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FPからのアドバイス

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雑誌・新聞等で活躍中のファイナンシャルプランナーがローンやお金に関する様々な情報をご提供し、ローンの借り方や返し方などをアドバイスしていきます。

第469回
ボーナスまでの苦しい時期をムリなく乗り切る方法は? (2012年05月25日)

ゴールデンウィークにちょっと使いすぎてしまい、生活資金が足りなくなってきました。夏のボーナスが出るまで、どうやって乗り切ろうか考えています。やっぱりクレジットカードの「後リボ」でしょうか。(K.Oさん28歳 男性)
夏のボーナスが出るまであと1ヶ月ちょっとですね。キャッシュフローの見直しを徹底して乗り切りたいところですが、それでも足りない場合、クレジットカードの「後リボ」よりも、カードローンを検討してみてはいかがでしょうか。場合によっては、利息の負担が大きく軽減されます。

「お財布がピンチ」の今こそ賢い乗り切り方を考えたい

実は今の時期、お財布がピンチになる方が意外に多いのです。4月に入学や入社、引っ越しなどで生活が大きく変わり、大きな出費があった方も多いと思います。それに加えて、5月になって固定資産税や自動車税の支払、ゴールデンウィークで利用したクレジットカードの引き落としなどが重なり、「気がつけば意外と苦しい」状態になっていくのです。

気を引き締めて家計を見直し、節約を徹底する・・・ことで乗り切れる方はよいのですが、冠婚葬祭など急な出費の可能性を考えると、キャッシュフローには余裕を持っておきたいところ。予備資金が少ない方は、ボーナスまでの「つなぎ対策」として、まずはクレジットカード「一括払い」で利用した分について、「後リボ」に変更するという手があります。しかし、便利な反面、信用力の有無やカードのグレードに関わらず、一律実質年率10%~15%前後の手数料がかかります。

プラチナカード、ゴールドカードを所有するような信用力の高い人で「もうちょっと手数料を安くできないの?」と思う方は、一度カードローンを検討してみてはいかがでしょうか。一般的なカードローンは、限度額が大きくなると、その分金利が低くなります。もちろん担保や保証人は不要、審査で決められた範囲内なら繰り返し借り入れができます。いつでも返済できるので、「ちょっとの間だけ借りたい」という方に向いています。

【参考】 オリックス銀行カードローン の場合
  100万円未満コース 800万円コース
限度額 100万円未満 700万円超800万円以下
実質年率 12.0%~17.8% 3.0%~4.8%

※筆者調べ

カードローンのトレンドをチェック

「急いでいるのにわざわざ申込をするのは面倒だな」と思うかもしれませんが、最近のカードローンは、利便性やサービスが向上していますので、最近のトレンドをご紹介します。

  • ・「無利息期間」を使えるカードローンがある
    新規契約者である、指定日に借入残高がない、などの条件にあてはまれば、一定期間利息を無料にするカードローンがあります。住信SBI銀行のネットローン(プレミアコース)やシンキのノーローン、東京スター銀行のバンクフリーなどです。
    【参考リンク】
  • ・審査は当日中に回答
    イー・ローンの「カードローンを特徴から探す」→「審査スピード重視」で見ると、多くの金融機関が最短1秒から1日程度で回答しています。当日中に回答するのが今の主流です。
  • ・来店不要で当日中に借り入れ可能なカードローンがある
    審査結果や契約形態にもよりますが、申込当日中に指定口座への振込形式による借り入れができるものもあります。
【参考】来店不要で最短で当日中に契約、借り入れができる金融機関の一例
金融機関 当日中に契約、来店不要で借り入れする条件
オリックスVIPローンカード Web契約「即契」を利用
平日14時30分までに契約内容に関する同意手続きを完了
アコムのカードローン ネットで契約を完了後、借りる人の指定口座へ振込をする「振込キャッシング」を利用
平日14時までに必要書類を送り、アコム側で確認完了
SAIS◎Nのローン百選 『VIP』
(一般コース/20・30代限定コース)
平日12時までに申込、当日13時までに手続き完了の場合、 15時までに借りる人の指定口座に振込
初回振込50万円まで

※筆者調べ
※実際に利用する際はご自身で詳細をご確認ください。

カードローン利用時には支払うコストを意識しよう

カードローン利用時に支払う利息は借入残高と借りている日数で決まりますから、ボーナスが出たら忘れずに手続きし、コストを最小限にとどめましょう。例えば5月25日に20万円を実質年率3%で借り入れ、夏のボーナスが出て7月10日に全額返済した場合、単純計算すると利息は756円(20万円×3%×46日分÷365日、無利息サービスを使わなかった場合)です。これが利便性と引き換えにかかるコストと考えましょう。このコストを払ってでも借りたい金額はいくらなのか?よく考えて、「借り過ぎない、使いすぎない」ことを前提に利用したいですね。

会社員の多くの方は、毎月の収入はほぼ一定ですが、支出についてはイベント次第でどうしても変動するものですよね。ご相談者様のように一時的に苦しくなるということはよくあると思いますので、資金的にも気持ち的にもムリなく乗り切るための1つの方法として、カードローンの上手な利用方法について覚えておくと良いと思います。

担当:神田 理絵 (執筆:2012年05月18日)

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