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FPからのアドバイス

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雑誌・新聞等で活躍中のファイナンシャルプランナーがローンやお金に関する様々な情報をご提供し、ローンの借り方や返し方などをアドバイスしていきます。

第351回
住宅ローンの返済に困ったときは・・・ (2010年01月29日)

とうとう昨年冬のボーナスがカットされ、今年も収入減となりそうです。子どもの教育費がピークでもあり、住宅ローンの返済が苦しくなってきました。どのような手を打てば良いでしょうか?(Hさん 47歳 会社員)
返済が滞る前に、まずは金融機関に相談しましょう! 返済期間を延長したり、元金据置で利息のみ支払うなど、月々の返済額を減らすことが可能な場合があります。ただし、返済を先延ばしにする分、返済総額が増えてしまいますので、将来の家計をシミュレーションするなどして計画的に行うことが大切です。

<対策1>現状の負担を軽くする方法がないか

「借りたものは返さなければ」と、消費者金融などからお金を借りて住宅ローンの返済に充ててしまう人がいます。しかし、住宅ローンの金利が年1~3%なのに対し、消費者金融の金利は年10%以上が一般的。高金利のローンを利用すると、目先のことは何とかなっても、ますます事態を悪化させ、取り返しのつかないことになってしまいます。

そこで、月々の返済が苦しくなってきたら、まずは借入先の金融機関に相談してみましょう。相談することをためらう人が多いようですが、事態が悪化してからでは選択肢も狭まりますので、早めに相談してください。

たとえば、住宅金融支援機構の【フラット35】を利用している人であれば、以下のような対処方法があります。ご自身の借入先の金融機関にどんな選択肢があるのか確認してみましょう。

<返済方法の変更メニュー(フラット35の場合)>
 収入が大幅に減って返済が苦しい 

・返済期間の延長(最長15年)
・返済期間の延長(最長15年)+元金支払を休止して利息のみ支払(最長3年)

 しばらくの間返済額を減らしたい 

・一定期間の返済額を減額し、その後、返済額を現状よりも増額する

 ボーナスの返済が負担になった 

・ボーナス返済月の変更
・毎月の返済額とボーナス月の返済額の内訳変更
・ボーナス返済の取り止め

<対策2>借り換えで負担を減らせないか

高めの金利で借りている人であれば、借り換えを検討してみても良いでしょう。現状よりも金利が低くなることで、月々の返済額を減らすことができます。

また、金利が変わらなくても返済期間を延長することができれば、月々の返済額を減らすことが可能です。ただし、借り換えの場合、現状のローンの残存年数を限度にしている金融機関が一般的で、返済期間を延長できる金融機関は限られています。

返済期間を延長できる住宅ローンのひとつが 新生銀行の「パワースマート住宅ローン」です。年齢など所定の条件を満たすことで、返済期間を延長することができます。また、上記でもご説明した住宅金融支援機構の「フラット35」も返済期間を延長できますので、ほかにも対象となる住宅ローンがないか調べてみましょう。

借り換えの手順については、「住宅ローンガイド(借り換えの場合)」を参考にしてください。

将来の家計をシミュレーションし、慎重に検討を!

このように月々の返済が負担になってきたときの対処方法はいくつかあります。事態が悪化してからでは遅いので、早めに行動することがポイントです。

ただし、ここで気をつけたいのが、目先のことだけにとらわれないということ。返済期間の延長や元金を据え置いて利息のみ返済するといった場合、目先の返済額が減るため一時的に家計は楽になります。しかし、結果的に返済の負担を将来に回していることになりますので、返済総額は増えてしまうことを認識しておきましょう。

そのため、現状の家計だけを確認するのではなく、将来の家計がどうなるのかもシミュレーションしたうえで、将来にわたって無理のない返済なのかを確認することが大切です。

相談者Hさんの場合であれば、教育費のピークを超えて家計に余裕ができてきたら返済額を増やすなどして、将来の負担を少しでも軽くすることが大切です。

返済で困ったときには一人で悩まずに、まずは金融機関に相談してみてください!

担当:中森 順子 (執筆:2010年01月22日)

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