第86回

バイクローンで叶った私のハーレー。30代最後にデビューしました。

埼玉県にお住まいの抹茶さんは、バイクローンを使ってハーレーのスポーツスターを購入。思いきって大型二輪免許を取得してから、休日がとても充実しているそうです。

オーナーさんデータ
埼玉県 抹茶さん(仮名)
家族構成:
抹茶さん(43歳・会社員)・妻(45歳・パート)・長男(12歳)・長女(8歳)
購入時の世帯年収:
500~600万円
購入したバイク:
ハーレーダビッドソン「スポーツスター XL883N アイアン」
購入価格:
200万円(オプション等含む)
利用ローン:
ジャックス 「H-Dローン」
ローン借入金額:
約140万円
金利タイプ:
固定金利型
金利:
2.9%(2017年2月実行)
借入期間:
10年
毎月の返済額:
約1.3万円

30代最後の年に、新しい趣味を始めようと考えたという抹茶さん。未経験でしたが、思いきって普通二輪、大型二輪の免許を取得したそうです。
抹茶
不動産業の仕事に就いているため、土日は仕事で平日休みという生活を送っています。子どもが小さいうちは問題なかったのですが、幼稚園や小学校に通い始めると、妻もパートに出るように。私が休みの日は、家に誰もいないという状況になりました。すると特にやることもなく、ボーッとしているうちにせっかくの休日が終わってしまいます。
40歳目前にしてこれはよくないと思い、何か新しいことを始めようと考えました。これまで携わったことのないジャンルで、ひとりでも楽しめるものはないかと探した結果、思いついたのがバイクの購入です。学生の頃からずっと興味があり、いつか免許を取りたかったのですが、縁がありませんでした。
ただ、教習所に通うにしても、当時の私は知識もまったくなく、MTバイクはどちらがシフトでどちらがブレーキなのかもよくわからないくらいの超初心者です。こんな状態でこの歳から始めて大丈夫かな? と不安はありました。でも、挑戦しようと決めたらワクワクし、まだ免許を取ってさえいないのに、バイク雑誌を眺めて、どれを買おうかあれこれと考えていました(笑)。
最初は普通二輪だけのつもりでしたが、教習所の教官に「普通二輪に乗っていると大型に乗りたくなりますよ」と誘われるうちに、だんだん大型二輪にも興味がわいてきました。結局、普通自動二輪免許を取得したその帰り道に教習所へ寄り、大型自動二輪の教習申込みをしました。
バイクを購入しようとお店を回っているときに出会ったのが、ハーレーダビッドソンの「スポーツスターXL883N アイアン」。一目ぼれしたそうです。
抹茶
探し始めた当初、外車であるハーレーはハードルが高いと感じていました。そのため、候補に挙げてさえいなかったのですが、なんとなく入ったディーラーで試乗させてもらったところ、すっかり虜に。丸目一灯の見た目やブルブル震えるエンジンの鼓動感、重さはあるものの程よいサイズ感、楽な姿勢で乗れる乗車ポジションなど、他にはない魅力がたくさんありました。
タンクの色は2017年モデルから追加されたレッドアイアンデニム

タンクの色は2017年モデルから追加されたレッドアイアンデニム

とはいえ、その場では決めず他もいろいろと見て回りました。即決しなかったのは、ハーレーは壊れやすいという話を聞いていたからです。安心感と安全性をとったら国産車では? という気持ちが捨てきれませんでした。
けれど、他車種を試乗しても、ハーレーのことばかり頭に浮かびます。やっぱりあれだけの高揚感を抱けるのは他にはないなと思いました。最初の車検までは保証が付いているとディーラーで聞き、最終的には一目ぼれしたものに決めました。
ハーレーの新車は箱に入って届きます。お店にハーレーが届けられた日、箱開けを見にいきました。取り出されたピカピカの新車を見ていると、このカッコいいバイクが自分のものなんだ、と本当に嬉しくて、ハーレーに決めてよかったなと感じました。
直感を信じて購入した愛車は、見ているだけでほれぼれするような魅力にあふれているとのことです。
抹茶
第一印象でぐっときたとおり、今のバイクは見た目も乗り心地もお気に入りです。
芦ノ湖スカイラインの三国峠で絶景を楽しむ

