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FPからのアドバイス

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第574回
イマドキのボーナス活用法!攻めの家計に体制を変えるチャンス? (2014年06月11日)

もうすぐ夏のボーナスが支給されますが、昨年よりも増える予定です。
ここ数年は減る一方だったので、月々の生活費の補てんや貯金をするだけでしたが、今年はほかに活用できないか検討したいと思います。ローンの繰上げ返済など、どのように使い分けたら良いでしょうか?(Kさん 30代 会社員)
ボーナスを月々の生活費の補てんに使うだけではもったいない!まとまったお金があれば、いろいろな選択肢から自分の家計に合った方法を選べます。家計見直しのチャンスと捉え、家計の体制を変えていきましょう。

「守り」から「攻め」に家計の体制を変えていきましょう

2014年5月29日に経団連が発表した大手企業の今夏のボーナスは、昨年夏に比べて8.8%増と、2年連続で増加したとのことです。そのため、ボーナスをどう活用すべきか検討中の人も多いでしょう。

そこで提案したいのが、月々の生活費の補てんなど、過去の精算だけにボーナスを使うのではなく、将来のためにボーナスを使えるように「家計の体制」を変化させることです。まとまったお金が入るこの時期がチャンスと言えるでしょう。

とは言え、貯金をしましょうと言うだけではモチベーションが上がりません。本来、お金は使うためにあるものです。それも、同じ支出でも使い方によっては使えるお金に差が出てきます。お金に余裕があるということは、多くの選択肢からお金の使い道を選ぶ側に回れるこということです。一度体制を作ってしまえば、当面の間は見直しをする必要がないので、この機会にご自身の家計に合った体制作りをしていきましょう。

「まとめ払い」や「先払い」で使えるお金を増やす

お金の効率的な使い方のひとつに「まとめ払い」があります。最も身近なものが保険料です。月々支払うよりも、半年払いや年払いにすることで保険料が少なくなります。

また、自営業者や20歳以上の大学生などが支払う国民年金保険料もまとめ払いをすることで保険料を少なくすることができます。2014年度の場合、現金で毎月納付する金額は、15,250円×12か月分の合計183,000円。これを口座振替で1年分を前払いすると179,160円になり、3,840円保険料が少なくなります。ほかにもNHK受信料は毎月払いであれば年15,120円(地上契約の場合)が、1年分を前払いすると13,990円となり、1,130円少なくなります。

ひとつひとつは大きな金額でなくても、これが10年、20年と積み重なってくるとその差は大きくなっていきます。いずれ支払わなければならない支出は、その負担を軽くする方法がないか調べてみましょう。

もうひとつの方法として「先払い」があります。「まとめ払い」も先払いのひとつですが、ここで紹介したいのは、住宅ローンなどの借りているお金の先払いです。ローンは、お金を借りていることから「利息」や「手数料」といったコストがかかりますが、そのコストは先払いすることでカットできます。

たとえば、住宅ローン(当初借入3,000万円、金利年2.5%、借入期間35年)を、1年後に30万円繰上げ返済すると、軽減される利息は約40万円。返済期間も6カ月ほど短縮されます。

ただし、自動車ローンや教育ローンは、繰上げ返済ができるものとできないものがありますので、調べてみましょう。繰上げ返済ではなく、借り換えをすることでトータルの負担を減らすことができる場合もありますので、以下を参考にしてください。

【参考リンク】

このように、本来払うべきお金を、まとめて払ったり、先に払うことでトータルの金額を減らすことができます。まずはどれくらいコストが浮くのかシミュレーションすることから始めましょう。

将来のやりたいことを実現するために貯金する

一方で注意しておきたいのは、コスト削減にばかり気を取られて、貯蓄をしなくなることです。手持ち資金が足りなくて、必要なときにお金がないといった状態になるようでは本末転倒です。そのため、これから必要になる資金を準備することも忘れないようにしましょう。

たとえば、教育資金です。高校までは月々の収入でやりくりし、大学にかかるお金を貯めていく事が多いので、その準備をボーナスでもすると良いでしょう。ただし、金額が変動するボーナスをあてにしていると、希望の金額を貯められないといったことが起こる可能性があります。そうならないように、あくまでも最低限必要なお金は月々の収入から確保し、その上乗せとしてボーナスから確保すると良いでしょう。一定期間以上かけて貯める方法としては、一般的には定期預金のほか、外貨預金や投資信託など、元本割れのリスクはあるもののその分金利が高い金融商品を検討してみるのもひとつの選択肢です。ボーナスシーズンに合わせて各金融機関がキャンペーン等を行っていますので、利用しやすいものがないか調べてみてください。

そのほかには、消費税増税分を補うための貯蓄を考えてみてはいかがでしょうか。たとえば、年間の支出が300万円の場合、5%から8%のアップ分3%なら消費税の負担は9万円です。この分を先取りで貯蓄しておけば、支出自体を減らすことなく、これまでと同様の支出をすることができます。増税分の支出をカットするか、先取りで使えるようにしておくか。無理な節約がしたくないのであれば、ボーナスから先取りして貯蓄しておくとストレスなく対応できそうですね。こういったすぐに使えるようにしておかなければならないお金は、普通預金やMRFなど、換金しやすい状態で貯金しておくと良いでしょう。

定期的にまとまった額が手に入るボーナスは、一度家計の体制を整えてしまえば、先取りでいろいろな対応ができます。思ったよりも少なかったからやりたいことができなくならないよう、今回のボーナスをこれからの生活に活かせるようにしていってください。

【参考リンク】

担当:中森 順子 (執筆:2014年06月04日)

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