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FPからのアドバイス

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雑誌・新聞等で活躍中のファイナンシャルプランナーがローンやお金に関する様々な情報をご提供し、ローンの借り方や返し方などをアドバイスしていきます。

第502回
気づいた時には「もう借りられない…」カードローンから抜け出す方法は? (2013年01月18日)

カードローンを利用していたら、いつのまにか限度額まで借りてしまっていました。今年こそは、常にお金を借りている状態から抜け出したいと思っていますが、どうすればよいでしょうか?(Yさん 会社員 20代)
新年の始まりは生活を見直すのに良い機会ですから、まずは新たな借り入れをしないよう、おもいきってカードローンの利用をやめてはいかがでしょうか?借金に依存しない家計を作りつつ、現在のカードローンについては、おまとめローンの借り換えを検討しましょう。

「気がついたら限度額いっぱい」になってしまう人は、カードローンの利用資格なし!

新しい年を迎え、「今年こそは、借りては返す生活から抜け出したい」という思いを持っているYさん。これまでは給料日前にお金が足りなくなったらコンビニのATMでカードローンを利用していたということです。カードローンはATM等で手軽に利用でき、限度額までなら何度も借りることができますので、繰り返し利用するうちに、キャッシュカードで預金を引き出しているのと同じような感覚になり、「お金を借りている」という感覚がなくなってきていたようです。Yさんは、早めに事の重大さに気づいたようですので、何とかなりそうですが、カードローンの利用は今後控えた方がよいでしょう。そもそもカードローンは、契約者の裁量で、一定の限度額まで自由に借入と返済ができるローンなので、「いつのまにか限度額まで借りて」しまわないよう、「借入」と「返済」についてしっかり自己管理できる人に向いています。自己管理ができない人が、何とかしようとひとりで抱え込んでしまうと、無理をして違法な業者からの借入(いわゆるヤミ金)にはまるケースがあります。厳しいことを言うようですが、これもYさんご自身のためですので、今後カードローンの利用はやめましょう。

【参考リンク】

「お金を借りている感覚がマヒする」なんて嘘みたいに思うかもしれませんが、同様のことがクレジットカードを利用する人にも言えます。物を買うときや飲食代の支払いでクレジットカードを使うと、ポイントが貯まっておトクですし、手元のお金が減らないし、使って何となくイイ気分になります。しかし、翌月の請求で「今月の引き落とし金額がとんでもないことに!!」という経験、ありませんか?こういう人もYさんと同じで、「気がついたら」多額の借金を背負ってしまう可能性があり、要注意です。

自分で気がつくようにするには?

このような生活から抜け出すためには、「これ以上借りない」という決意を持ち、身の丈にあった暮らしに変えて行く必要があります。まずは、自分の生活費がいくら必要なのか、これまで無駄な出費をしていなかったかを洗い出し、どうすればこれ以上借りなくて済むのか、家計の見直しをしましょう。また、借金については、自分がどれだけの金額を借りているのか、金利は何パーセント払っているのか、このままの返済額だといつまで払い続けなければならないかを把握しましょう。とにかく、まずは毎月の「生活費」と「返済額」の合計が、毎月の収入を上回らないように意識してください。そうすれば、完済した後は毎月の「返済額」の分だけ「貯蓄」できる健全な家計に生まれ変わることができるはずです。

「おまとめローン」で支払う利息が減り、管理もしやすくなる

家計や借金の見直しをして、ようやく、「こんなにお金を借りていたのか!」と気付く場合もあるかと思います。生活に困るくらい毎月の「返済額」が多かったり、あるいは、これから何年も返済が続くことに愕然とする場合もあるでしょう。これらの悩みを解決するひとつの案としては、なるべく低い金利の証書貸付タイプの「おまとめローン」に借り換えることが挙げられます。証書貸付タイプは、はじめに借入額と返済計画を決めてから借りて、あとは計画に沿って返済していくだけです。カードローンの金利や借入限度額は、年収、返済実績等によって決まりますが、実質年率は4%台~18%程度が一般的。「おまとめローン」なら上限でも実質年率15%程度のものが多いので、まずは現在のカードローンの金利よりも低い金利で借り換えができないかを検討してみましょう。現在借りているカードローンより実質年率の低い「おまとめローン」に借り換えることができれば、支払う利息の総額を大幅に減らすことができます。同じ返済期間なら、実質年率が低くなるにつれて毎月の返済額が減りますので、「お金が足りなくなったらまた借りる」という悪循環を断ち切る可能性が高くなります。

【参考】借入金額が50万円の場合の毎月返済額・支払利息総額
(元利均等返済・返済期間24カ月)
実質年率 毎月返済額 支払利息総額
15.0% 24,243円 81,840円
13.0% 23,771円 70,502円
11.0% 23,304円 59,294円
9.0% 22,842円 48,217円
7.0% 22,386円 37,271円

(イー・ローンシミュレーションにて試算し、筆者作成)

なるべく早く返済を終えたいなら、借り換えで毎月の返済額を減らすことができる場合でも返済額を減らさず、ボーナスを利用して繰り上げ返済も行いましょう。そうすれば、元金を早く減らすことができ、返済期間を短くすることができるのです。また、その分、支払う利息の総額も減らすことができます。ただし、早く借金を返そうと無理な計画を立てて、また借りることになっては本末転倒ですので、予定外の出費もあることも想定しながら決めましょう。

【参考リンク】

担当:福島 佳奈美 (執筆:2013年01月11日)

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