芦ノ湖スカイラインの三国峠で絶景を楽しむ

乗り始めた頃はいろいろとオプションを付けてみました。今は外したり交換したりしたものが結構あります。そのなかでよかったのは、エンジンガードです。今は外してしまったのですが、立ちゴケしたときにある程度車体を守ってくれたので、初心者のうちはとくに安心感がありました。
ハーレーに乗るようになり、新しい世界がぐんと広がったという抹茶さん。30代最後の年の挑戦は、大成功でした。
抹茶
バイクに乗るようになって一番大きかったのは、やはり休日が充実したことです。時間のあるときに次はバイクでどこに行こうかあれこれ調べているだけで楽しいですね。
飯能市の国道299号線を走った際に、流しで撮影している方に撮ってもらった

飯能市の国道299号線を走った際に、流しで撮影している方に撮ってもらった

平日休みなので、ツーリングにはひとりで近場に行くことが多いのですが、どこに行くかもいつ帰るかも全部好きなように決められる気楽さが魅力です。自分だけの時間が存分に堪能でき、リフレッシュできます。
ビーナスラインでの一枚。ハーレーのおかげで、行動範囲も交友範囲も広がったそう

ビーナスラインでの一枚。ハーレーのおかげで、行動範囲も交友範囲も広がったそう

自由気ままなひとりのツーリングも大好きですが、会社の同僚や、SNSで知り合った平日休みのハーレー乗りと一緒に行くこともあります。まさかこの歳で新しい友人や知人が増えると思ってもいなかったので、とても新鮮です。同じ趣味を持っている仲間なので、ハーレーの魅力を存分に語り合ったり、一緒に食事をしたりしているとあっという間に時間が過ぎ、免許を取る前とはまったく違う休日を過ごしています。
ローン借入額は140万円。ローンはジャックスの「HDローン」を選びました。
抹茶
ディーラーで扱っていた、ハーレーダビッドソン用のオートローンです。金利が2.9%と低かったことに加えて、返済期間が最長で150回払いと長期にできることに魅力を感じ、このローンに決めました。私が選んだのは120回払い。おかげで、月々の支払いが1.3万円程度で済んでいます。
結びに、抹茶さんのように、ハーレーを購入したいと考えている方へのアドバイスを伺いました。
抹茶
ハーレーというと敷居の高いバイクというイメージがあるかもしれません。実際、私もバイク選びをしているときは「初心者だとハーレーは乗りこなせないかもしれない」と感じていました。でも、試乗するだけで虜になるくらいの魅力があります。
価格面でも、国産車とあまり変わらないタイプもあり、ローンも、タイミングによっては金利がお得になるキャンペーンを実施しています。そのため、高価なイメージの割に、意外と購入しやすいのではないかと思います。
もし興味があるようでしたら、ぜひ一度乗ってみてください。きっと充実したバイク生活を楽しめると思います。
ライターからのコメント。

抹茶さんのお話からは、愛車とともに充実した休日を送っているのが伝わってきました。新しい趣味に挑戦すると、ぐっと世界が広がるのですね。年齢に関係なく、興味のあることには積極的に挑戦するのは大切だと思いました。
抹茶さんもおっしゃっているように、返済期間の選択に幅があれば、無理のない返済額に調整することができます。バイク購入に利用できるローンにはハーレーのようなディーラーローン以外にも、銀行や信用金庫などの金融機関が提供するマイカーローンがあります。様々な商品を比較することで、より自分に最適な商品を見つけられるでしょう。

※今回ご協力いただいた抹茶さんのブログ「ゼロから始めた大型自動二輪(スポーツスター XL883N アイアン)」のURLは http://www.redirondenim2017.com/

ライター紹介

齋田 多恵 の写真

齋田 多恵 (さいだ たえ)

東京生まれ。成蹊大学文学部日本文学科卒業。
法律事務所で社会人生活をスタートした後、女性向けエンタメ系サイトのライター兼ディレクター、モバイルゲームの運営、女性向けモバイルゲームのシナリオディレクター、シナリオライターを経験。
妊娠、出産を機に2016年からフリーライターとして活動開始。

企画/カデナクリエイト、編集/イー・ローン