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FPからのアドバイス

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第223回
金利優遇のあるビジネスローン (2007年07月19日)

中小企業を経営していて、事業資金の借り入れを考えています。無担保でできるだけ低金利で借り入れしたいのですが、ビジネスローンにも金利優遇などがあるでしょうか。
会社の会計の制度や利用歴によって、金利優遇のあるローンもあります。

ビジネスローンの審査の際には、「決算書」が重要な位置を占めます。金融機関としては返済可能かどうか(倒産リスクが少なく、健全で安定した経営を行っているか)を、決算書などの資料で審査するので、「決算書」がそもそも信用できる確実なものであるかは重要なポイント。そこで、決算書の信用度が高いと判断される制度を導入していれば、優遇されるというローンも登場してきています。

会計参与制度導入で金利優遇

オリックス・クレジットの「ORIX CLUBビジネスローン」は、通常は実質年率5.2%~12.1%(平成19年9月30日まで)ですが、「会計参与制度※1導入または書面添付制度※2実践」の場合、金利が1%優遇されます。いずれも、税理士や公認会計士などの会計の専門家が関与してつくられた決算書等であることがわかる制度で、書類の信用度が高い分、金利が優遇されるのです

※1 会計参与制度・・・平成18年5月の新会社法施行により導入された制度。株主総会で選任された会計参与が取締役・執行役と共同で決算書を作成する。会計参与には、税理士や公認会計士(法人含む)といった会計の専門家しかなれないので、会社が作成する決算書などの信用度が高まる。

※2 書面添付制度・・・税理士法により定められた制度。税務署へ確定申告書を提出する際、その申告書の作成等に関し、税理士が計算し、整理し若しくは相談に応じた事項又は審査した事項を記載した書面を添付する。この書面が申告書に添付されている場合には、税務調査の事前通知前又は更正を行う前に、税理士に対して意見を述べる機会を与えることとされている。

取引履歴で金利優遇

さらに、このORIX CLUBビジネスローンは、「ORIX CLUBビジネスローン利用経験がある」「お申し込み時にORIX CLUBカード会員で過去1ヶ月以内に返済履歴がある」という条件を満たせば、それぞれさらに0.5%の金利優遇が受けられます。過去に同じ会社のローンをきちんと利用・返済できていれば、それだけ信用度が高いと判断されるのでしょう。
なお、「ORIX CLUBカード」は、オリックス・クレジットの「事業資金にも、プライベートにも利用可能枠内であれば出し入れ自由のカードローン」です。借入可能額は最高500万円とビジネスローンに比べると少ないですが、審査回答期間は即日で、利用使途も自由で利便性が高いため、急に資金が必要になった場合などは、こちらのほうが便利かもしれません。こちらのカードローンは、業歴1年以上であれば、個人の事業経営者でも申し込み可能です。

会計参与制度導入企業に対しては、金利優遇や保証人不要などの優遇措置をとる銀行等の金融機関も増えているようです。新しい制度も利用して決算の信用度を高めておくことは、今後ビジネス上のメリットも増してきそうですね。

担当:大林 香世 (執筆:2007年06月22日)

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