じゅうたくろーんとくそく

住宅ローン特則

住宅ローン特則(住宅資金貸付債権に関する特則)とは、民事再生法に定める個人債務者のための特則のひとつで、住宅ローンを抱えて経済的に破綻に瀕した個人債務者がマイホームを手放すことなく、その経済的再生を図るための手続きをいいます。住宅ローンの支払方法の変更を認めるもので、住宅ローンの残金は減額されるわけではありません。住宅ローン特則を使うと、残金全額の一括請求を待ってもらったり、完済までの期限を延ばして毎月の支払金額を少なくしてもらったりすることができます。