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FPからのアドバイス

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雑誌・新聞等で活躍中のファイナンシャルプランナーがローンやお金に関する様々な情報をご提供し、ローンの借り方や返し方などをアドバイスしていきます。

第595回
複数のローンを利用しているなら要チェック!ローンをまとめる際のポイント (2014年11月05日)

ローンの支払いが複数あり、それぞれ返済日が異なります。毎月、返済口座への入金に追われて大変なので、いわゆる『おまとめ』をしたいと思います。どのようにするのがいいのでしょうか?(Nさん 29歳 会社員)
ローンの返済を一本化することを一般的に『おまとめ』と言います。おまとめ専用のローンのほか、フリーローンやカードローンを利用することで、『おまとめ』をすることが可能です。それぞれのローンに特性がありますので、メリット・デメリットを確認したうえで利用しましょう。

そもそも『おまとめ』ローンとは?

金融機関によるローン商品の多様化やインターネット環境の進化もあり、誰もが身近にローンを利用できるようになり、複数のローン返済を抱える人も増えました。複数のローンがあると管理が大変で、うっかり返済を忘れてしまい、「遅延損害金(延滞による利息のようなもの)を払うことになってしまった」という声を聞きます。遅延損害金の年率は借入金利よりも高めに設定されているため、負担が大きく、さらに返済が苦しくなってしまいます。

そこで利用したいのが『おまとめ』です。『おまとめ』とは、複数のローンをひとつのローンに借り換えて、ローンの借り入れや返済を一本化することです。おまとめ専用のローンのほか、他社からの借り換えやおまとめにも利用できるフリーローンやカードローンがあります。

『おまとめ』はその特性から、大きく2つに分類することができます。ひとつは証書貸付と呼ばれる、いわゆる完済時期が確定するローンのことで、「おまとめローン」や「フリーローン」がこれにあたります。もうひとつが「カードローン」で、証書貸付とは異なり、完済時期は確定しておらず、毎月の返済に応じて変わります。

それぞれにメリットやデメリットがあるので、次で説明しましょう。特性を知ることで、自分に合ったローンを選ぶことができます。

「おまとめローン」「フリーローン」のメリット・デメリットとは?

「おまとめローン」や「フリーローン」の最大のメリットは、完済時期が確定することです。そのため、原則は当初決めた返済金額以上は返済が増えません。最近は、「いつ返済が終わるのかわからない」という相談が多く、精神的な負担が重くなっているので、終わりが見えることは大切です。

また、実質年率も3%台という低い商品もあるので、現在借りているローンよりも低ければ、毎月の返済額の負担がかなり軽くなる可能性もあります。

ただし、利用するには現在借りているローンの借入状況がわかる資料を提出するなど、事前準備には手間がかかる可能性があります。また、金融機関の審査にも時間がかかる先が多いため、即日や近日中にすぐ利用したいという時には適しません。そのため、時間に余裕を持って対応するようにしましょう。

また、追加で借り入れをすることはできないので、お金が足りない時には他のローンを利用することになります。せっかくローンを一本化するのですから、「これ以上は借りない」と意識を持つのには適しています。「なんとなく借りてしまう……」という人は、借りられないように利用することを考えてみてください。

「カードローン」のメリット・デメリットとは?

「カードローン」の最大のメリットは、最短で即日などスピーディに利用することが可能なことです。金融機関の店舗や窓口に出向いたり、細かい資料を郵送する手間がなく、時間的に余裕がない時には適しています。

また、利用限度額内であれば繰り返し利用できるため、子どもの教育費がかさむ時期など、お金が入用な機会が多い時には利便性もあり使い勝手がよくなります。

ただし、繰り返し利用できるということは、返済がいつまで経っても終わらないという状況が続いてしまう可能性もあります。また、小口の借り入れの場合は、実質年率15%程度と高めのものが多いので、せっかく返済日が一本化できても、結果的に返済総額が増えて家計が苦しくなったというようなことがないよう、計画的に利用することが大切です。

このように、『おまとめ』と言っても商品ごとに特性は異なります。「カードローン」が即日に借りられて、事前の詳細資料などの準備に手間がかからないため利用している人が多いのですが、デメリットでお伝えしたように計画的に利用しないと、いつまで経っても返済が終わらないということになりかねません。住宅ローンや教育ローン、自動車ローンなど大きな金額を借りるローン以外は、早期での返済を目指すことが基本です。ローンは金利という手数料の負担がありますので、その負担を考慮して家計をやりくりできるようにしていきましょう。

担当:中森 順子 (執筆:2014年10月28日)

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