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FPからのアドバイス

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雑誌・新聞等で活躍中のファイナンシャルプランナーがローンやお金に関する様々な情報をご提供し、ローンの借り方や返し方などをアドバイスしていきます。

第313回
リフォームローンで我が家を再び快適に (2009年04月30日)

住宅を購入して十数年経ち、外壁などに傷みも見えはじめたのでリフォームを考えています。ただ、まだ住宅ローンも残っており、自己資金はあまり準備できていません。リフォームに使えるローンには、どんなものがあるのでしょうか。(福岡県 T)
リフォームローンも、トータルにかかる費用や手間を比較して選びましょう。

せっかく手に入れたマイホームを快適に保つにはメンテナンスが大切ですよね。子どもが成長して間取りが合わなくなったり、高齢になってバリアフリー化する必要が出てきたりと、家族の生活の仕方が変わって必要になるリフォームもあります。国土交通省の調査によるとリフォーム費用の平均は277.9万円(平成19年度住宅動向市場調査)。そのうち209.7万円が自己資金、残りの68.3万円はローンなどでまかなわれているそうです。住宅ローンも残っている時期のリフォームは資金的にも大変ですが、リフォームローンもいろいろな種類があるので、無理なく返済できるローンを選んで乗り切りましょう。

リフォームローンと担保の有無

リフォームローンには、融資物件を担保とする有担保ローンと、担保は不要の無担保ローンがあります。
 有担保ローンのメリットとしては金利が低く、借入可能額も大きいことが挙げられます。デメリットは、審査や手続きに時間とお金がかかることです。揃える書類も多く、保証料や事務手数料、抵当権設定費用などの諸費用もローンの利息のほかにかかってきます。もちろん、返済が滞ってしまったら担保である住宅を手放すことになる可能性もあります。
 一方、無担保ローンの場合は、有担保ローンよりも金利は高めで、借入可能額も小さくなります。ただし、担保設定の手続きなどがないので審査期間は短く、利息以外の手数料はかからないローンもあります(保証料などが別途必要な場合もあります)。

したがって、借入額が少ない場合は、多少金利が高くても手数料負担の少ない無担保ローンのほうが有担保ローンよりも有利な場合もあります。逆に大規模なリフォームを行うために多額の借入が必要な場合などは、諸費用を負担しても金利の低い有担保ローンを利用したほうが有利になる場合も多いでしょう。

公的ローンと民間ローン

リフォームローンを金融機関別にみると、大きくは、公的ローンと民間ローンに分けられます。
 公的なローンでは、財形住宅融資がリフォームにも利用できます。利用条件は住宅購入の場合と同様で、財形貯蓄を1年以上行っていることなどの利用条件があり、5年固定金利の有担保ローンです。住宅金融支援機構の「リフォーム融資」は、利用者や利用目的が限定されており、高齢者向け返済特例制度を利用してバリアフリー工事行う方または耐震改修工事を行う方が利用できる有担保ローンです。

民間のローンでは、銀行・信金やローン専門会社、保険会社などの金融機関が有担保無担保の「リフォームローン」を扱っています。銀行・信金のリフォームローンの場合は、すでにその銀行・信金で住宅ローンを借りていたり、給与振込に利用しているなどの取引実績があったりすれば、金利面などで優遇されるケースが多いようです。また、民間のローンの場合は、ネット上で申し込み可能なもの、書類などは郵送でやり取りすることで来店も不要で借りられるリフォームローンもあります。

金利と手数料

リフォームローンを選ぶときも、やはり金利は大きなポイントです。現在は変動金利のローンのほうが低金利ですが、返済期間が長くなる場合は、今後の金利上昇の可能性を考えると固定金利のほうが安心です。借入金額が少なく返済期間を短く組めるならば、変動金利を選んでもリスクは少ないでしょう。また、なるべく早く返したいと思っているならば、繰上返済や一括返済ができるのか、手数料はどれくらいかかるのかも、前もってチェックしておきたいポイントになります。

そのほか、ローン商品によって融資条件や手数料は異なるのできちんとチェックしておきましょう。たとえば、保証料は支払利息に込みになっているローンもあれば、別途必要となるローンもあります。イーローンのローン一覧にある「実質年率」は支払利息とそれ以外の全ての支払い(手数料や印紙代など)の合計額を年率で換算したものなので、ローンのコストは実質年率で比較検討しましょう。

無理のない返済計画を

相談者の場合のように、住宅ローンがまだ残っており、さらにリフォームローンを組むという場合は、特に慎重に「無理なく返せるか」を考えてローンを組む必要があります。どんなリフォームをするかによって必要な費用は変わってくるので、まずは、リフォーム計画を立て、リフォームローンの情報も集めて資金計画も練りましょう。無理な借り入れをしなければ成り立たないリフォーム計画であれば、リフォーム計画は優先順位の高いものにとどめるなどの見直しが必要になるでしょう。家計もご自宅も快適になるリフォーム計画にしたいですね。

担当:大林 香世 (執筆:2009年04月23日)

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