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FPからのアドバイス

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第358回
総量規制が導入されても「おまとめローン」は利用できるの? (2010年03月19日)

今ある借り入れを1つにまとめられるローンがあると聞きました。どんなローンなのでしょうか? そして、そろそろ始まる総量規制で借りられなくなるのですか? (GYさん 33歳 会社員)
そもそも総量規制の対象外のおまとめローンや、総量規制の対象であっても例外と認められるローンは利用できます。

銀行のローンは総量規制の対象外

今の借り入れを1つにまとめられるローンは、「おまとめローン」です。「おまとめローン」とは、現在、借り入れているローンやキャッシングの残高をまとめて借り換えられるローンのことで、無担保と不動産を担保にするローンがあります(ただし、事業性ローン除く)。銀行やカード会社などで取り扱っています。

「総量規制」とは、2006年12月に成立した「改正貸金業法」の4つの目的(過剰貸付の抑制)のうちの1つで、2010年の6月から、いよいよ導入されます。総量規制については、主に下の2点をおさえておきましょう。

  • 1) 個人の貸付に関して、自社からの借入残高が50万円超となる貸付、または(他社借入を含む)総借入残高が100万円超となる貸付の場合には、貸金業者に年収等を証する資料の取得が義務づけられることになります。
  • 2) 貸金業者には、指定信用情報機関の信用情報を利用した返済能力調査も義務づけられ、調査の結果、総借入残高が年収の3分の1を超える貸付など、返済能力を超えた貸付が禁止されます。

総量規制の対象となるのは、貸金業法で規制される貸金業者(消費者金融業者、カード会社など)が行う「個人向けの貸付」です。ですから、そもそも貸金業法の対象外である銀行のローンは総量規制の対象にはなりません。つまり、銀行の「おまとめローン」は、総量規制とは関係なく利用できるということです。ただし、実際に借り入れできるかは銀行の判断によります。ちなみに、住宅ローンや自動車ローンなどは、総量規制から除外されています。

総量規制の対象でも例外となるローンもある

総量規制では、例外とされるローンがあります。それは、「個人顧客の利益の保護に支障を生じることがない契約」です。例外とされるローンは、総量規制の貸付残高には含まれますが、貸付残高が年収の3分の1を超えても、用件を満たせば借り入れができます。その主な用件は、「借り手に一方的に有利になる借り換え」で「毎月の返済額や返済総額が少なくなること」です。つまり、総量規制の対象の「おまとめローン」でも、低金利ローンに1本化するなどで借り手に一方的に有利な借り換えなら、例外として、貸付残高が年収の3分の1を超えても利用できるということです。

担当:小川 千尋 (執筆:2010年03月12日)

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