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実際どうなの、その“ちょい上” ワンランクアップしてみました。

実際どうなの、その“ちょい上” ワンランクアップしてみました。

飛行機にビジネスクラスがあるように、うな重に上があるように、ザクにシャア専用があるように――。世のあらゆるモノやサービスには「ちょい上」クラスがあるもの。その価値を知っている者と知らない者とでは、何だか人生の豊かさが変わってきそうな気がします。あまたある「ちょい上」たるものの使い心地はいかがなものか?節約してでも、ボーナスをはたいても体験すべきか?検証すべく、庶民派かつ恐妻家ライターのモモセが気になるワンランクアップ商品を体験取材。背伸びしない目線で語る、お気軽体験ルポコーナーでございます。

第14回
オープンキャンパスって、実際のところ何をしてる? 嘉悦大学へ行ってみた(後編)。 (2013年09月03日)

ちょい上した人
ライター・モモセ

1971年生まれ。ビジネス誌、マネー誌を中心に活躍。デキるビジネスマンへの仕事術取材。賢い投資法や節約術など相当数取材している。のに、なぜかデキない、カネない、家での権威がないという、ナイナイづくしの庶民派ライター。好きなロックバンドは男闘呼組。

学食で、孤独なグルメをするアラフォー。

オープンキャンパスなど無かった時代に、大学時代を過ごしたアラフォーな私。
オープンなキャンパスとは、一体どんな世界なのだろうか?

我が息子(現在小学5年生)の将来のためにも行かねば! という思いもあり、東京・小平市の嘉悦大学のオープンキャンパスに参加していたのだった。

「あ、学食におじゃましています」
ババン! 嘉悦大学ではオープンキャンパスの企画から運営までを学生が実施している。私よりしっかりしている学生スタッフにいくつかの施設を案内してもらった後、昼時を迎え、学食をご馳走していただけることになったのであります。

無料で学食体験できるのも、オープンキャンパスならではの催し。これももちろん学生から出てきたアイデアだという。

にしても、だ。
「学食」とはいえ、ガラス張りの明るいカフェテリアであった。

「私が通う街の定食屋とは大違いですよ」
こんな感じ。なんともシャレオツ。ちょっと緊張しちゃいますよ。

普段はもっとメニューがあるそうだが、この日は「煮込みハンバーグ定食」「スパゲティミートソース」「カレーライス」の三種類のみ用意されていた。何より、オープンキャンパスの参加者はどれを選んでも無料なのだ。ううむ。太っ腹。
それにしても……何にしようか、と悩んだ末に選んだのは――。

「モモセ's セレクション」
煮込みハンバーグ定食にさせていただきましたよ。

うまそうだ。
ところで、ハンバーグの照りも気になるが、食堂の目の前の、やけに緑鮮やかな中庭の照り返しも気になる。
アレ、これ中庭か?
にしては、広いかつ美しすぎるなと思ったら――。

「小金井カントリー倶楽部」だった。
実は嘉悦大学は、1937年に生まれた歴史あるゴルフ場と隣接。
美しいグリーンを“借景”しながら、食事できるのである。すごいな。嘉悦大学。

「いただきます!」
テしかもこんなテラス席まであるんですよ。贅沢贅沢。

ともあれ、今年の夏はあまりに暑い。
暑さに負けてテラス席を離れて、中で食べることにしたよ。
というわけで、涼しい食堂にて、いざ実食!

「ハフ ハフ」
ウン。うまい。

直球ストレートのデミスグラスソースがかかったザ・ハンバーグ。
ほー。いいじゃないか。こういうのでいいんだよ。こういうので。

「 !! 」

「そういうのも、あるのか」

編集者Hのミートソースも、実にスタンダードだがうまそう。今度はそれにしよう。今度っていつだ? などと誰も気づかない程度に『孤独のグルメ』ごっこを楽しんでいたら、男子学生から声をかけられた。

「こんにちは! オープンキャンパスはいかがですか? 」

学生スタッフのT君(1年生)だった。「いやあ、おいしか…楽しかったですよ」と返す。そして、見渡すと彼のようなオープンキャンパスのスタッフが数多くいた。オープンキャンパスに来てやや不安な受験生や、私のような参加者がいたら明るく声をかけてくれる、というわけだ。実に親切な気遣いだ。

T君が言う。
「実は僕も昨年、嘉悦大学のオープンキャンパスに参加し、それで入学を決めました。大学へ見学に行った時に、学生スタッフの方々にすごく親切にしていただいて。その恩返しがしたくてスタッフに応募したんです」

なるほど。だからモチベーションが高いのか。
ずっと感じていたが、みんな笑顔で楽しそうなので、こちらまで楽しい気分にさせてくれるのである。

これは、大学の教育方針が影響しているのかもしれない。
そもそも嘉悦大学は福澤諭吉が唱えた「半教半学」の精神を掲げている。「半歩先に学んだ者が、半歩後から来た者に教え、教える者と学ぶ者に分を定めない」という考え方。つまり、後輩は教えられて学び、先輩は教えることで自身の成長に繋がる、というわけだ。

まさにこの精神がオープンキャンパスにおいて、熱心にかつ明るく積極的に参加者を迎えてくれる学生スタッフの言動に表れている、というわけだな。

そんな学生たちは、実際に大学の授業でどんな学びを得ているのか。
その内容も、オープンキャンパスでは垣間見られる。

「おお。学生がプレゼンしていましたよ」

嘉悦大学にはビジネス創造学部という学部があり、企業へのインターンシップを1年次から経験する授業がある。IT、外食、出版などの企業と提携しており、それぞれの現場で“生”の仕事を手伝いながら、仕事を学ぶというもの。企業側としても大学生の斬新で自由な発想が刺激になるわけだ。

オープンキャンパスでは、このインターンシップの発表会を実施していた。
プロジェクターを使い、ビジネスマンさながらにプレゼンを行う学生たち。

目の前に「カエツカフェ」なる看板を発見し、ふらふらと中へ。

「なんでもご相談ください!」
カエツカフェにて。学生スタッフのIさんが声をかけてくれました。

カエツカフェは、オープンキャンパス参加者が先輩とお茶を飲みながらトークができるスペースなのだという。大学生活のこと、授業のこと、留学のこと、気になることを何でも聞ける、というわけだ。

ふむふむ。大学受験前の高校生は何かと不安だろうから、先輩から直に話が聞けるのは嬉しいはず。Iさんに留学について尋ねると、Iさん自身がイギリスへの短期留学を経験しており、体験談を踏まえつつ楽しげに語ってくれた。

こういうのがやはりいい。
教授など大学側ではなく、学生が高校生と同じ目線で学校の魅力を語ってくれるのは、本当に良い企画だ。
臨場感が違う。
だからして、やはり思うのだ。

過去の大学生だった私よ――。
大学生の貴重な時間の大切さを、嘉悦大学でなら学べただろうか。

あとがき

ということで、久しぶりに学生気分を味わえて大満足のオープンキャンパス取材は終了。
各地の大学で、大人が自由に入退場できて、かつ趣向を凝らしたオープンキャンパスが実施されているので、足を運んでみると楽しいはず。
場合によっては、学食でお腹も満たせる。
場合によっては、過去の自分と向き合ういい機会に……。

ちょい上度 ★★★★★
ちょい上というよりかなり上かも
ローンを組んでも試したい度 ★★★★☆
学ぶ機会を得る。プライスレス。
こんなオープンキャンパスがあればいいのに度
自宅の近所で毎日、実施してくれるオープンキャンパス!(とくに学食)