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FPからのアドバイス

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雑誌・新聞等で活躍中のファイナンシャルプランナーがローンやお金に関する様々な情報をご提供し、ローンの借り方や返し方などをアドバイスしていきます。

第370回
夏のボーナスの有効活用方法は? (2010年06月11日)

今年の夏のボーナスは、少しですが増えて喜んでいます。せっかくのボーナスなので、貯蓄や投資などで有効に活用したいと思っているのですが、どのような使い方がいいでしょうか?(T・Sさん 35歳 会社員 男性)
そろそろ、サラリーマンにとっては年2回の嬉しいボーナス時期ですね。貯蓄や投資で「手元資金を増やす」のも有効活用のひとつですが、ローンの返済で「負債を減らす」のも検討してみましょう。住宅ローンを借入中のT・Sさんであれば、ボーナスの使い道として、住宅ローンの繰り上げ返済や、より有利な住宅ローンへの借り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

「お金を増やす」方法は貯蓄や投資だけじゃない!

日本経団連の調査によると、大手企業の夏のボーナスは2年振りに増加に転じたとのこと。リーマン・ショックの影響で過去最大の落ち込みとなった昨年に比べて、特に製造業の業績回復が寄与したようです。ただ、業種や企業によってバラつきがあるため、マイナスになった業種・企業もあります。皆さんの会社は、いかがでしょうか?

見直しをする際は、以下の項目について予め確認しておきましょう。

■今の借入金額はいくらか
■今の借入金利は年何パーセントか
■毎月の返済額はいくらか
■元本と利息の内訳はいくらか

繰り上げ返済のしやすさでローンを選ぶのも1つの考え方

では、繰り上げ返済が向く人、借り換えが向く人はどんな人でしょうか? それぞれ、どんな人が向いているのかを下記に箇条書きにしました。

■繰り上げ返済が向く人
・手元にまとまった余裕資金(ボーナスなど)がある
・早く返済を終わらせたい(例えば「お子様の大学進学前に完済したい」場合)
・支払利息を減らし、総返済額を減らしたい
■借り換えが向く人
・現在のローンの金利が高い
・現在のローンの金利が今後、上昇する(当初固定金利期間が終了する)
・毎月返済額を軽減したい

繰り上げ返済は、金融機関ごとにまとまった金額が必要(一般的には50万円や100万円程度)、手数料がかかる(一般的には1回あたり数万円程度)などのルールが異なります。まずは、自分が借りている金融機関のルールを確認し、それに従って繰り上げ返済をしてみるとよいでしょう。借り換えるなら、後の繰り上げ返済のしやすさでローンを選ぶのも1つの考え方です。
例えば、新生銀行、ソニー銀行、住信SBIネット銀行は、繰り上げ返済には手数料がかからないうえ、1円や1万円などの少額でも返済できるという、利便性の高い住宅ローンを扱っています。これなら、ボーナス時はもちろんのこと、毎月の家計に余裕があるときにプラスαの返済が可能となるので、とても柔軟です。
また、新生銀行とソニー銀行は、借入時の保証料は無料なので諸費用を抑えられます。新生銀行は条件を満たせば、借り換えでも最長35年返済が可能で、返済期間を長くすることにより、毎月の返済額を抑えることもできます。住信SBIネット銀行は、団信・8大疾病保障の保険料は銀行が負担してくれます。

住宅ローンは、新規借り入れや借り換えにおいても金利の比較は当然ですが、利便性も比較して決めるようにしましょう。これらの住宅ローンについてはネットで資料請求や申し込みもでき、わざわざ金融機関の窓口に足を運ぶ手間も省けて便利ですね。

今回は、ボーナスの有効活用方法として、ローンを減らして「負債を減らす」ということについてアドバイスさせていただきました。ちょっと意外で面白みに欠けるお話だったかもしれませんが、現実的で確実な方法の1つであると思います。ローンを返済し終えた後の「安心感」やある種の「爽快感」は、なかなか良いものですので、住宅に限らず、ローンを借入中の方は、この機会に、ぜひ一度お試しください。

担当:小川 千尋 (執筆:2010年06月03日)

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