをやりにきたんじゃなかったけ!?

「このホテルの中にボウリング場ならぬボウリングサロンがあるんですよ。ビビッてないで早く行きましょう」

気にさわる言い方を我慢しつつ、エレベーターで地下2階へ。だだっ広いホテル内を迷子のように歩きまわると……。

「あ、ありました」
端のほうにありましたよ。「BOWLING SALON」。

■ザ・プリンス パークタワー東京・ボウリングサロン
東京都港区芝公園4-8-1 ザ・プリンス パークタワー東京 地下2階
TEL:03-5400-1159
http://www.princehotels.co.jp/parktower/bowling/

といっても、「中は、たまに地方の観光ホテルにあるような、2レーンほどが細々とあるボウリング室、みたいな感じなんじゃないのか? 」

と、高を括っていた。

「ヒャー! 広い、広ーい」
中は広々、12レーンもありましたよ。何だかデザインもシックでおしゃれ。

何だか、田舎町にあるボウリング場とは大違いである。
では早速、受付して……。ん? 事前に予約してあるの?
「やっておきましたよ。このサロンは予約OKなので」

さらに「1人だと寂しいだろうから」といって、編集者Hの会社(編集プロダクション)にインターンシップで来ている大学生も連れてきたというではないか。

「よろしくお願いします」とナカジマさん
「“ちょい上”の記事、拝見しました。すっごく面白いですね。今日は勉強させてください! 」ですってよ。

「ヒャッハー! 1人じゃないって、なんて素敵! 」
ナカジマさんとツーショットしておきました。心なしか、突然テンションが上がっているのは致し方ありません。人間だもの。

おぉ、Hよ。今回はいつになく準備万端ではないか!
おかげさまで女性と2人でボウリングなんて、何年ぶりだろう。
いや、何十年ぶりだろう。

そうだ、まずは貸し靴だったなあ。えっ? その必要はない?
「どうぞ、ここが予約したレーンですよ」と編集者Hに連れて行かれたのは扉の前。

「なに、ボウリング内に扉が…? 」
そのドアを恐る恐る開けて中に入ると――。

なんと4レーンがひとつのブロックになって、他のブロックとカーテンで仕切られているではないか!

「こんな感じです」
このブロックでスペースが貸し切りにできる、というわけです。隣のブロックとは、カーテンで仕切られているので、個室感覚でプレイできるというわけですよ。

なんという贅沢。
ちょい上なプライベート・ボウリングである。
これはデートで使ったら、かなり評価が上がりそう。
ね、ナカジマさん、ね? ね?

おお。しかもよく見たら、ちゃんと我々が使用するレーンのベンチの横に、事前に靴が置いてあるではないか!

「予約した人のみ、事前に靴が用意されております」
しっかりとサイズと利き足に合わせた靴が用意。私とナカジ(ナカジマさんのニックネーム)の名前まで書かれていました。んまあ、気が利きますわね。

というか、アレ?
なんか、靴、多くないかい?

と思ったら、編集者Hが靴を履き替えていた。
「あ、僕もやりますけど、何か? 」
お、おう……。

そこに「いらっしゃいませ」と笑顔で現れたのは、ザ・プリンス パークタワー東京のボウリングサロン担当の村田雄一郎さん。

気を取り直して、このボウリングサロンについて話を聞いた。

ザ・プリンス パークタワー東京のオープンは2005年4月。
同ホテルができる前は、この場所に西武グループ系列のボウリング場があり、その名残りでホテルの地下2階にボウリングサロンが併設されるようになったらしい。

ボウリングの料金は一般の方の場合、平日18~22時と土・休日11~20時の利用で1ゲーム750円。また、今回のように事前に予約もでき、予約の場合はレーンを時間単位で借りられるのだとか。
平日18~22時と土・休日11~20時の利用で1時間7,500円なので、3名でボウリングを2ゲームして1人あたり2,500円(貸し靴代込み)という感じだ。

「それにしてもどんな人がこのサロンを利用しているのですか?」
(はやくボウリングしたいなあ、とウズウズしながら…)

「オフィス街という場所柄、企業にお勤めのビジネスマンやOLの方の利用が大多数です」。
「仕事が終わった後にお仲間数名でいらしたり、会社の懇親会として団体でボウリングを楽しまれるケースも多いですよ。団体の場合は事前予約いただくことで、人数に応じて12レーン全体を貸し切りにすることもできます」(村田さん)

ん? 会社の懇親会に利用されるとなると、私の大好きなお酒も飲めるの?

「はい。ビールやカクテルなどをご用意しており、ちょっとした軽食もございます。お酒を飲みながらボウリングができるのが、当サロン最大の特徴です」(村田さん)

おおう! そういう意味でも大人の社交場としてボウリングを楽しめるわけだ。 まさに“ちょい上”ボウリング!

さっそく、飲みながらボウリング、いっときますか!

ところで……村田さんはホテルマンとして入社しながら、ボウリングサロンの担当者に。配属に戸惑いはなかったのだろうか?

「いやあ、実は大学時代にボウリングを競技としてやっていたんです。最高スコア260程度でお恥ずかしい」(村田さん)。

え、すごいじゃないですか。ちょっとお手本に見せてほしいなあ。

「それでは…」
スコーン! という音と共に、ナイススペアを出す村田さんの勇姿です。

ううむ。やはり、うまい。うま過ぎる!
せっかくナカジ(もう、こう呼ぶことにした)の前でいいところを見せようと思ったのに…。村田さんに先を越された感があるが、ではやってみよう!

「いっぱい、やっか? 」
おお、ボウリングレーンの前で生ビールを飲む愉悦!

というわけで、後編は、飲みながらボウリングのスタートですよ。
(次回へ続く)